▼愛用コンパクトデジカメ「リコーGR」故障、修理費用1万5,290円也
Posted morimori / 2019.10.17 Thursday / 23:44
バックに入れ持ち歩き、出先でのスナップ、テーブルフォトに使用したり、自宅で小物の撮影などに愛用していた、コンパクトデジカメ「リコーGR」が故障、修理した話題です。
異色?マニアック?なデジカメ リコーGR
「究極のスナップシューター」としての撮影に特化した道具「GR」
~ リコーGR ~
このデジカメ「リコーGR」、2013年に発売開始されたもので、型は古いですが、レンズは35mmフィルム換算、28mm相当の開放(f2.8)からシャープに映る単焦点、しかもコンデジでは贅沢な APS-C 大型 CMOS センサー(ローパスフィルタレス)搭載、高感度にも割りと強く、星のタイムラプス撮影なども出来、カスタマイズ機能も充実、しかし手振れ補正は無し、といった、一風変わったマニアックなコンデジでして・・「はまれば」一眼レフ同等の良い写りをします。

故障:カタカタ音・レンズ収納せず~面真っ暗
半年位前から、オートフォーカスの際、内部より(ギアが噛み合わないような)カタカタと機械音がしたり、電源を切ってもレンズが収納されなくなることがしばしばありました。電池を抜いて再挿入すると復活するし、このデジカメの使用頻度は少ないので、だましだまし使っておりました(^^;)。
先々月頃、さらに状態は悪くなった。
電源を入れても画面上は、真っ暗のまま、但し、シャッターボタン半押しすると作動音はしてシャッターを押すと次から正常になる。時折カタカタカタといった機械音が内部から発生するようになった。
流石にここまで来ると何らかの対応をするしかない・・。
「リコーGRⅢ」を買う予算も無いし・・中古はリスキー
現行型の「リコーGRⅢ」を新たに購入する予算も無いし(価格コムだと最安価格(税込)\97,100円 )、かといって、GRの中古品(相場\3万5000円位)は、こういったトラブルを抱えている可能性もあり、二の足。ということで、修理する事とにした。
リコーイメージング株式会社修理サービスセンターへ発送修理依頼
以前、SONYのカメラを修理した際には、宮崎市内のSONY代理店経由で修理を行ったが、リコーの場合、ネットで調べると、各県にそういった店はなさそうで、リコーイメージング株式会社修理サービスセンターへ元払いで発送するようになっている。修理費用があまりに高いと考え直す必要もあるので、見積もり回答を見てからの修理開始という条件で発送、依頼した。
5日程の後、リコーイメージング株式会社より、修理の見積もりFAXが送られてきた。
今回の修理囲見積もり価格は
返送宅配料込み 1万5,290円(10%税込)
とのこと。
レンズAFユニットとかそっくり交換すると3万円を超えるかも知れない?と、思っていたので、内心ほっとし、修理を依頼した。
チュウケイキバン交換・約一週間で修理完了
約一週間後、修理完了品がクロネコの宅急便で届いた。修理内容
部品(中継基盤)交換。各部点検。
料金: 工料10,900円・部品代3,000円
症状(何かが引っ掛かったようなカタカタ音)からすると、メカ的な故障なのかな?と思っていたのですが、中継基盤(3,000円)の不良とは・・
基盤ってそうそう電気的に壊れるものでは無いと思うんですけどねぇ。
機動時にレンズが出てくるのですが、その際、摺動部に使用するフレキシブル基板なのかも知れない。
こういった修理は、技術料(工賃)が高いのがネック。時間あたりの単価いくらなのだろう?
使ってみると、なんとなくフォーカス合焦が早く、AFの迷いが少なくなった印象。(プラセボ効果かも知れないが・・)
余談:今まで、このカメラで使用していた SDHCカードは、CLASS10対応のカードでしたが、スピードの速いSDXCカード(今まで一眼カメラで使っていた、おさがり品 UHSクラス3 リード95MB/S/ライト60MB/S 128G)を使ってみたところ、撮影してすぐプレビューする場合のレスポンスがかなり改善、サクサク快適になった。
rawなしのJPGだけならシャターボタン押しっぱなしにすれば待ち時間ゼロで連続撮影が永延に出来る感じです。
ライト時間は重要ですね。
以前、「青島」で撮った写真

修理後、「フローランテ宮崎」で試し撮りした写真。

マクロ設定に切り替えると、10cmの距離まで寄れます。
センサーが大きい(APS-C)ので、コンデジにしてはボケも綺麗です。

リコーGR 商品説明
リコーGR
GR 5つのポリシー
【 追記 】その後、USB端子部のゴム製の蓋が千切れたので修理に出そうとメーカーに問い合わせたが、修理期間は既に終えており、保守パーツも入手出来なく修理不能とのことでした。
2024年現在も、現役で使っております。

青島にて(リコーGRで撮影)
修理後、「フローランテ宮崎」で試し撮りした写真。

フローランテ宮崎にて(リコーGRで撮影)
マクロ設定に切り替えると、10cmの距離まで寄れます。
センサーが大きい(APS-C)ので、コンデジにしてはボケも綺麗です。

マクロ撮影(リコーGRで撮影)
リコーGR 商品説明
リコーGR
GR 5つのポリシー
- カタログスペックだけの数字競争はしない
- 流行の機能というだけで搭載しない
- 目立たせるためのデザインはしない
- 安易なモデルチェンジはしない
- いつも挑戦する姿勢を失わない
【 追記 】その後、USB端子部のゴム製の蓋が千切れたので修理に出そうとメーカーに問い合わせたが、修理期間は既に終えており、保守パーツも入手出来なく修理不能とのことでした。
2024年現在も、現役で使っております。
- 愛用コンパクトデジカメ「リコーGR」故障、修理費用1万5,290円也 -