宮崎空港滑走路の誘導路で10/2不発弾が爆発した件で7日以降再点検実施予定
Posted morimori / 2024.10.05 Saturday / 08:11
10月2日 宮崎空港の誘導路で米国製の不発弾が爆発した事故を受け、斉藤国土交通大臣は4日の閣議のあとの記者会見で、「負傷者はいなかったものの、航空機の運航の安全に影響を及ぼしかねない事案だった。速やかに磁気探査を実施するよう指示を出した」と述べました。
宮崎空港のほか仙台、福岡、那覇など過去に不発弾が発見されている各空港でも、改めて点検するよう指示したようです。
爆発の起きた、10月2日 宮崎空港で行われた 国土交通省 宮崎空港事務所 加藤浩介空港長による記者会見では、
空港全体を再確認するやり方も一つあるかも知れないが、利便性というバランスを考えて、陥没した部分の埋め戻しが完了でき次第空港の運用を再開したい。との事でした。
今回の事案を踏まえ 空港全域にわたる確認の必要性の有無や方法については 関係期間と早急に検討を進めたい。
宮崎空港滑走路 不発弾爆発箇所
宮崎空港で不発弾が埋まっていたのは誘導路の縁側で、滑走路や誘導路と比べてアスファルトの厚さが薄いショルダーと呼ばれる場所で、調査ではこうした場所を中心に、磁気を発して地中の金属をみつけ出す磁気探査機を使って調べるということで、航空機の運行に支障の無いよう行われるようです。
懸案事項に方針が示されたようで、とりあえず一安心です。
今回の事故の内容は、後半掲載のANNニュース映像(Youtube)をご覧ください。