母の「新型コロナ」ワクチン接種で書類事前提出|ワクチンに関するデマ
Posted morimori / 2021.06.25 Friday / 07:23
新型コロナワクチン接種、65歳以上の高齢対象者(約3500万人)の半数を超えた
「新型コロナ」のワクチン接種ですが、6月23日時点で、1回目の接種を終えた65歳以上の高齢者は、23日時点で1813万人となり、対象者(約3500万人)の半数を超えたようです。宮崎県内では、6月18日現在、65歳以上の想定接種者数 約35万人
に対して一回目 191,402回(54.7%)、二回目 70,833回 20.2%)を終えているとの事。
イラスト:いらすとや
母のワクチン接種、事前に書類等を提出
先日、母の接種を予約していたかかりつけのクリニックより、接種に必要な一連の書類を事前に預かりたいので、事前に提出して頂きたい旨、連絡が来た。本来、これら一連の書類は、記載の上、接種日当日に持参すれば良いものなのでしょうけど、今は特に、高齢者(65歳以上)の接種ですから、接種当日一部書類を忘れて来たり、問診表記載の書き忘れや、不備などで通常診療に弊害が起きかねないことは容易に想像出来る。
もの忘れも進んでいる方も多いでしょう、時間も何倍もかかり、通常診療と共に業務をこなすのは大変なことだろうと思う。
書類を提出して来ましたが、ワクチン接種が始まる前は余裕の駐車場も今は常に満車に近い状態でした。
ワクチン接種関連の医療従事者の方は今、かなり負担になっているのだろうと思う。
感謝します。
ワクチンデマ
関連する話題ですが、インターネット上では、ワクチンについて、結構デマとおもわれるものや誇張した素性の知れない投稿などを目にするようになってきた。河野太郎大臣が昨日、ご自身のサイトで記事を書かれていたので後半で引用しておきます。
衆議院議員 河野太郎公式サイト
ごまめの歯ぎしり より ワクチンデマについて
規制改革・行革・国家公務員制度・沖縄北方担当大臣
2021.06.24
新型コロナウイルス感染症のワクチンに関するデマが流布されるようになってきました。
そもそもなぜ、ワクチンに関する正しくない情報が飛び交うのでしょうか。
EUの対外行動庁(EUの外務省にあたる)が4月に公表した報告書によれば、中国やロシアが、ファイザーやモデルナのmRNAワクチンの信頼性を傷つけるような情報発信をソーシャルメディアなどを使って複数の言語で行っています。
また、ワクチンに関する偽情報やデマを監視している団体によると、TwitterとFacebookにあるワクチン関連のそういった誤った情報の65%はわずか12の個人と団体が引き起こしていることが確認されています。
中には医師免許を持っているにもかかわらず、デマを流す人もいます。
ワクチンデマを流す目的は、
一、ワクチンを批判して、自分の出版物やオリジナル商品に注目を引き寄せて、お金を稼ぐ、
二、科学よりも自分の信奉するイデオロギーに基づいて主張する、
三、過去に誤ったことを発言したために抜け出せなくなっている、
四、自分に注目を集めたい、ということが大きいと言われています。
日本で流布されるデマは、当初、海外で発信され、しばらくして日本にたどり着いたものが多くなっています。
今回のコロナワクチンに関する具体的なものをいくつか挙げてみると、
「ワクチン接種された実験用のネズミが2年で全て死んだ」
実験用のネズミの寿命がそもそも2年程度ですから、ワクチンを接種した人間が100年で全て死んだといっているのに等しいことになります。
その後、「ワクチン接種された実験用のネコが全て死亡した」というデマに替わってきていますが、ヒトに関する研究の前段階としての動物実験でネコは一般的に使われません。
現に、ファイザー社のワクチンの研究でネコが使用されたことはありません。
「ワクチン接種により不妊が起きる」
コロナワクチンに限らず、どんなワクチンに関しても流されるデマの一つです。
これまでのワクチンで、不妊が起きたことはありません。
今回のコロナワクチンでも、不妊が起きるという科学的な根拠は全くありません。
ファイザー社の元Vice Presidentのマイケル・イードンという人が、「胎盤を形成するシンシチン−1という蛋白とスパイク蛋白が似ているため、スパイク蛋白の抗体がシンシチン−1も攻撃してしまう」と主張しましたが、実際には抗体が反応するために大切なアミノ酸の配列は似ているところが少なく、そのような反応が起きたことは確認されていません。
アメリカで行われた3958人の妊婦を対象とした研究で、流産や早産、先天奇形が起こりやすいということがないことも確認されています。
「卵巣にコロナワクチンの成分が大量に蓄積する」
ワクチンの成分が体内でどう拡散するかを調べるために、放射性同位体を付加したワクチンをマウスに接種してみたところ、総放射能回収率は肝臓で最も高く18%となり、脾臓では1.0%以下、副腎では0.11%以下、卵巣では0.095%以下と、肝臓と比較して著しく低くなり、ピークも48時間でした。
単にごく微量が卵巣に一時的に分布したということであり、蓄積というのは明らかな誤りです。
「ワクチン接種で遺伝子が組み換えられる」
mRNAワクチンが遺伝子に組み込まれる可能性はありません。
ヒトの遺伝情報はDNAの形で細胞の核の中に保存されています。
mRNAは細胞の核に入ることができません。
仮に、mRNAが細胞の核に入ったとしてもRNAをDNAに変換できませんし、それをヒトのDNAに組み込むこともできません。
「治験が終わっていないので安全性が確認されていない」
mRNAワクチンは、基礎研究、動物実験、治験が省略されることなく実施され、リスクを上回る臨床的に意味のある有効性が確認されています。
その上で、いつまで効果が持続するかという長期の有効性を確認するための治験が継続して行われています。
「長期的な安全性がわからない」
mRNAは半日から数日で分解され、ワクチンにより作られるスパイク蛋白も約2週間以内でほとんどがなくなります。
mRNAワクチンが遺伝子に組み込まれることはありません。
mRNAワクチンでもアナフィラキシーが起きることがありますが、症状が出るのは接種してから2日以内に限られます。
これまでのワクチンでも、ほとんどの副反応が6−8週間以内に起きることが知られています。
以上のことから、コロナワクチンの長期的な安全性について特段の不安があるということはありません。
「ADE(抗体依存性増強現象)が起きる」
ワクチンや過去の感染により作られる抗体が、ウイルスの感染を増強してしまうことをADEといいます。
デング熱ワクチンやSARSワクチンでこのようなことが起きたことがあります。
しかし、ファイザー社とモデルナ社のmRNAワクチンでは、
高い中和作用がある抗体とバランスのよいリンパ球の動きが確認され、
動物実験でもADEは観察されず、
大規模な治験においてもADEの報告はない
ことから、新型コロナワクチンに関して、ADEの可能性は考えにくいとされています。
この項は「こびナビ」( covnavi.jp , @covnavi)の監修をいただいております。
※ 強調(太字)は当方で掲載時追加したものです。
➡ 引用元 (河野太郎 公式サイト)
➡ こびナビ (運営:(一社)保健医療リテラシー推進社中)
「こびナビ」は新型コロナウイルス感染症や新型コロナウイルスワクチンに関する正確な情報を皆さんにお届けするプロジェクトです。
知事メッセージ(Yotube)
このバックに流れるピアノの音もう少し抑えてもいいような・・。
※ 国民は、接種を受ける努力義務が生じるが、強制ではない。
宮崎市では7月1日から60歳以上(昭和37年4月1日以降生まれの方)、基礎疾患のある方のワクチン接種予約受け付けが始まります。
➡ 6月28日新聞折込予定のお知らせ(PDF)(宮崎市サイト内ページ)
関連情報メモ
九州での感染は落ち着いて来ているが、東京都内では24日新たに570人の感染が確認され、1週間前の木曜日より118人増えた。前の週の同じ曜日から100人以上増加するのは2日連続。
オリンピック関連では、宮崎県は来月2日からドイツの陸上チームやアメリカの女子サッカーチームなど、オリンピック・パラリンピック合わせて、9カ国13チーム、300人以上の選手・スタッフを受け入れる予定となっています。
来県自粛のお願い 宮崎県サイトより
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