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【10/26更新】10月20日 阿蘇山 で噴火発生 今後同程度の規模の噴火の可能性

Posted morimori / 2021.10.26 Tuesday / 06:41


【 10月26日追記 】
令和3年10月25日17時10分 福岡管区気象台発表 によると
火山性微動の振幅は、昨日(24日)23時から本日(25日)02時頃にかけて急激な増大がみられ、その後は小さくなっています。
本日(25日)11時頃からは、中岳第一火口浅部を震源とする振幅の小さな火山性地震が増加しています。

また、京都大学本堂トンネル観測点の伸縮計では、中岳火口浅部の膨張とみられる変動が観測されています。

これらのことから、中岳火口浅部での増圧が示唆され、20日の噴火と同程度の規模の噴火が発生する可能性があります。

との事です。


【 10月24日記 】
少し前の事ですが・・
阿蘇山 中岳第一火口で、10月20日 11時時43分に噴火が発生 (水蒸気爆発でした)、この噴火に伴い、火砕流が火口より1km以上に達しました。

今回噴火した時点(レベル2)での立ち入り規制エリアは火口から1Km、人的被害を免れたものの、今回、火砕流が到達したエリアは規制範囲を超えていたようです。

下記映像(Youtube)を見ると草千里付近も、怖いです。




気象庁は、阿蘇山に火口周辺警報(噴火警戒レベル3、入山規制)を発表
火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う大きな噴石及び火砕流に警戒するよう呼びかけました。

阿蘇山 噴火 2015年1月撮影
阿蘇山 噴火 2015年1月撮影


その後、22日16:00の気象庁発表では、火山性微動の振幅が大きな状態で推移しており、火山ガス(二酸化硫黄)の放出量が多いことから、今後も火口から概ね2kmの範囲に影響を及ぼす噴火が発生する可能性があるとの事です。

 阿蘇山の火山観測データ(気象庁)

阿蘇山 噴火 2015年1月撮影
阿蘇山 噴火 2015年1月撮影


草千里浜 手前の駐車場、阿蘇火山博物館などがあるところは中岳火口から3K離れておりますので規制区域圏外ですが、安心とは言えません。

阿蘇は、近年も、このようような小規模の噴火を繰り返して来ておりますので、規制圏外であれば、おそらく大丈夫と思いますが、火山噴火予知は道半ばであることを認識しておくべきです。

宿泊施設等がある場所は、かなり離れているので大丈夫でしょう。

阿蘇山 噴火 2015年1月撮影
阿蘇山 噴火 2015年1月撮影


※今回掲載した草千里浜付近の写真は2015年1月に、噴火している頃に撮影した写真です。
以降に掲載した中岳火口付近の写真は2003年に撮影した写真です。
 

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阿蘇 砂千里ヶ浜 (2003年撮影)
阿蘇 砂千里ヶ浜 (2003年撮影)


阿蘇 中岳 (2003年撮影)
阿蘇 中岳 (2003年撮影)


阿蘇 中岳 (2003年撮影)
阿蘇 中岳 (2003年撮影)


1953年(昭和28年)の噴火では人身大〜人頭大の噴石が火口周辺に飛散、修学旅行中の高校生など多数の観光客が巻き込まれ、6人が死亡、約90人が負傷した。
以降、1958年6月 死者12人、負傷者28人、1979年9月 死者3人 負傷者11人。 
現在は災害対策として、中岳第一火口周辺には噴石を避けるために、退避壕が中岳火口の1km圏内に13箇所建てられている。
退避壕は鉄筋コンクリートで頑丈に出来ており、1つにつき30人収容可能。

阿蘇 中岳 (2003年撮影)
阿蘇 中岳 (2003年撮影)


阿蘇 中岳 火口 (2003年撮影)
阿蘇 中岳 火口 (2003年撮影)


阿蘇 中岳 火口 内(2003年撮影)
阿蘇 中岳 火口内 (2003年撮影)


折角、コロナが落ち着いて来て、観光業界はこれから という時に・・
噴火が長引くと観光・経済への影響が心配です。
宮崎県の高千穂なども、阿蘇からの周遊観光客も少なくないので「阿蘇噴火」の影響が心配です。

ANNニュース映像





阿蘇 草千里ライブカメラ





余談ですが・・

阿蘇山から20数キロ離れたところにある「高千穂峡」は阿蘇が約12万年前、約9万年前の噴火の際の火砕流跡が五ヶ瀬川によって浸食され出来た峡谷です。

高千穂峡の阿蘇火砕流跡
高千穂峡の阿蘇火砕流跡


約9万年前の「破局噴火」での火砕流は九州の4分の3と山口県を焼き尽くした。火山灰は北海道東部でも10cm以上積もっている。

九州南部には阿蘇、加久藤・小林、姶良、阿多、鬼界と過去に「 破局噴火(Wikipadia)」を起こしたカルデラが五つもある。

7300年前に鹿児島県南方沖の海底火山(鬼界カルデラ)で起きた巨大噴火が、当時の南九州で栄えていた縄文文化を壊滅させたことは、考古学上よく知られている。
東北地方や朝鮮半島でも赤橙色を帯びた“アカホヤ”と呼ばれる火山砕屑物が見つかっており、極めて規模の大きな破局噴火であったとされる。火砕流は半径100kmの範囲に広がり、大分県でも50cmもの厚みのある火山灰層が観察される。
wikipedia「破局噴火」より一部引用



有史以来の「破局噴火」の記録はなく、次 いつ噴火するかはわからない。
 


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