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高鍋神楽 伊勢神宮で奉納

Posted morimori / 2017.07.11 Tuesday / 23:17


高鍋神楽は、宮崎県児湯郡の都農町、川南町、高鍋町、木城町、新富町の東児湯5町の神社で奉納される(都農神楽、比木神楽、三納代神楽)の総称で、県指定無形民俗文化財に指定されている。

大正6年(1917年)には、「伊勢神宮奉納神楽に栄誉ある参加をした」と伝わることから、継承する高鍋神楽保存会が100周年記念事業として計画、先日(7月2日)、高鍋、木城、都農、川南町の伶人(れいじん)13名が、伊勢神宮参集殿にて高鍋神楽33番のうち、一番神楽、大神舞、鬼神舞、将軍舞、振揚げ舞、開聞(びゃくかい)神楽、開閉鬼神、手刀雄の舞、戸開雄の舞、神送り神楽の10番奉納したとのことです。

高鍋神楽(六社連合大神事)



宮崎日日新聞に、3回に分け取材記が掲載されており、興味深く読みました。

中でも、"「神楽が見せ物になってはいけない」という教えは、比木神社の神主で2年前に亡くなった神楽の師匠・橋口定己さんが後輩達に伝えてきたことでもある。" という一節が印象に残っりました。
"見せ物"は、ショー的なものと想像しました。それには同感ですが、その地域だけにとどまることなく、神楽という神事・伝統・文化をもっと広く世間一般に知ってもらい、興味を抱き足を運んでもらうことは、伶人(舞い手)関係者の志気向上、延いては神楽の継承の上でも、重要なことではないかと私は思います。

今回、奉納行事を行った参集殿は参拝者の休憩所。
舞台前には臨時席も設けられ、200人ほどが入る空間は常に人でいっばいになっていた。とのこと。

高鍋神楽(六社連合大神事)
〜 一般見学者の三脚の使用は後ろの迷惑にならないよう 〜


※ 今回掲載したイメージは、高鍋神楽(六社連合大神事)での一コマです。

関連ページ
 宮崎の神楽

宮崎の神楽本の紹介です。

地元の「鉱脈社」発行、「みやざきの神楽ガイド」/ みやざきの神楽魅力発信委員会編 のご紹介

定価 \1,500円(税別)

宮崎の神楽を世界遺産へ 〜宮崎の神楽ガイド決定版〜
神楽の歴史から、宮崎の神楽の特色 宮崎の神楽の舞台と演目、その周辺まで
的確な解説と豊富な写真・図版で案内。

kagura_book.jpg
写真撮る際、影があったようで、手前がシミみたいに見えちゃってます。ご勘弁を(^^;)


本の記載内容(項目)は、関連記事を参照願います。

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