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比木神楽 百済王族祭祀と高鍋神楽の広がり / 前田博仁著の紹介

Posted morimori / 2021.06.02 Wednesday / 23:06


比木神楽


神楽で何度もお会いしている、前田博仁先生(宮崎民俗学会会長)が執筆された「比木神楽 百済王族祭祀と高鍋神楽の広がり」が鉱脈社より先だって出版されました。

索引を紹介します。
また、下段は 比木神楽・六社連合大神事などの写真も少し掲載します。

比木神楽は、三納代神楽(三納代八幡神社)なども加わっているのは知っておりましたが、さらにグループ高鍋の存在があったとは・・六社連合大神事とのつながりなども見えて来て、今一つ分からなかった高鍋神楽が見えて来た気がします。
比木神楽のみならず、関連神楽、歴史背景などもわかる貴重な一冊です。

比木神楽 百済王族祭祀と高鍋神楽の広がり

「高鍋神楽発祥の地」比木神社は高鍋藩主秋月氏にとって特別な肩入れの存在だった。
領内はもとより藩境を越えての祭礼の支援。藩と修験との特異な関係、何を語るのか?
比木神楽(高鍋神楽) その広がりの全容と魅力。出会いと発見の一冊。

著者:前田博仁
シリーズ:みやざき文庫 144
書籍JANコード
9784860617851
1920039021007
日本図書コード 0039
発行日:2021-04-30版 初版
判型:四六判
頁数:250頁
本体価格:2,310円(税込)

県内の郷土本のコーナーにある書店にはおいてあると思いますが、県外だとネット通販での入手にになろうかと思われます。
amazonで検索してみましたが、現時点では取り扱っていないようです。
楽天BOOKSにはありましたので、リンク掲載しておきます。


地域文化の中核、比木神楽
− 発刊によせて − 比木神社宮司 橋口清文

序章 二つの亡命が結ぶもの

  • 高鍋藩と比木神社
  • 高鍋藩主秋月氏の遠祖と白山宮
  • 二つの亡命
  • 比木神楽の誇り

第一章 比木神社と神仏習合

一 比木神社

  1. 新納総鎮守
  2. 比木大明神
  3. 藩主秋月氏の崇敬
  4. 比木神社御幣下

二 大日山長照寺

  1. 長照寺
  2. 神仏習合
  3. 歴代住職

三 神楽と修験

  1. 修験道
  2. 神楽にみる修験道の痕跡

四 高鍋藩の修験

  1. 二つの小異言宗
  2. 修験の役割
  3. 高鍋山伏
  4. 現代の祈躊

第二章 比木神楽および比木神社祭祀

一 比木神楽

  1. 比木神楽と師走祭り
  2. 高鍋(比木)神楽の由来
  3. 高鍋藩古記録にみる神楽
  4. 比木神楽の特色

二 比木神社単独の神楽

  1. 神庭づくり
  2. 神楽奉納
  3. 神楽番付
  4. 神事

三 六社連合大神事比木神楽


四 コロナ禍で日中斎行となった比木神楽


五 比木神社の祭祀

  1. お鈴の口開け
  2. 裸祭り
  3. 大年下り
  4. お里まわり

第三章 師走祭りと比木神楽の広がり

一 師走祭り

  1. 百済王族伝説
  2. 師走奴ホり(御神事祭)
  3. 祭りの行程
  4. 令和三年の師走祭り

二 比木神楽の広がり

  1. 日向市東郷町の神楽
  2. 坪谷神楽
  3. 神門神楽

第四章 比木神楽以外の高鍋神楽

一 新富町三納代神楽

  1. 三納代八幡・富田八幡両神社の神楽
  2. 演目

二 グループ高鍋神楽


三 都農神楽


四 日置神楽


付章 資料編

[資料一]比木神楽面
[資料二]比木神社縁起
[資料三]比木神社 高鍋ニテ見聞ノ概略
[資料四]聞取り
[資料五]特殊神事高鍋神楽
[資料六]六社連合大神事御神楽繰出帳(平成三十年)
[資料七]御神楽繰出帳(昭和四十一年)
[資料八]福智王墓石
[資料九]之伎野妃墓石

 比木神社の一年

終章

終わりに当たって−神楽調査に対する決意− 
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鵜戸から伝わった銀鏡神楽の鵜戸神楽、鵜戸鬼神 鵜戸神宮へ伝承

Posted morimori / 2021.04.17 Saturday / 07:28


国指定重要無形民俗文化財 銀鏡神楽(国指定名:米良神楽)の中に、「鵜戸神楽」「鵜戸鬼神」 鵜戸が関係する二つの演目があります。

銀鏡神楽 鵜戸神楽
鵜戸神楽(銀鏡神楽)


銀鏡神楽 鵜戸鬼神
鵜戸鬼神(銀鏡神楽)


この二つの演目は、銀鏡神社社家の淡路守重賢が、天和年間(約340年前)に鵜戸山道場で修得した神楽を持ち帰ったもので、鵜戸門流の神楽とも伝えられています。

今年、3月27日、鵜戸神宮(黒岩昭彦宮司)でこの銀鏡神楽の「鵜戸神楽」「鵜戸鬼神」が銀鏡神楽保存会により奉納された事が宮日新聞に掲載されていた。
銀鏡神楽保存会も「感慨深い」と”里帰り”に協力。
鵜戸神宮では昭和30年代に神楽が途絶えていたが、黒岩宮司が同保存会関係者に復活への協力を依頼。銀鏡神楽は「門外不出」(同保存会)だが、歴史的な経緯を踏まえ、二つの舞いを同神宮に伝承することになったとの事。

今朝の宮崎日日新聞に、関連記事がありました。

鵜戸神宮の神楽復活へ向けて西都・銀鏡神社で稽古が始まったようで、鵜戸神宮の神職ら4人が銀鏡神楽を訪れ、「鵜戸神楽」「鵜戸鬼神」の手厚い指導を受けたようです。
今後は月1回程度、同神社などで習いに参加し、習得を目指すとの事。
5年程先?位には、鵜戸神宮で鵜戸神楽・鵜戸鬼神が復活、奉納されるかも知れませんね。

全文は、宮崎日日新聞でご覧ください。プレみやのトピック(全文閲覧は読者会員のみ)にも掲載されておりました。
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椎葉神楽(大河内神楽)を宮崎県総合博物館椎葉の民家で見学

Posted morimori / 2021.03.06 Saturday / 23:22


宮崎県立総合博物館 民家園で 椎葉神楽(大河内おおかわち神楽)を見学、撮影して来ました。
先日紹介した「宮崎県総合博物館」開館50周年の記念行事の中での公演です。

今回舞われたのは、
 (1)一神楽(剣の手)
 (2)鬼神
 (3)かんすい
 (4)一神楽(花の手)
約1時間半程でしたが、セリ唄含め久々神楽を楽しみました。
WebPageも作成しましたのでご覧ください。

大河内神楽 一神楽(剣の手)
大河内神楽 一神楽(剣の手)


大河内神楽 鬼神
大河内神楽 鬼神
(スローシャッターで流し撮り)


披露された場所は、民家園の中にある椎葉の民家
感染防止策として、家屋内は大河内地元関係者のみ、一般は外に設けられたイス席での見学でした。

大河内地区は椎葉の南西部に位置

椎葉村大河内地区は、椎葉村南西部、西米良村との村境、宮崎県と熊本県との県境にあたり、かつては熊本の人吉藩が支配する地域でした。

大河内神樂

大河内神楽は、椎葉神楽の中でも最も古い形をとどめているとも言われているとの事。
神楽は12月第一土曜日、大河内八幡神社の社殿内で17時〜22時頃にかけて奉納。
4年に一度「注連の願(しめのがん)」として夜を徹して奉納する「夜神楽」が奉納されます。「注連の願」は藁で編んだ大蛇が登場する舞などの特別な演目が追加されたり、特殊は飾付けがされたりする事でも知られています。

大河内神楽 かんすい
大河内神楽 かんすい

「かんすい」は、地域により「かんしい」とか、漢字で「神粋」「神師」などと表したりするところもありますね。
高千穂の夜神楽などの「岩くぐり」もそうですが、剣を使ったアクロバチックでスリリングな4人舞、熟練を要する難しい舞です。
最初に御神屋に入って来る姿や、4人 3人 2人舞となり最後は1人で舞い上げるところなども見所の一つです。
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