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「NAVERまとめ」(LINE運営)の著作権侵害問題

Posted morimori / 2017.01.03 Tuesday / 23:12


DeNAの件で、著作権を無視した転載まとめサイトの問題がネットでも話題になっておりますが、ようやくLINEの運営する「NAVERまとめ」も無断転載の対応で少し改善しつつあります。

 以前書いた関連記事

LINE(ライン)は12月28日、自社が運営する「NAVER(ネイバー)まとめ」で使われた画像、文章などに、著作権侵害の申告があった場合、非表示とし、権利者が訴えた侵害が事実と確認されれば、まとめ作成者の情報を本人の同意がなくとも開示するようにしたとのこと。

キュレーターの情報開示は、一次権利者からの、使用料請求・損害賠償などに対してのことかと思われますが・・・トカゲの尻尾切みたいで、なんだかなぁーと。

「NAVERまとめ」に関する昨今の報道を受けての当社見解について
LINE株式会社 発表
https://linecorp.com/ja/pr/news/ja/2016/1619
2016.12.28 より一部引用


4-1.「みなし非表示対応」の導入

2016年12月8日以降の申告分より、上記の課題に対する新たな改善策の1つとして、権利者より著作権侵害のご申告をいただいた時点で当該「まとめ」で侵害の可能性があると“みなし”て先に非表示処理を行い、その後、当該「まとめ」の作成者に許諾の有無などの正当性を証明いただき、妥当であると判断される場合のみ、表示を再開する「みなし非表示対応」を開始いたしました。事後対応という点ではまだ課題が残りますが、権利侵害の事実確認について、権利者側の負担を軽減し、作成者側の負担とする対策です。


4-2. 情報開示請求についての改善

「NAVERまとめ」では、著作権侵害での使用料/賠償の請求目的などで発信者の情報開示請求をいただいた場合、プロバイダ責任制限法および同法ガイドラインの定めに沿い、発信者本人に情報開示に同意するかどうかの意見照会を行っております。これは、著作権者の権利を守ることと同様、発信者のプライバシーを保護し個人情報を適切に管理することも我々の責務であり、情報を開示するためには、発信者本人の同意を得ることが原則とされているためです。

また、発信者本人の同意が得られなかった場合においても、2016年12月20日より、請求者の本人確認に加えて、請求者が著作権者であることや著作権の侵害が事実であること、発信者による著作物の利用を正当化する事実がないことが確認された場合は、情報の開示を行うよう運用を改善しております。



数年前は、著作権侵害を報告すれば、翌日には削除されておりましたので、当時は「みなし非表示対応」は行っていたと思います。

その後、去年、著作権侵害を申請した際は、盗用されたページに"「NAVERまとめ」への使用を禁ず"みたいなことを記載の上、再申請してほしいみたいな返事が来ておりました。
盗用された上に、時間割いて、自分のページに「NAVERまとめの宣伝」ともとられるような、対応を一次コンテンツ著作者に強いる、LINEという会社に不信感を抱いておりました。

今回の対応がどれだけ有効に働くのか、注視したいと思いますが、対処以前に、まずは、まとめるユーザーへの、教育徹底が必要なのではないでしょうか?

あとは、もし無断転載が発覚した場合には、過去にさかのぼっての収益凍結などのペナルティーを課すなど、「東証一部上場企業」としてコンプライアンス重視の毅然とした態度・姿勢を示すことも重要ではないでしょうか?

NAVERまとめは写真の著作権侵害が多く、都度申請するのは、非効率。
当サイト内、管理ドメイン単位ですべて削除してもらうよう、NAVERに要請メールを送ってみました。

NAVERからのメール

【 1/4/21時 追記 】
NAVERと同時に、著作権侵害の件でメールした、ギャザリー(リクルート運営)より返事が来た。
ギャザリー メール

【 1/6 追記 】
NAVERからの返事。

NAVER回答文
〜 NAVER回答文 〜

上記よりテキスト抜粋
また、2014年の8月にお客さまより著作権侵害のご指摘を頂戴した際、
今回ご連絡いただいたお客さまのサイトURLの画像を
NAVERまとめに追加できないようにする対策を間違いなく実施しており、
現在もその対策は有効でございます。

しかしながら、今回ご指摘を頂戴したまとめの画像につきましては、お客さまサイトからの引用ではなく、直接アップロードされておりました。
お客さまのサイトから一度画像をダウンロードし、その後まとめにアップロードしたものと考えられます。

画像を直接アップロードする画面には、著作権等の権利を侵害した場合、弊社利用規約や関連法規によって処罰を受けることがあると警告の文言を表示しておりますが、今回の無断転載を防ぐことができず、お客さまには何度もご連絡いただくお手間をかけてしまうこととなり、大変心苦しく思っております。本当に申し訳ありません。


2014年の8月に、当サイトURLの画像を使用できなくする対応は行っているようですが、画像をDLしてアップされるケースにおいては眼が届かず、キュレーターの意識によるという感じでしょうか。
地道に報告するしかないのでしょうかね。

【 2017/1/28 追記 】
 アサヒカメラ2月号に、写真盗用損害賠償&削除要請マニュアル掲載
 
 


 


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