宮崎県高千穂町 高千穂の神楽「サントリー地域文化賞」受賞決まる
Posted morimori / 2019.08.23 Friday / 06:46
高千穂神楽 手力雄の舞と高千穂の雲海を合成したもの
高千穂神楽の伝承協議会が、「サントリー地域文化賞」を受賞することが決まった旨、NHK宮崎ニュース、宮崎日日新聞などで報道されておりました。
今回で41回目となる「サントリー地域文化賞」で神楽が選ばれるのは初めてとのことです。
県内の受賞は25年ぶり2件目。9月27日に東京で贈呈式があり、記念の盾と賞金300万円が贈られる。
宮崎県で「サントリー地域文化賞」を受賞するのは、南郷村(現美郷町南郷区)百済の里づくり 1994年 25年ぶり 二件目とか・・。
「サントリー地域文化賞」は、伝統芸能の神楽を継承する団体が、地域文化の発展に貢献した団体や個人に贈られる賞で、サイトリーサイト内説明によると以下の趣旨・要領で設けられています。
以下 サントリー文化財団 地域文化賞ページより引用
地域文化の発展に貢献した個人または団体を顕彰
全国各地で展開されている芸術、文学、伝統の保存・継承、衣食住での文化創出、環境美化、国際交流などの活動を通じて、地域の文化向上と活性化に貢献した個人、団体に、毎年「サントリー地域文化賞」を贈呈しています。
1979年の本賞創設以来、全国すべての都道府県より受賞者が生まれてきており、第40回(2018年度)までの総数は214件に達しました。
30年以上にわたり、全国の地域文化活動を対象に評価、顕彰を行っています。
選考方法
全国各地の新聞社とNHKに候補の推薦を依頼し、書面審査のあと現地調査を行い、その結果をもとに最終審査を行います。
正賞・副賞
正賞として楯、副賞として200万円を贈呈します。
選考対象
活動の継続性、独創性、発展性、地域への影響力の大きさなどを考慮し、原則として全国から毎年5件の活動を選定します。
※本年2月の当財団設立40周年を機に、副賞は従来の200万円から300万円となっているようです。
県庁で記者会見した財団によると、今年は36件の推薦があり5団体が受賞したとのこと。
以下は、サントリーサイト 受賞者活動概要より引用
宮崎県高千穂町 高千穂の神楽
サントリー ニュースリリース 画像より
御神体の舞・戸取の舞・手力雄の舞
◎受賞理由
約50年にわたり毎日観光客向けの神楽を上演し、その魅力を国内外へ発信し続けると共に、伝統ある神楽の後継者育成の場としている点が高く評価された。
◎活動概要
険しい山々に囲まれ、日本神話ゆかりの地として知られる宮崎県高千穂町では、夜を徹して氏神に神楽を奉納する「夜神楽」が毎年冬季に行われる。記録によると、鎌倉時代初期には既にこの地で神楽が行われていたという。
新穀収穫に感謝を捧げ、五穀豊穣を祈願するこの祭りは、個人宅や公民館などの「神楽宿」へ各集落の氏神を招いて行われる。集落ごとに多少の違いはあるが、夕暮れ時に神楽が始まり、20名前後の奉仕者殿(ほしゃどん)と呼ばれる舞手が笛や太鼓に合わせて33番ある舞を奉納し、翌日の昼前後に終了する。また、祭りの準備や見物客に酒や食事を振舞うために、奉仕者殿以外にも大勢の住民が駆けつける。国内外から一晩で500人近くの見物客が訪れるという。現在は、毎年11月から翌年2月にかけて、このような夜神楽が21の集落ごとに奉納されている。
また、そうした各集落での夜神楽とは別に、観光客向けの「高千穂神楽」を1年365日高千穂神社にて上演している。33番の舞から代表的な4つを短くまとめて1時間で公開しており、多い日には100人以上が訪れるほどの人気ぶりだ。名勝高千穂峡を擁するこの町には、元々多くの人が訪れていたが、「観光客のために、夜間の観光スポットをつくりたい」という旅館関係者の声を受けて観光協会が主導し、1972年から現在まで50年近く休まずに続けている。演者を務めるのは、各集落の奉仕者殿たちである。一年を通して舞を披露する機会があるため、技芸の向上や、モチベーションの維持につながり、後継者の育成に大きな役割を果たしているという。
農業が主要産業である高千穂にとって、神楽は重要な神事であると同時に、人々が集い・楽しむことができる、地域になくてはならない存在だ。奉仕者殿はもちろん、準備やふるまいを行う地域住民もみな大の神楽好き。集落によって舞には違いもあるが、皆が「うちの神楽が一番だ」と笑う。人口減少が進む中でも、奉仕者殿の人数は初心者も含めて500人あまり。そのうち、約140人は10代から20代の若者である。
中には人手不足に陥る集落もあるが、そうした地域では夜神楽の代わりに「日神楽」として日中に短い舞を奉納するほか、他集落の奉仕者殿に助っ人として参加してもらうなどして神事としての神楽を続けている。また、兼業農家の増加に伴い、旧暦を基準に行っていた夜神楽を休日に開催するようになった集落も多い。さらに、未来への神楽継承のために集落同士の連携を強めようと、2017年に「高千穂の夜神楽伝承協議会」を設立。ユネスコの無形文化遺産登録を目標に掲げている。このように、高千穂の人々はこれからも伝統に誇りをもちながら、祭りを楽しみ、柔軟に活動を続けていくだろう。
22日は、宮崎県庁で、高千穂の夜神楽伝承協議会などの6人が記者会見を行ったとのこと、高千穂夜神楽伝承協議会 後藤俊彦会長(高千穂神社宮司)の会見の様子などがNHK宮崎のニュースで放送されておりました。
宮崎 NEWS WEB(動画あり)をリンクしますが、NHKのこういった報道は期日限定で消去されるので、先々見られなくなると思います。
➡ 高千穂神楽の伝承協議会が受賞へ 宮崎 NEWS WEB(NHK宮崎放送)
上記ニュース報道によれば
"協議会の後藤俊彦会長は、「県外に行くと高千穂に行って神楽を見たと言われたり、外国人の方も神楽を見終わったあとはなごやかな表情をしたりしていて、地方に残る伝統文化に価値を感じています。世界遺産への登録も目指していて今回の受賞は励みになります」と話していました。"との事。
賞の贈呈式は9月27日、東京で行われるようですので、後日、サントリー文化財団の「地域文化賞ページ」でも紹介されることでしょう。
おめでとうございます。
神楽保存館が高千穂神社につくられたのは昭和47年4月15日のことである。
起工式は前年の1O月21日坂本来町長や飯干敬太郎同神社総代をはじめ地元関係者約三十人が出席して開かれた。
高千穂神楽が国の重要無形民俗文化財に指定されながら、中心部の神楽保存館が古くなっていたため、観光協会が改築することにしたのである。
伝統ある高千穂神楽を正しく後世に伝えるための後継者育成と研修、さらに一般公開の観覧のために総工費七百九十万円をかけて木造神明造り約二百平方メートルの神楽保存館が完成した。
この建設には町負担以外に旭化成、同神社などから多額の浄財が寄せられた。
そしてなによりも、高千穂の観光に大きく寄与しているのは、昭和47年10月1日から神楽保存館で毎晩1時間の夜神楽が年中公開されるようになったことである。
この年、国鉄高千穂線が開通し秘境ブームもあって前年より十万人も上同る七十万人の観光客が訪れ年々増大の傾向にあった。
宿泊客に「夜の観光」を楽しんでもらうことと、シーズンオフの解消をめざして夜神楽の年中公演が始められた。
当時の料金は一人百円。学生団体に限り六十円。神楽の団体貸切は五千円であった。
平成三年、高千穂町観光協会発刊・高千穂町観光史より引用
当サイト内関連ページ
➡ 高千穂神楽(今回の受賞に貢献した毎日20時より高千穂神社で披露されている神楽)➡ 高千穂の夜神楽(三田井浅ヶ部神楽)
➡ 高千穂の夜神楽(尾狩神楽)
➡ 宮崎の神楽(宮崎県内の神楽)
以下は、今回のプレスリリースより
今回の受賞は、プレスリリースなどからうかがえるように、伝統を開き、半世紀近くもの間、一日欠かさず、観光客向けに"高千穂神楽"を上演したことが認められたものと思います。
続けるのは、並大抵のことではありません。
行楽シーズンは、写真のように満席、立ち見が出る程の時もありますが、10年以上前でしょうか・・観客数組という時もありました・・。
以前、高千穂観光協会が「高円宮殿下記念地域伝統芸能賞」を受賞した際に書いた当ブログ記事(2011.02.23記)を転載します。
観客・わずか4名の時もあった・・・
私は、高千穂神社神楽殿で毎夜開催されている「高千穂神楽」へ結構撮影に通いました(^^;)
最近では、行楽シーズン中は会場からあふれる程の盛況ぶりの「高千穂神楽」ですが、5年程前の冬でしたか、お客さんが僅か4人なんて経験もあります。
その日は冬の閑散期の平日という事もありましたが、私以外には、若いカップル一組、大きな三脚持参の写真家の方が一名、私をあわせ実に4人、保存会の方より観客の方が少ない状況でした。
なんだか本当に申し訳なくて・・・。
39年という長い歴史の中で、今まで何度と無くこういう日もあった事でしょう、しかし、こういった地道な毎日、毎日の積み重ね、継続が、やがては大きな効果・成果を生み、そして認められ、このような栄えある賞がいただけたのではないでしょうか。/ 以上過去に書いたブログ記事より
まさに"継続は力なり"なんだろうと思います。
※活動概要の文中、"夜神楽が21の集落ごとに奉納されている。"とありますが、直近年では、平成29年度は19の集落、平成30年度は尾狩が日神楽となり、18の集落となっております。
平成30年度 高千穂の夜神楽奉納
最後の数字は、町役場からの距離(Km)駐車台数(台)
上記は昨年度のものです。本年度(令和元年)の夜神楽予定は、10月頃に高千穂町・高千穂町観光協会サイトなどで発表されると思います。
余談ですが・・
宮崎日日新聞のWeb記事の写真説明に"高千穂神社の神楽殿で毎晩舞われている高千穂神楽。継続的な魅力発信の取り組みが評価された=2018年8月、高千穂町"とありますが、これは高千穂神社の神楽殿で毎晩舞われている高千穂神楽とは違うと思います。それに8月にしては皆さん冬の衣装ですし・・
試しに、宮崎日日新聞のデジタルプレみや(会員制サイト)内、夕刊todayを見ると、写真はWeb同様のものですが、"夜を徹し奉納される「高千穂の夜神楽」。継続的な魅力発信の取り組みが評価された=2018年11月、高千穂町押方・五ケ村東公民館"と正しく記載されておりました。
あらためて、今日の新聞紙面(朝刊)を確認すると、高千穂神社の神楽殿で毎晩舞われている高千穂神楽の写真でした。
新聞紙面が、最終ver.なのかもしれません。
Yahoo!ニュースなどでも二次配信されますので、こういった間違いは良く無いですね。
ところでこの記事の写真は、昨年11月、宮崎日日新聞で、今年も高千穂で夜神楽が始まったという旨の記事で使われていたと思います。たまたま知り合いの熊本の写真家の方が写っており、印象に残っておりました。
その後、銀鏡神楽(西都市)で再会したので、カメラバックに忍ばせておいた紙面の切り抜きを進呈、喜んでいただきました。
第41回「サントリー地域文化賞」決定
サントリーホールディングス株式会社
2019年8月22日 16時00分
公益財団法人サントリー文化財団(理事長 鳥井信吾)は、第41回「サントリー地域文化賞」を下記の5団体に贈呈することを決定しました。
贈呈式は、9月27日(金)に東京にて行う予定です。
本賞は、地域文化の発展に貢献した個人または団体を顕彰するものです。原則として毎年5件を顕彰、受賞者には正賞として楯、副賞として300万円を贈呈します。1979年の本賞創設以来、本年度の受賞者を加えると219件を顕彰、受賞者は全都道府県にわたっています。
なお、本年2月の当財団設立40周年を機に、副賞を従来の200万円から300万円といたしました。
◎受賞者は次の通りです。
北海道函館市 函館西部地区バル街
食べ歩きを通じた街角での社交を創出
代表 函館西部地区バル街実行委員会代表 深谷 宏治氏
群馬県渋川市 上三原田歌舞伎舞台操作伝承委員会
地域住民が力を合わせ歌舞伎舞台の操作を伝承
代表 上三原田歌舞伎舞台操作伝承委員会伝承委員長 長岡 米治氏
滋賀県長浜市 冨田人形共遊団
外国人への人形浄瑠璃の指導を通じ、日本文化を伝える
代表 冨田人形共遊団団長 阿部 秀彦氏
大分県竹田市 瀧廉太郎記念音楽祭
市民が支える高校生の声楽コンクールを長年にわたり開催
代表 瀧廉太郎記念音楽祭実行委員会会長 首藤 勝次氏
宮崎県高千穂町 高千穂の神楽
365日神楽を上演し続けることで、地域と神楽を元気に
代表 高千穂の夜神楽伝承協議会会長 後藤 俊彦氏
▼受賞者活動概要はこちらをご確認ください
https://www.suntory.co.jp/news/article/13544-2.html
◎選考経過
本賞は、日本全国の音楽、演劇、美術、歴史・伝統継承、国際交流、コミュニティ活動などを対象とし、選考にあたっては、地域の意見・評価を十分尊重するため、全国各地の新聞社ならびにNHKから推薦をいただいています。推薦いただいた候補について、書面審査のあと現地調査を行い、活動実績、その独自性、地域の文化向上に与えた影響、継続性および将来への発展性などの選考基準に照らした慎重な選考により、受賞者を決定しました。
◎選考委員
飯尾 潤氏 (政策研究大学院大学教授)
佐々木 幹郎氏 (詩人)
田中 優子氏 (法政大学総長)
藤森 照信氏 (東京大学名誉教授)
御厨 貴氏 (東京大学名誉教授)
◎「公益財団法人サントリー文化財団」について
サントリー文化財団は、サントリーの創業80周年を記念して、1979年2月に大阪で設立されました。その目的は、国際化、情報化、高度大衆化社会の時代に応えて、それを支える学術研究の育成、文化活動の振興ならびに国際理解の促進に寄与することにあります。2010年5月に財団法人から公益財団法人に移行しました。
ホームページ http://suntory.jp/foundation/
今回の受賞は、プレスリリースなどからうかがえるように、伝統を開き、半世紀近くもの間、一日欠かさず、観光客向けに"高千穂神楽"を上演したことが認められたものと思います。
続けるのは、並大抵のことではありません。
毎夜披露される"高千穂神楽"にて
行楽シーズンは、写真のように満席、立ち見が出る程の時もありますが、10年以上前でしょうか・・観客数組という時もありました・・。
以前、高千穂観光協会が「高円宮殿下記念地域伝統芸能賞」を受賞した際に書いた当ブログ記事(2011.02.23記)を転載します。
観客・わずか4名の時もあった・・・
私は、高千穂神社神楽殿で毎夜開催されている「高千穂神楽」へ結構撮影に通いました(^^;)
最近では、行楽シーズン中は会場からあふれる程の盛況ぶりの「高千穂神楽」ですが、5年程前の冬でしたか、お客さんが僅か4人なんて経験もあります。
その日は冬の閑散期の平日という事もありましたが、私以外には、若いカップル一組、大きな三脚持参の写真家の方が一名、私をあわせ実に4人、保存会の方より観客の方が少ない状況でした。
なんだか本当に申し訳なくて・・・。
39年という長い歴史の中で、今まで何度と無くこういう日もあった事でしょう、しかし、こういった地道な毎日、毎日の積み重ね、継続が、やがては大きな効果・成果を生み、そして認められ、このような栄えある賞がいただけたのではないでしょうか。/ 以上過去に書いたブログ記事より
まさに"継続は力なり"なんだろうと思います。
※活動概要の文中、"夜神楽が21の集落ごとに奉納されている。"とありますが、直近年では、平成29年度は19の集落、平成30年度は尾狩が日神楽となり、18の集落となっております。
平成30年度 高千穂の夜神楽開催集落
平成30年度 高千穂の夜神楽奉納
最後の数字は、町役場からの距離(Km)駐車台数(台)
- 11月17日(土)/押方(五ヶ村東)/中畑神社/五ヶ村東公民館/6 50
- 11月17日(土)/岩戸(下永の内)/天岩戸神社東本宮/下永の内公民館/8 50
- 11月22日(木)/上野(玄武)/上野神社/玄武公民館/7 30
- 11月22日(木)/上野(下組)/柚木野神社/工藤勝利様宅/5 100
- 11月22日(木)/下野(下野西)/下野八幡大神社/大賀武重様宅/7 30
- 11月24日(土)/上野(黒口)/黒口神社/黒口公民館/10 30
- 11月24日(土)/岩戸(上永の内)/御霊神社/工藤喜志子様宅/7 100
- 11月24日(土)/向山(秋元)/ 秋元神社/秋元公民館/11 50
- 12月1日(土)/三田井(下川登)/逢初天神社/下川登公民館/1.5 30
- 12月1日(土)(中止)押方(三原尾野)/二上神社/三原尾野公民館/5 30
- 12月1日(土)/岩戸(五ヶ村)/歳神社/黒木浩展様宅/7 200
- 12月8日(土)/押方(上押方)/嶽宮神社/上押方公民館/3 0
- 12月8日(土)/岩戸(野方野)/石神神社/野方野公民館/8 50
- 12月23日(日)/三田井(浅ヶ部)/磐下大権現神社/浅ヶ部公民館/2.5 50
- 1月12日(土)/河内(中西)/熊野鳴瀧神社/田原出張所/13 40
- 1月19日(土)/田原(高岩)/流尾妙見社/高岩公民館/12 50
- 1月26日(土)/向山(黒仁田)/柘ノ滝神社/黒仁田活性化センター/10 20
- 2月9日(土)/田原(上田原)/熊野神社/上田原公民館(なごみ館)/10 50
上記は昨年度のものです。本年度(令和元年)の夜神楽予定は、10月頃に高千穂町・高千穂町観光協会サイトなどで発表されると思います。
三田井 浅ヶ部神楽 注連口(しめくち)(入鬼神) 4Kサイズに拡大
余談ですが・・
宮崎日日新聞のWeb記事の写真説明に"高千穂神社の神楽殿で毎晩舞われている高千穂神楽。継続的な魅力発信の取り組みが評価された=2018年8月、高千穂町"とありますが、これは高千穂神社の神楽殿で毎晩舞われている高千穂神楽とは違うと思います。それに8月にしては皆さん冬の衣装ですし・・
試しに、宮崎日日新聞のデジタルプレみや(会員制サイト)内、夕刊todayを見ると、写真はWeb同様のものですが、"夜を徹し奉納される「高千穂の夜神楽」。継続的な魅力発信の取り組みが評価された=2018年11月、高千穂町押方・五ケ村東公民館"と正しく記載されておりました。
あらためて、今日の新聞紙面(朝刊)を確認すると、高千穂神社の神楽殿で毎晩舞われている高千穂神楽の写真でした。
新聞紙面が、最終ver.なのかもしれません。
Yahoo!ニュースなどでも二次配信されますので、こういった間違いは良く無いですね。
ところでこの記事の写真は、昨年11月、宮崎日日新聞で、今年も高千穂で夜神楽が始まったという旨の記事で使われていたと思います。たまたま知り合いの熊本の写真家の方が写っており、印象に残っておりました。
その後、銀鏡神楽(西都市)で再会したので、カメラバックに忍ばせておいた紙面の切り抜きを進呈、喜んでいただきました。
高千穂神楽 鈿女(うずめ)の舞と高千穂の雲海を合成したもの
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