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硫黄山 火口周辺警報解除.|火山ガスで新たに規制区域 

Posted morimori / 2016.03.29 Tuesday / 17:55


今年2月28日より、えびの高原硫黄山に出ていた、火口周辺警報(噴火警戒レベル2に相当)は、3月29日10:00に解除されました。

ノカイドウミヤマキリシマなど花や登山・トレッキングに良いシーズンを前に、何よりです。

1Km規制前の規制に加え、新たに火山ガスに対する規制区域追加、

宮崎県が25〜27日に行った硫黄山周辺のガス濃度測定結果(速報値)において、火口周辺以外にも高濃度の硫化水素が観測された場所があり、硫黄山を経由し韓国岳へ向かう登山道を規制。韓国岳登山道へつながる登山道を別に新たに整備。(この県道から「新規にロープなどを張って整備したバイパス登山道」(約90m)で韓国岳登山道へ行けます。)
2月の同警報発表前に設置されていた立ち入り禁止区域を、従来の硫黄山火口周辺の南北約400メートル、東西約350メートル範囲のほかに、県道1号沿いなど3カ所追加
登山口付近の県道の一部区間(約200m)を走る車は速やかに通行するよう、徒歩での立ち入りは避けるよう呼び掛ける。

以下の図は、今回の規制図です。(えびの市サイト内ページより)

えびの高原 硫黄山 登山道 規制図
〜 規制図は3/29えびの市サイトより 〜


細かいことですが・・
規制 登山道部拡大
薄緑色の点線が、今回整備した韓国岳登山道へつながる登山道(約90m)だと思いますが、規制中の登山道(赤色)につながっているように見えます。 
この接続部分を除くように書き換えた方が良いのではないでしょうか。

(参考引用)翌日(3/30)宮崎日日新聞関連記事にある規制図では、現状に沿って?、両方の接続点部分は規制から除いてある図でした。
宮崎日日新聞 3/30紙面より


下記の県道周辺の写真は、上記を入れた、おおよそのイメージです。
規制図の実写イメージ


2月の県の測定でも硫化水素ガスの濃度の高かった、硫黄山下 登山口の駐車帯は駐車禁止になっています。

規制外の登山道付近、県道付近に有毒ガスをリアルタイムで測定、基準値を超えるといつでも警報が出せるようなものを設置した方が良いと思うのですが、口で言うのは簡単、難しいのでしょうかね?

「硫黄山を迂回する韓国岳登山道整備」は私も以前、ブログに書きましたが、長い目でみれば、1Km規制は2回目、二度あることは三度・・、先々のことを考えれば、1Km圏外で韓国岳登山道へつながる登山道の可能性も検討しておく必要がありそうな気がします。

関連リンク

 火山ガス測定データーPDF(宮崎県サイト内)
 火山ガス事故防止のために
  └ 有毒な火山ガスから身を守るやめの手引き(環境庁自然保護局)
 宮崎県サイト内 防災 霧島山関連

全部を把握するのに、県のこのページから全てのPDFを開いてみる必要が・・
ぱっと、見てわかるようなダイジェスト版ページも必要かも知れませんね。





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