日々ブログ MORIMORI @宮崎

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えびの高原「えびのエコミュージアムセンター補強改修工事」完了

Posted morimori / 2016.03.15 Tuesday / 23:58


【追記】過日作成した、写真ページも併せてごらんください。 
  えびのエコミュージアムセンター


えびの高原「えびのエコミュージアムセンター」
〜 補強工事中(雪が積もった1月に撮影) 〜

硫黄山火山活動に対する避難場所の確保は急務でしたが、この程、えびの高原「えびのエコミュージアムセンター」において、昨年10月5日から環境省九州地方環境事務所より行われていた建物補強工事が当初予定通り、完了したようです。総事業費は約1億円。17日(木)より通常通り利用できるようになるとか。

えびの高原「えびのエコミュージアムセンター」
〜 えびの高原「えびのエコミュージアムセンター」完成予想図 〜

建築面積:679.20屐延床面積:858.01
構造:木造2階建て(一部鉄筋コンクリート造地下1階)

えびのエコミュージアムセンターの主な補強等対策内容

  • 屋根の噴石に対する強度を高めるため、「高性能繊維」を挿入した金属屋根のカバー工法による二重屋根化
     ※「高性能繊維」とは、防弾チョッキの素材となっている「アラミド繊維」で作成した布で、今夏に内閣府等の実験で噴石に対する強度性能が確認されています
  • レクチャールームを緊急避難室とし、窓外に面格子補強、室内の天井落下防止補強、防災用「物入」の整備
  • 地下階への屋内避難用タラップの設置(現在地下階への移動手段は事務室側屋外階段のみのため)
  • 硫黄山側妻面に面格子補強、展望窓に外付けブラインドの設置
  • 硫黄山側玄関自動ドア前に防護用面格子壁の設置
  • 全ての外部ガラス面に高性能飛散防止フィルムを施工
  • 外部に緊急避難用四阿(あずまや)の設置(通常休憩所として利用)


 → 参照

2011年の新燃岳クラスのマグマ噴火があると、本格的なコンクリートのシェルターでないと対応できないでしょうが・・・、現在、硫黄山で想定される水蒸気噴火に伴い噴出した噴石(こぶし大10cmくらい?)や空振には耐えうる設計構造に改修したのだろうと思われます。



火山噴石対策用にアミラド繊維を使用

以下は、「東レ」のサイトリンク 及び 参考資料
火山噴石による建物被害を防ぐ屋根補強用デュポン ケブラー製織物の発売について

一部引用
山小屋の屋根に見立てた材料(供試体)を設置し、噴石に見立てた飛翔体を衝突させて破損状況を検証したところ、従来の屋根材にケブラー®製織物を挟み込んだ場合、飛翔体が供試体を貫通せず、補強材として一定の効果があることが確認されました。

資料

今回「えびのエコミュージアムセンター」で使用したのは「帝人」製のアミラド繊維(「トワロン」と「テクノーラ」を活用した織物)のようです。

 → 火山噴石対策用のアラミド繊維織物を開発(帝人サイト内ページ)
施工時の写真
このプレスリリースの「施工時の写真」は、形状からすると「えびのエコミュージアムセンター」かと思われます。

えびのエコミュージアムセンター建屋に設置されているネットワークカメラの映像から判断すると、足場等は、3月2日頃には撤去されたようです。

硫黄山の火山活動・・このまま収まってほしいものです。

えびの高原のノカイドウ
〜 ノカイドウ 〜

5月になれば、えびの高原にはノカイドウが咲き、そしてミヤマキリシマと・・花やトレッキングにもいい季節、2月28日の1Km規制後、火山性地震はおさまっているようです。GW前までに1Km規制が解除されると良いのですが。


【追記3/29】3月29日えびの高原 硫黄山の火口周辺警報が解除になり、「活火山であることに留意」に引き下げられました。
 関連記事 → 3月29日 硫黄山の火口周辺警報が解除
 



 
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