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令和7年 春分の日 宮崎市 古城神社の古城神楽を見学

Posted morimori / 2025.03.23 Sunday / 23:58


先日、平成7年3月20日(春分の日)宮崎市の古城神社に伝わる春神楽「古城神楽」を見学して来ました。
古城中央公民館屋内での神楽奉納でした。
昨年までは、屋外に注連柱を立て、4地区の持ち回りで奉納していたのですが、諸事情により今年からこの公民館での室内奉納に決まったようです。

鬼神


古城神楽 鬼神


地割鬼神


古城神楽 地割鬼神
古城神楽 地割鬼神
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宮崎市鎮座 田元神社 春祭り 「倭の大蛇」八岐大蛇(やまたのおろち)

Posted morimori / 2025.03.10 Monday / 23:06


田元神社 令和7年 春祭り
田元神社 令和7年 春祭り


令和7年3月9日、田元神社で春祭り 祈念祭がとり行われました。
午前9時より神事が行われた後、巫女舞、獅子舞、神楽等がお昼前頃まで奉納されました。

田元神社(たもとじんじゃ)は 宮崎市大字本郷南方に鎮座
御祭神は
  • 木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
  • 彦火々出見命(ひこほほでみのみこと)
  • 豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
  • 豊玉彦命(とよたまひこのみこと)
を祀る神社です。

田元神社 令和7年 春祭り
田元神社 令和7年 春祭り


田元神社 令和7年 春祭り (木花開耶姫命)
田元神社 令和7年 春祭り (木花開耶姫命)


昨年夏 田元神社の風鈴回廊の事をブログで紹介した事がありますし 地元テレビニュースなどでも良く紹介されるので、宮崎県内の方はご存じの方もいらっしゃるかも知れませんね。
田元神社は、県道 中村木崎線沿いにあり 宮崎空港に入る交差点の少し南側に位置。

神楽は、春の祈年祭(春祭り)、秋の新嘗祭で「本郷神楽」が奉納されております。
今回の神楽は地元の「本郷神楽」が 奉者舞 杵舞を奉納、別の交友する神楽団体よより「倭の大蛇」八岐大蛇(やまたのおろち)の奉納もありました。
今回、この「倭の大蛇」八岐大蛇(やまたのおろち)の様子を少し紹介します。

以前は、午後まで多くの神楽番付がありありましたが、今回は、奉仕舞・巫女舞・獅子舞・倭の大蛇・杵舞が奉納され、お昼前には終えました。

今回 春祭り(祈年祭)神楽・獅子舞などの様子をWebPageに掲載しておりますので、以下をご覧ください。

宮崎市鎮座 田元神社 令和7年 春祭り祈念祭

「倭の大蛇」八岐大蛇(やまたのおろち)


田元神社 春祭り 倭の大蛇
田元神社 春祭り 倭の大蛇


神楽では・・「倭の大蛇」もありました。
素蓋鳴命(スサノオノミコト)が八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する派手な神楽の一部です。

八岐大蛇は「出雲神話」、出雲系の神楽「石見(いわみ)神楽」などでは定番中の定番、大変人気のあるの神楽ですが、宮崎県内の神社でこういった神楽を見られるのは貴重です。

本来は、神話に準じて前半に、櫛名田姫(クシナダヒメ)や、足名椎(アシナヅチ)と手名椎(テナヅチ)なども出て来るストーリー展開なのですが、今回は時間の関係ででしょうか、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治する場面から、オロチ退治の見どころを中心に披露されました。

出雲系 素蓋鳴命(スサノオノミコト)の神楽

出雲系の神楽は、宮崎県内で、舞われることはあまり無く、「蛇切り」(綱切・綱神楽)あたりの番付で 素蓋鳴命(スサノオノミコト)が、大きな藁の縄を切る番付に登場したり、
牛頭天王=素蓋鳴命の番付があったりしますが、
神楽での神歌に 「八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を」などが登場する位で、やはり日向神話の土地柄か、出雲神話の印象は薄いのが実情のようです。

そんな中で、熟練された舞・演舞・採り物・出し物・道具や、楽(演奏)・・・。
太鼓に締太鼓が加わるのも宮崎県内の神楽にはないものも新鮮、舞は女性が活躍しているようです。
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日南市北郷町鎮座「潮嶽神社」の春大祭で「潮嶽神楽」(昼神楽)を見学

Posted morimori / 2025.02.14 Friday / 07:40


2月11日((水・建国記念の日)日南市北郷町鎮座 潮嶽神社の春大祭で奉納される「潮嶽神楽」を今年も見学してきました。
コロナ(禍)の時を除き、近年はほぼ毎年参拝・見学しております。
以前は、宮崎市内〜田野町〜山越えの県道で向かっておりましたが、東九州道のICが開通以降は、随分近く、早く行けるようになりました。

潮嶽神社の春大祭は午前9:30頃より神事が始まり、その後、福種神事等が 午後2時間半頃まで奉納されます。
宮崎市や日南市平野部の神楽は昼神楽です。
昼神楽は作祈祷神楽とも呼ばれ、稲作前に方策を願い奉納するもので、3月が一番多いです。
宮崎市・日南市周辺では、それぞれ約30余りの神楽保存会によりその地区で神楽が継承奉納されております。

潮嶽神社のことや、神事〜福種下ろし〜潮嶽神楽の一連の写真・説明は以下のWebPageにまとめておりますのでご覧ください。

潮嶽神楽


今回は所要があり、神楽の始まる頃 11時頃に到着、受付けを済ませ、見学場所を一周、神楽で良くお会いする知り合いの方などにご挨拶、師走祭り神門神楽)でもお会いした、鹿児島県在住の写真家の方もいらしておりました。

九州の民俗仮面・神楽研究家の高見乾司氏が去年と同じ本殿横付近で絵を描く準備をされていたので、ご挨拶&神楽の情報談義などを・・しばし。

そうこうしている間に、神事が始まり、神楽が始まりました。

潮嶽神楽は、午前11時頃から始まり、
奉者舞・ 一番鬼神舞・繰り下ろし舞・ニ番鬼人舞・剣舞 が奉納されました。

奉者舞の写真は 割愛。



諸井氏の舞う緊迫した「剣舞」の後。休憩 お昼休み(昼食)となる。
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