11/3 えびの高原硫黄山で火山性地震が一日106回(その後減少)
Posted morimori / 2018.11.04 Sunday / 07:30
【 追記 】
えびの高原 硫黄山周辺では、11月3日、火山性地震が一日で106回を記録しましたが、11/4は38回、11/5は29回、11/6は21回、11/7は12回 と減少しています。
えびの高原 硫黄山周辺火山性地震の推移
10/31 25回、11/1 24回、11/2 35回、11/3 106回、11/4 38回、11/5 29回、11/6 21回、11/7 12回※いずれも速報値
11/7朝現在、硫黄山の噴煙・手前の噴気、それ程高く上がってないようです。
/ 追記おわり
えびの高原 硫黄山付近では、昨日11/3(土) 午前10時頃から「火山性地震」が増加、午後10時までに100回発生。火山性地震が一日で100回を超えたのは、硫黄山が250年ぶりに噴火した4月19日、前々日の4/17(104回)以来です。
地下のマグマや水蒸気の動きを示す「火山性微動」は、10月31日以降、観測されていない。
以下は今年4月19日、250年ぶりに噴火した硫黄山
硫黄山4月19日の噴火(気象庁カメラ映像)
2018年 10月19日、4月の噴火から半年ということで、宮崎日日新聞新聞に「硫黄山噴火半年」という記事があり
その中で、硫黄山の調査を続けている 九州大地震火山観測研究センター(長崎県島原市)の松島健准教授のお話が掲載されていたので、引用します。
山(硫黄山)は、8月から10月にかけて約2センチ隆起した。
地下の熱水だまりから地表へと続く割れ目の一部が詰まるなどして噴気が通りにくくなり、熱水だまりが膨張していることが要因の一つとして考えられる。
「引き続き水蒸気噴火を起こす可能性はあるが、現在の状況では警戒範囲の1キロを超えて噴石が飛散するなど規制の範囲外にまで危険が及ぶことは考えづらい。仮にマグマ噴火に発展する場合は、火山性地震や火山ガスの増加などの予兆がある」
気象庁は山から1Kmの範囲に影響を及ぼす「ごく小規模な噴火の可能性がある」と警戒を呼び掛けています。
えびの高原、霧島方面へ紅葉見学など、予定されている方は、気象庁のサイト えびのエコミュージアムセンターの情報などで、新燃岳含め、最新の活動状況をチェックしておいた方が良いです。
「噴火予知は道半ば」であることも認識しておくべきです。
硫黄山4月の噴火(MRTカメラ映像)
硫黄山4月の噴火(MRTカメラ映像)
4月、県道1号近くに噴気口が出現
これらが「噴火口」となれば、えびの高原の一連の施設はすべて1Km規制内になろうかと思われます。
硫黄山 4月 県道1号近くに噴気口がいくつも出来た(MRTカメラ映像)
今回掲載した画像は、4月に、硫黄山が250年ぶりに噴火(ごく小規模の噴火)した時のライブカメラ映像などの記録スクリーンショットです。
えびの高原(硫黄山)周辺は、2018年05月01日 14:00 周辺噴火警戒レベル3〈入山規制〉から レベル2〈火口周辺規制〉に引き下げられました。
以下は6月に当方が撮影したもの。
硫黄山は噴火時に噴出した泥ででしょうか?噴火前と比べると、山肌が随分白っぽくなっておりました。
このころは、噴気もだいぶ落ち着いておりました。
えびの高原硫黄山周辺の噴気
関連ページ
えびの高原
硫黄山
えびの高原・ライブカメラ
【 追記 】
今日の「えびの高原」の駐車場、連休二日目、天気に恵まれ盛況、噴気高も今までと変わらない様子です。
ジェットスター 冬ダイヤで宮崎便を増便 1日2往復に
ジェットスター・ジャパン(JJP/GK)は、11月3日から冬ダイヤで、宮崎便を1日1往復増便。期間中は、1日2往復となる。。
期間は、11月3日〜2019年1月6日、1月12日〜3月30日。
運航スケジュール
成田→宮崎
GK631 成田(07:30)→宮崎(09:25)
GK635 成田(13:30)→宮崎(15:35)
宮崎→成田
GK630 宮崎(10:00)→成田(11:45)
GK636 宮崎(16:15)→成田(18:00)
宮崎→成田が1時間45分に対して
成田→宮崎が1時間55分・2時間5分
要するのは、何でだろう? 空港(陸儒)での出発、到着所用時間の関係? 為気流の関係(燃費重視)かなぁ?
霧島方面目的なら「鹿児島空港」が近いです。
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