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令和10年のユネスコ無形文化遺産への登録を目指し「神楽継承・振興知事連合」

Posted morimori / 2025.04.13 Sunday / 08:12


神楽 日本の宝を世界の宝へ
高千穂の夜神楽 浅ヶ部神楽 注連口
高千穂の夜神楽 浅ヶ部神楽 注連口(しめぐち)

3月24日に 全国24の道・県による「神楽継承・振興知事連合」の立ち上げ式が行われました。

 東京都千代田区で開いた式にはオンラインを含め8県の知事と副知事が参加した。共同代表に就いた河野俊嗣宮崎県知事は「神楽は学術的、文化的価値があるだけでなく、地域コミュニティーの核だ」と強調した。
共同代表には岩手、島根両県知事も就任した。

「知事連合」は過疎化や高齢化で存続の危機にある神楽の継承やユネスコ無形文化遺産への登録を目指して宮崎県の呼びかけで発足、全国24の道と県が参加しています。

知事連合では令和10年のユネスコ無形文化遺産への登録を目指していており、日本からユネスコに提案する候補を神楽にするよう国への要望活動を行っていく方針です。

以下は 3/25 河野知事定例記者会見より関連部分を書き記したものです。

宮崎県が、全国の国指定重要無形民俗文化財に指定されている40の神楽団体に呼びかけて令和4年10月に「全国神楽継承・振興協議会」をい立ち上げて様々な活動に取り組んでまいりました。
神楽団体間での横の情報共有とともにユネスコ登録に向けて機運を醸成してゆこうということで会長を高千穂神社の後藤宮司にお願いして本県がリードしながら進めてきたわけであります。
先日報道もございましたが、次の登録を目指しているものが書道でありましてこれが令和8年の登録を目指してます。日本からのエントリーは2年おきにということでありますのでその次の令和10年(2026年)の登録を目指してさらに気運を高めていこう
ということでこの協議会の活動を後押しするものとして、
昨日立ち上がりましたのは本県が全国に呼びかけて24道県知事からなる知事連合であります。
この協議会の活動をしっかりと支えていきたいと思いますし協議会と知事連合で、改めて5月には関係者が一堂に会して総決起大会を開いていきたいと考えております。
外にも温泉文化も含めてユネスコ登録を目指しての活動が活発化する中で神楽の学術的・文化的価値のみならず地域もニュニティーの核となる地域にとって大切な神事や祭礼であるとともに様々な地域のつながりや絆を支えるとても重要なものだと考えております。
人口減少や過疎化が進む中でその継承が危ぶまれておりますが、それをなんとか盛り上げていきたいという思いでそういった取り組みを進めているところであります。
全国では、4000以上の神楽が継承されております。
あくまで40の団体が中心となりながら、神楽ということで登録を目指していくわけですが、登録が実現すれば、その外の神楽にも大きな影響を及ぼすのではないかと前向きなイメージで そういった思いでこれからもしっかり取り組んでまいりたいと考えているところであります。
 / 以上 河野知事3/25記者会見より



現在、国内では疎化で年々衰退しつつあり、存続が危ぶまれています。
国内では2件の神楽 佐陀神能(島根県松江市)・早池峰神楽(岩手県花巻市)が単独でユネスコ登録無形文化遺産に登録されておりますが、全国の団体を加え「神楽」として一括登録することで、神楽の魅力を世界に発信するのが目的で、後継者の育成にもつなげたい考えです。

ユネスコ登録による、士気の向上はもちろん、周りへの波及効果にも大いに期待したいております、
全国で、神楽に興味を持つ方が増えると良いですね!
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みやざきの神楽をVRで体験できる「バーチャル神楽」

Posted morimori / 2025.04.10 Thursday / 23:38


河野俊嗣知事は先月 3月25日 の定例記者会見で
 デジタル技術を活用して神楽の魅力を幅広く発信しようと、宮崎県はVR(仮想現実)動画やメタバースのコンテンツで構成した「バーチャル神楽」を制作したことを発表。

認知度アップや観光誘客、さらに全国各地の神楽のユネスコ無形文化遺産登録にもつなげようとの狙い。とか・・

おそらく、1月に発表された 宮崎県の観光地を再現したメタバース空間「バーチャルみやざき」の流れなのでしょうけど・・

大阪・関西万博で宮崎県の魅力を発信しようと、期間中の9月3〜5日(3日間)万博会場内のEXPOメッセ「WASSE」に九州7県合同でブースを出展。宮崎県のブースでは 仮想現実(VR)を使って観光や神楽を疑似体験できるコーナーを設けたり、宮崎牛や焼酎を振る舞ったりする計画で、観光、神話などをPRし、誘客を図るみたいです。


みやざきの神楽をVRで体験できる「バーチャル神楽」について

宮崎県サイトより

事業目的
神楽のユネスコ無形文化遺産登録にもつなげるため、デジタル技術の活用により、若者など幅広い世代に神楽の魅力を発信する。
本県の神楽をVR等で体験することで、認知度向上や観光誘客につなげる。

VR動画

【神楽VR】
県内4つの国指定神楽をVRで体験
◎ 普段見ることのできない舞手の視点や神楽を舞う場所の中の映像などが体験できます。
【神話と名所を巡る旅VR】
日向神話の神々が、宮崎県内の神話ゆかりの地をVR動画で紹介。

若手神楽継承者インタビュー動画

伝統を受け継ぐ若き舞手たちが、神楽を始めたきっかけなど、神楽への思いを語る動画。


神楽メタバース

メタバース空間で、神楽についてわかりやすく解説。
今後、交流イベントも実施予定。

神楽みくじ

実際に神楽で使用されている面を使用したおみくじ
◎面は3Dで色々な角度から見ることができます。

今後の展開

VR動画については、大阪・関西万博会場での展示のほか、県内の公共施設やイベント等で皆様に体験いただきます。
また、各VR動画及びインタビュー動画については、YouTubeチャンネル「神話のふるさと宮崎」に掲載します。
(VR動画は、9月2日〜6日の大阪・関西万博宮崎県ブース出展終了後に公開予定。)
※バーチャル神楽とは、宮崎県が制作した神楽に関するVR動画、メタバース、インタビュー動画、面みくじのコンテンツの総称。
※VR動画は、日本語、英語、韓国語、中国語が選択できます。


河野知事 記者会見 動画 3月25日 知事記者会見
今回の件 以外にも 日向坂46の五期生オーディションのティザー動画(宮崎県の都井岬で撮影された動画)の件も・・。
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令和7年 春分の日 宮崎市 古城神社の古城神楽を見学

Posted morimori / 2025.03.23 Sunday / 23:58


先日、平成7年3月20日(春分の日)宮崎市の古城神社に伝わる春神楽「古城神楽」を見学して来ました。
古城中央公民館屋内での神楽奉納でした。
昨年までは、屋外に注連柱を立て、4地区の持ち回りで奉納していたのですが、諸事情により今年からこの公民館での室内奉納に決まったようです。

鬼神


古城神楽 鬼神


地割鬼神


古城神楽 地割鬼神
古城神楽 地割鬼神
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