日々ブログ MORIMORI @宮崎県

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新燃岳 火山活動活発、3/30火山性微動も発生 噴火警戒レベル3(入山規制)に - 2011年からの時系列

Posted morimori / 2025.03.30 Sunday / 11:52


噴火警戒レベル3(入山規制)
火口から概ね2kmを越え4kmまで大きな噴石の飛散や火砕流、溶岩流がり流下するような噴火が予想されます。

新燃岳噴火警戒レベル3マップ

  • 【4/25追記】 火山性地震、4月24日は436回観測。25日 441回
    一方で、火山性微動などは確認されておらず、専門家は「急な大きな噴火には到らない」と分析しています。
    GW 何も無ければ良いのですが・・・


  • 4月14日 01時58分に継続時間の短い「火山性微動」発生。
    「火山性微動」が発生したのは、2025年3月30日以来。

  • 【4/5-4/8追記】火山性地震は激減、3/31(4回)、4/1(0回)、4/2(0回)、4/3(1回)と推移しておりましたが、その後、4/4(61回) 4/5(119回)、4/6(256回)、4/7(187回)、4/8(200回) 再び増たのが気になるところです。

    火山性地震 日別回数表 火山観測データー

  • 【4/2追記】2025年4月2日(水)午前11時、新燃岳では、さらなる火山活動の活発化は認められないことから、警戒が必要な範囲が概ね4kmから概ね3kmに縮小されました。
    これに伴い、道路や登山道が立入規制が一部解除されます。
    なお、噴火警戒レベル3(入山規制)は継続されます。
    霧島山(新燃岳)の警戒範囲縮小について

    えびの高原では4月13日に山開きを控えているようです。
    今回の(4Km→3Km)規制の変更に伴ない、大浪池〜韓国岳などの登山道や鹿児島側の県道も通行できるようになりました。

  • 【4/1追記】鹿児島地方気象台は3月31日、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げた霧島連山・新燃岳の解説情報を発表した。火山性地震は午後4時までに4回と急減し、火山性微動も観測されなかった。
    人工衛星を使った観測では、昨年11月ごろから地下の膨張を示すと考えられる動きが続いており、気象台は、新燃岳の火山活動は高まった状態としている。
    福岡管区気象台は「火山はいったん活動が静かになったように見えても急に活発になることがある」として噴火警戒レベル3を継続し、火口からおおむね4キロの範囲では大きな噴石などに警戒するよう呼びかけている。
     / 追記 おわり


2025年3月31日 記
新燃岳の火山活動が活発になって来ているようです。

2025年3月30日、新燃岳の噴火警戒レベルも「レベル3」にあがりました。噴火警戒レベルが「レベル3」になるのは2018年6月以来、約7年ぶりです。
鹿児島気象台によると
新燃岳では、3月28日 2時頃 火口直下を震源とする火山性地震が増加しているなかで、30日2時頃から新燃岳近傍の傾斜計で山体の膨張を示す地殻変動も観測しています。
さらに、30日2時56分には、継続時間10分程度の火山性微動お発生。
火山活動が高まっていることから、本日(30 日)03 時 53 分に火口周辺警報を発表し、噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げました。

4Kの他立入規制、は 2011年のマグマ噴火以来、久々のことです。

これを受け、政府は3月30日、新燃岳の火山活動に関し、首相官邸危機管理センターに情報連絡室を設置した。とのこと。

火山性地震が一時的に、豪華することはこれまで何度もありましたが、火山性微動が発表されるのは久々です。
(30日 22:00までに 火山性地震106回・火山性微動3回

4km規制などから、想定される噴火が発生しても大丈夫なように対応しているのでしょう。

2011年当時の、専門家の意見として以下のような事を聞きました。
2011年、噴火警戒レベルが3に引き上げられた際の警戒範囲は、火口から2km圏内であったため、新燃岳の山体直下にある新湯温泉は範囲外となり、この周辺で撮影された多くの噴火映像がYouTubeにアップされている。
火口から約1km流下した火砕流を伴う準プリニー式噴火が断続的に発生していた1/26-27に、火口から2kmちょっとしか離れていない新湯温泉付近に多くの観光客がいた事実は、防災上、きわめて危険な事態であったと考えざるを得ず、火砕流や火砕サージなどによる遭難者が出なかったのは幸運だったといえる。

その後、多くの犠牲者を出した、御嶽山の事もありますし、安全面を考え4Kの規制になったのでしょう。
4km以内にある韓国岳・大浪池・高千穂峰・大幡池への主な登山道は、立入禁止エリアとなります。
高千穂河原ビジターセンターは当分の間、休館。
鹿児島県側からえびの高原へ向かう県道1号線も通行止めとなります。
現在、えびの高原の池めぐり自然探勝路、えびの岳登山道、宮崎県側の県道1号線は利用可能です。
「えびの高原〜硫黄山周辺の県道1号線」は、土日昼間の暫定開放を継続。

現在でも予知の難しい火山噴火、自身の安全を考えれば、しばらくは様子を見た方が良いでしょうね。
霧島方面には(不要不急では)行かない方が安心かも知れません。

霧島山(新燃岳)の火山活動解説資料

3月31日差替 規制図
2025年3月31日13時 差替 新燃岳周辺立入規制エリア

当初30日に発表されていた宮崎県発表の規制図について記載内容に変更があったようです。詳細は以下でご確認ください。
※「2道路及び登山道の規制について」規制図は3月31日13時に差し替えています。

変更点は以下(以下の)ような点が変更になっているようです。
  • 4キロ〜2キロまでの範囲は「立入禁止区域(警戒区域)」から「立入規制区域(警戒範囲)」に色分け変更。
    ちなみに
    ※「立入禁止区域」は、災害による強制退去を命じられる区域で、罰則付きで立ち入りが制限または禁止される区域です。
    「立入規制区域」とは、火山活動による噴火や火砕流などの危険があるために、立入を禁止している区域を指します。
    どちらも「立入禁止」同じようなものですが、効力の違いのようです。

  • 前回の地図では閉鎖になっていた、宮崎県都城市・高原町側から高千穂峰への登山道(夢が丘・皇子原・霧島東神社からの登山道など)は、開放されているようです。
    ただ レベル3で 4キロ規制が出ているさなかに、高千穂峰へ登る方は いるのだろうか?

  • 宮崎県側 えびの高原〜硫黄山の県道1号について、土日の通行出来る件などの記載を、左隅より中央上側に移動


以下は、4/1付 宮日新聞記事より一部引用
登山「今は控えて」 (県防災士ネットワーク 原口重徳理事長)
 原口理事長は「防災マップで噴石や火砕流の到達範囲、避難所の位置を確認するなど事前にできることは多い」と説明。山開きなど行楽シーズンを控えるが、「新燃岳周辺で登山を楽しみにしていた人も」安全を優先して今は控えてほしい。
少しぐらい大丈夫という意識は非常に危険」と警鐘を鳴らす。
 避難が必要な事態に備え、「火山灰で目やのどを痛めると避難に支障が出る。頭部を守るヘルメットや、降灰対策としてゴーグルやマスクを準備してほしい」と助言。窓に飛散防止フィルムを貼っておくなどの空振対策も効果的だと訴えた。
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「緊急地震速報」肝心の地震の前には着信なし・7分後にようやく

Posted morimori / 2025.01.15 Wednesday / 07:30


 ページ末に「日南北郷の地震計は2023年10月から故障したままだった・・・」を追記

地震の際「緊急地震速報」鳴らなかったが・・何故か7分後に

「緊急地震速報・強い揺れに備えて下さい」

地震の後、妻と 今の「緊急地震速報」鳴らなかったよね・・と話していたところ、5分以上経って、大きな警告音と共に「緊急地震速報・強い揺れに備えて下さい」の知らせが。スマホに届いたのは・・21:26頃(地震発生は21:19)

ドコモでは、気象庁から配信された 「一般向け緊急地震速報」を利用して最大震度5弱以上または長周期地震動階級3以上の地震が予想された際に、強い揺れ(震度4以上または長周期地震動階級3以上)の地域(全国を約200の地域に区分)の携帯電話に一斉配信いたします。

スマホには何もさわってないのに、遅れて着信している訳だからスマホなどの受信設定とかでは無いと思うし・・
震源から近いと出ない? バグ? 謎です。

ネット検索してみたのですがこういった事例はあるみたいで、以下のな要因を記載したページもありました。
ITジャーナリストの井上トシユキさんは、スマホと携帯フィーチャーフォン(ガラケー)の2台を持っていて、フィーチャーフォン(ガラケー)だけ、緊急地震速報の通知が来たことがあるといいます。
この経験から「推測」としたうえで、基地局によっては電波が集中や混雑するため、遅れが出た可能性があることや、緊急地震速報は遅れての発信は意味をなさないため、発信に時間制限を設けていることも考えられるとし、結果、通知が遅れたことに加え、発信時間外になり、最後まで通知されなかったのではないかと話しています。
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2025年1月13日 日向灘でマグニチュード6.9の地震 宮崎市で震度5弱

Posted morimori / 2025.01.14 Tuesday / 07:29


2025年1月13日 21時19分頃、日向灘を震源とする地震があり、宮崎市・高鍋町・新富町で震度5弱の揺れを観測。
この地震で宮崎県の沿岸には一時、津波注意報が発表され、宮崎港では21時48分に20センチの津波が、日南市油津でも22時4分に20センチの津波が観測されました。
気象庁によると、震源地は日向灘、震源の深さは、およそ30キロ、地震の規模を示すマグニチュードは6.9と推定されています。

気象庁資料より

令和7年1月13日21時19分頃の日向灘の地震についてPDF(気象庁報道発表 令和7年1月13日)

発生時刻:1月13日21時19分頃
マグニチュード:6.9(速報値)
発生場所:日向灘(宮崎の東南東20km付近) 深さ約 30km


宮崎県内各地の震度

各地の震度
  • 震度5弱:宮崎市・高鍋町・新富町
  • 震度4:日南市・延岡市・都城市・小林市・えびの市・串間市・西都市・木城町・川南町・都農町・門川町・国富町・綾町・美郷町・高千穂町・三股町・高原町

南海トラフ地震の評価検討会を開催

今回の地震を受け、気象庁は、南海トラフ地震の評価検討会を開きましたが特段の防災対応を取る必要はないとして、23時45分に調査を終了したと発表。

ふだんから地震への備えを

気象庁は いつ大規模地震が起きてもおかしくないことを意識し、ふだんから地震への備えを進めるよう呼びかけている。
特に2、3日程度は最大震度5弱程度の地震に注意をと呼び掛けている。

地震の際「緊急地震速報」鳴らなかったが・・


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日本のひなた宮崎県
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