日々ブログ MORIMORI @宮崎県

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スピリチュアル神話本?「和の国の神さま」桜井 識子 (著)の感想

Posted morimori / 2019.09.23 Monday / 07:22


「暑さ寒さも彼岸まで」

朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきました。

彼岸花


彼岸花も咲き(今年は例年より若干遅れ気味のようです・・)、「秋」を感じてきましたね。

秋と言えば・・ 読書、先日読んだ本の話題を・・

先日(9/19)、宮日新聞一面下の広告欄で「和の国の神さま」桜井 識子 (著)という本の紹介が目に留まりました。

宮日新聞一面下の広告欄「和の国の神さま」桜井 識子 (著)
宮日新聞一面下の広告欄「和の国の神さま」桜井 識子 (著)


4日間連続アマゾン総合1位(8/23.24,25,26)」なんて書いてあるものだからついつい見入ってしまう(^^)。神武天皇とか天孫降臨のワードとか、八咫烏のイラストも神話好きには効果大。

※現時点(9/23)でのAmazonの売れ筋ランキング(本)では
総合82位、神話1位、超心理学・心霊1位、宗教入門3位のようです。)
amazonサイトで再確認すると、宮崎・鹿児島での、神話などに関する取材、紀行見たな内容でしたので、読みたくなり、早速購入しました。

「和の国の神さま」桜井 識子 (著)
「和の国の神さま」桜井 識子 (著)


霊能者である、桜井識子氏が神様などと そこで会話して神話の一部をひも解くといった切り口・内容で、私のような一般凡人では体験出来ないような、興味深い内容なのですが、物足りなさを感じました。
ブラッシュアップした方がいいようなところも・・
高千穂峰の携帯トイレの項目とか要らないような気もします。
(第4章 天照大神でも携帯トイレ話題再び・・)

生目古墳が出て来たのは何故だろう?
西都原の男狭穂塚女狭穂塚(ニニギノミコト御陵墓参考地)というのが一般的流れと思っていいたので、この点が気になる。

カテゴリーは違いますが、同じような場所での取材紀行文である、〔故〕梅原猛氏の作「天皇家のふるさと日向をゆく」(個人的には写真含め傑作と思う)とどうしても比べてしまうんですよね。
 
以上は、あくまで私の感想です。

どちらかというと、こういったマニアック系な本で、総合1位になり、9月8日発刊早々既に第4版発行、凄いと思います。
ターゲットはスピリチュアルに興味のある若い方向けなのかも知れませんね。
興味ある方は、
 amazon楽天ブックスの読者の感想なども参照してみてください。

以下が、「和の国の神さま」のもくじです。
神社はすべて参拝・その他の地もほぼ訪ねているところで、WebPageで紹介しているところも多く、情景も浮かび、大変興味深く読みました。

和の国の神さま


  • まえがき ・・・〔1〕

第1章 南九州での取材

  • よくわからない神社が多かった取材 ・・・〔16〕
     神社がよくわかなない理由とは ・・・〔16〕
  • 宮崎神宮 ・・・〔18〕
     宮崎神宮はヤマト民俗の神様? ・・・〔18〕
  • 高千穂峰にいる黒龍 ・・・〔23〕
     黒龍との喧嘩 ・・・〔23〕
  • 霧島神宮 ・・・〔28〕
     天孫降臨ということになっている? ・・・〔28〕
     瓊瓊杵尊ニニギノミコトがご祭神 ・・・〔33〕
  • 高千穂峰 ・・・〔37〕
     黒龍との再会 ・・・〔37〕
     ヤタガラスがお出迎えをしてくれた神域入口 ・・・〔41〕
     会話の内容が驚きの連続 ・・・〔45〕
     巨大ヤタガラスがいる高千穂峰 ・・・〔49〕
  • 鹿児島神宮 ・・・〔53〕
     初参拝で見えた女官たち ・・・〔53〕
  • 打ち合わせにて ・・・〔56〕
     きまるべくして決まったテーマ ・・・〔56〕


第2章 古事記

  • 古事記とは ・・・〔60〕
     日本最古の歴史書 ・・・〔60〕
     国生み ・・・〔65〕
     天の岩戸 ・・・〔66〕
     ヤマタノオロチ退治 ・・・〔67〕
     因幡の白ウサギ ・・・〔68〕
     国譲り ・・・〔69〕
     天孫降臨 ・・・〔69〕
     たった3人で古事記を制作!? ・・・〔70〕


第3章 古事記と南九州の深い関係

  • 高屋山稜 ・・・〔76〕
     瓊瓊杵尊の息子「山幸彦」の御陵 ・・・〔76〕
  • 狭野神社 ・・・〔79〕
     可愛らしい白い存在がいる神社 ・・・〔79〕
     悩みの相談に乗ってくれるご神木 ・・・〔81〕
  • 霧島東神社 ・・・〔83〕
     天の逆鋒はこの神社の社宝だった ・・・〔83〕
  • 霧島神宮再訪 ・・・〔87〕
     神様に近い距離で会える祈祷 ・・・〔87〕
     ニニギさんが大和へ行かなかった理由 ・・・〔90〕
     3代目は生まれながらの大王 ・・・〔94〕
  • 高千穂峰再登山 ・・・〔97〕
     携帯トイレの素晴らしさ ・・・〔97〕
     画力に左右される龍雲 ・・・〔99〕
     大王としてのニニギさん ・・・〔103〕
     権力欲のなかった古代人 ・・・〔107〕
  • 鹿児島神宮再訪 ・・・〔108〕
     朗らかで陽気な女官たち ・・・〔108〕
  • 可愛山稜えのみささぎ ・・・〔113〕
     女性と男の子がいる御陵 ・・・〔113〕
     薩摩で最初に統一された薩摩川内市 ・・・〔117〕
     新田神社 ・・・〔121〕
  • 薩摩川内市川内歴史資料館 ・・・〔122〕
     証明された奥さんの話 ・・・〔122〕
  • 吾平山上稜ありらさんりょう ・・・〔124〕
     神話のモデルがここにもいた! ・・・〔124〕
     輪廻をやめたアエズさん ・・・〔129〕
  • 大隅半島古墳群 ・・・〔131〕
     ニニギさんとは時代が違う古墳群 ・・・〔131〕
  • 皇宮神社 ・・・〔133〕
     古代の祭祀場 ・・・〔133〕
  • 宮崎神宮再訪 ・・・〔135〕
     やっと会えたニニギさんの息子 ・・・〔135〕
     ご先祖様になるというとは ・・・〔139〕
     自然霊として存在しているヤタガラス ・・・〔141〕
     宮崎神宮はニニギさんの宮殿跡だった ・・・〔143〕
  • 生目古墳群 ・・・〔145〕
     4人の男性が出てきてくれたけど ・・・〔145〕
     ついに聞くことができた!当時の民衆の声 ・・・〔148〕
  • 美々津港 ・・・〔152〕
     立磐神社 ・・・〔152〕
  • 都農神社 ・・・〔158〕
     アトラクション的な楽しみ方 ・・・〔158〕
     天気の会話で教わったこと ・・・〔161〕
     美々津港からの出航秘話 ・・・〔165〕
  • まとめ ・・・〔170〕
     古事記はファンタジーなおとぎ話ではなかった ・・・〔170〕


第4章 天照大神

  • 天照大神と会える場所 ・・・〔176〕
     鹿児島県指宿市 ・・・〔176〕
  • 初回の開聞岳登山にて ・・・〔178〕
     高天原は本当にあった! ・・・〔178〕
     作り話ではないがすべてが真実でもない神話 ・・・〔182〕
     人間を想う神様の気持ち ・・・〔186〕
     元伊勢とは ・・・〔190〕
     仏の世界と構造が似ている高天原 ・・・〔192〕
     アマテラスさんと会うには ・・・〔194〕
  • 2回目の開聞岳登山にて ・・・〔199〕
     日本列島は龍の形? ・・・〔199〕
     霊山であっても滑れば転ぶ ・・・〔203〕
     国にも魂があった! ・・・〔206〕
     神様に育てられた日本人 ・・・〔209〕
     個人的なケアもしてくれる優しいアマテラスさん ・・・〔212〕


第5章 高波動専門霊能力アップ講座

  • 今回、もくじ掲載は割愛 ・・・〔216〜264〕





関連した写真をいくつかご紹介。

神代三山陵(じんだいさんさんりょう)

神代三山陵(じんだいさんさんりょう)は、神武天皇の曽祖父・祖父・父にあたる天津日高彦火瓊瓊杵尊・天津日高彦火火出見尊・彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊の神代三代を葬る陵。すべて鹿児島県内に治定されている。

御陵の伝承地には諸説ありますが、今回の本で取材されている日向三代の御陵は(可愛山稜えのみささぎ吾平山上稜あいらさんりょう高屋山稜たかやさんりょう)、鹿児島県内の伝承地です。

鹿児島県下、日向三代のご陵墓


可愛山陵(えのさんりょう)エノヤマノミササギ

ご陵墓(可愛山陵)

天津日高彦火瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の御陵
川内市 御陵下町「新田神社」の裏手
31度49分29.0秒 130度17分42.0秒(日本測地系)


高屋山上陵(たかやさんじょうりょう)タカヤノヤマノエノミササギ

ご陵墓(高屋山上陵)

天津日高彦火瓊瓊杵尊(ヒコホホデミノミコト)(=山幸彦)の御陵
「山幸彦」伝説の命として知られている。
霧島市溝辺町 鹿児島空港近くR504沿い
31度49分24.28秒 130度41分37.61秒(日本測地系)


吾平山上陵(あいらさんじょうりょう)アイラノヤマノエノミササギ

ご陵墓(吾平山上陵)

彦波瀲武鸕鶿草葺不合尊(ウガヤフキアエズのミコト)の御陵

今回、紹介しました鹿児島県内にある、日向三代のご陵墓の内、一つを訪ねるとするならば、私はこの「吾平山上陵」をオススメします。
肝属川の支川「吾平川」の上流山紫水明の地にあり、御陵域は 9,35hr。参道の雰囲気などとても素晴らしいです。
鹿屋市吾平町
31度16分56.18秒 130度55分0.89秒(日本測地系)


神代三山陵の伝説・伝承地マップ地図 

検索で見つけた地図ですが、以下のGogoleマップには、以下のポイントが記されています。
神代三山陵の伝説・伝承地マップ地図 

可愛山陵 ニニギノミコトの御陵墓(鹿児島県薩摩川内市)
可愛山陵 北川御陵墓参考地 ニニギノミコトの御陵墓(宮崎県延岡市) 
可愛山陵 天下神社 ニニギノミコトの御陵墓(宮崎県延岡市) 
可愛山陵 男狭穂塚御陵墓参考地 ニニギノミコトの御陵墓(宮崎県西都市) 
可愛山陵 奈古神社 ニニギノミコトの御陵墓(宮崎県宮崎市)  

高屋山上陵 ヒコホホデミノミコトの御陵墓(鹿児島県霧島市)
高屋山上陵 国見権現 彦火火出見尊ヒコホホデミノミコトの御陵墓(鹿児島県肝属町)
高屋山上陵 竹屋神社 彦火火出見尊ヒコホホデミノミコトの御陵墓(鹿児島県南さつま市)
高屋山上陵 都於郡城 彦火火出見尊ヒコホホデミノミコトの御陵墓(宮崎県西都市)
高屋山上陵 高屋神社 彦火火出見尊ヒコホホデミノミコトの御陵墓(宮崎県宮崎市)

吾平山上陵 ウガヤフキアヘズノミコトの御陵墓(鹿児島県鹿屋市)
吾平山上陵 ウガヤフキアヘズノミコトの御陵墓(熊本県山鹿市) 
吾平山上陵 ウガヤフキアヘズノミコトの御陵墓(宮崎県高千穂町) 
吾平山上陵 松本塚古墳 ウガヤフ キアヘズの御陵墓(宮崎県西都市) 
吾平山上陵 吾平神社 ウガヤフキアヘズノミコトの御陵墓(宮崎県宮崎市) 
吾平山上陵 鵜戸御陵墓参考地 ウガヤフキアヘズノミコトの御陵墓(宮崎県日南市) 
吾平山上陵 吾平津神社 ウガヤフキアヘズノミコトの御陵墓(宮崎県日南市) 

諸説あるようです。
ご興味のある方は、ネット検索などでお調べください。


アマテラスさんと会える?開聞岳


大野岳公園 (鹿児島県)
〜 大野岳公園 駐車場近くの展望所より 池田湖・開聞岳 〜

この撮影地である大野岳は,薩摩半島南端に位置する標高466mの独立峰。


【著者情報】(「BOOK」データベースより)
桜井識子(サクライシキコ)
神仏研究家、文筆家。霊能者の祖母・審神者の祖父の影響で霊や神仏と深く関わって育つ。1,000社以上の神社仏閣を参拝して得た、神様仏様世界の真理、神社仏閣参拝の恩恵などを広く伝えている。神仏を感知する方法、ご縁・ご加護のもらい方、人生を好転させるアドバイス等を書籍やブログを通して発信中。
著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) amazonより一部引用


wikipadia より「眷属」
眷属神としての「眷属」は、本来、神の使者をいう。多くはその神と関連する動物(想像上の動物を含む)。動物の姿を持つ、または、動物にみえる、超自然的な存在を意味することもある。日本の神道における例としては、蛇や狐、龍など。神に代わって神の意志を伝えるなどする、神使とよばれる。神と同様に人間を越える力を持つため、「眷属神」とされ、眷属神を祀る神社もある。神社によっては入り口に随神門が置かれることがあり、左右に守り神として神像あるいは御幣が配置されている。この随神は狛犬と同じく必ずしも崇拝対象ではないが、簡易な賽銭箱が置かれることもある。 wikipadia より一部引用


− スピリチュアル神話本?「和の国の神さま」桜井 識子 (著)の感想 −
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