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2021年 第35回西都古墳まつり「炎の祭典」がYoutubeでライブ配信されました。

Posted morimori / 2021.11.07 Sunday / 23:23


11月6日(土)、11月7日(日)、西都市の西都原で「第35回西都古墳まつり」(実行委主催)が開催されています。
「西都古墳まつり」は室町時代にさかのぼる「山陵祭」や「御陵祭」が原型となるお祭りで、今の形となったのは、昭和62年の事。

西都古墳まつりの一番の見所は、初日に行われる「たいまつ行列」と西都の神話絵巻を舞と音楽で再現した「炎の祭典」です。
「たいまつ行列」は雨天の為、中止となたようです。

2年ぶりに開催となった、今年の「西都古墳まつり」は、新型コロナ感染防止の為、「炎の祭典」は、事前に募集した「たいまつ行列」参加者(300人)のみの見学となりましたが、Youtubeでライブ配信されました。



1080pの割りに画質が悪いような気がする、480p位にしか見えないのは何故だろう?
1080pなら以下の拡大写真位の解像度があると思うのですが・・

規模を縮小し実施する企画
  1. オープニングセレモニー(神事のみ)
  2. たいまつ行列(宮崎県内在住者のみ参加可能。参加人数制限300人。※雨天中止)
  3. 炎の祭典(オンライン配信。たいまつ行列参加者のみ観覧可能。一般観覧不可。)
     第35回西都古墳まつり炎の祭典ライブ配信特設ページ
  4. 式典(一部の関係者のみ)
  5. コフリンピック、火おこし体験(会場入場制限)


実施を見送る企画
  1. 地場産業展・産業祭及びふるまい(地場産品、飲食などの出店)
  2. 神楽まつり(市内に伝承されている神楽団体の奉納)
  3. 奉納行事(市内の無形民俗文化財や子供たちによる芸能などの奉納)
  4. 古代生活体験(勾玉作り体験など)
  5. 協賛行事(野点、弓道大会)




宮崎県内では7日現在、新型コロナの新規感染者ゼロの日が18日連続、続いております。 入院 自宅療養中の方などもゼロです。
国内では7日、新型コロナウイルス感染症による新たな死者の報告はなく、昨年8月2日以来、約1年3カ月ぶりにゼロとなった。
県民の行動要請緩和や県内のイベント緩和など検討する時期に来ているのではないでしょうか?

過去に撮影した写真をいくつか紹介します。

西都古墳祭りにて
コノハナサクヤヒメとニニギノミコト


西都古墳まつり たいまつ行列 02.jpg
西都古墳まつり たいまつ行列


西都古墳まつり たいまつ行列 05.jpg
西都古墳まつり たいまつ行列


西都古墳まつり 炎の祭典会場(御陵墓前広場)06.jpg
西都古墳まつり 炎の祭典会場(御陵墓前広場)星が綺麗。



「炎の祭典」では、以下のコノハナサクヤヒメとニニギノミコトの恋の物語が演じられます。

【コノハナサクヤヒメとニニギノミコトの恋の物語】

神話の時代、水清らかな桜川、緑深き妹田(いもだ)の里で育ったコノハナサクヤ姫は可憐な花のように美しく成長しました。ある日、今も尽きることなく清水の湧き出ずる逢初川で、りりしい皇子に出会います。この皇子こそ天照大神につかわされ、西都原へ降り立ったニニギノ尊でした。皇子は高千穂から新天地を求め西都原高取の地に皇居を構えていたのです。

尊の一途な眼差し(まなざし)に出会った姫は、胸の高鳴りを押さえながら、尊の「あなたのお名前を是非教えてください」の問いにも答えず、恥ずかしさのあまり走り去ってしまいます。しかし、その後、二人の想いは愛情となり、日ごとに高まるばかり。姫は、父の許しを得て、事勝国勝長狭(ことかつ・くにかつ・ながさのみこと)の仲人により、恋い慕うニニギノ尊とめでたく婚礼の儀を迎えることになりました。

めでたく婚礼の儀を終えた二人を、西都原に降り立った神々も、また二人を慕う人々も、炎を絶やすことなく、夜を徹して祝福したといいます。

二人は、初めて二人を巡り逢わせた思い出の地、逢初川のすぐ近くに八尋殿(やひろでん)を建て、新婚第一夜を迎えます。しかし、二人だけの生活も一夜限り。二人が今日のこの炎のように、燃えるような一夜を過ごしたのも束の間、東の空が白みだしたころ、ニニギノ尊
は他族の反乱を告げる伝令によって起こされました。国造りの命を受ける尊にとって賊の平定は急務。後ろ髪を引かれる思いを振り払いながら、愛する姫を一人残し、戦場へと向かうのでした。

尊を戦場へ見送って早十月。愛する人の戦場での無事と、たった一夜ではあるけれど、あの思い出を胸に、姫は愛しい尊の帰りを一日千秋の思いで待っていました。やがて、尊、凱旋の報せが姫の元に届きます。「尊が帰ってくる・・・ああ、愛おしいあの方が私の元にお
帰りになる。」尊に会えることを思うと、胸はつぶれんばかり。尊も戦の中にも姫のことを思わぬ日はありませんでした。無事な尊の姿を前に、姫は喜び、泣き崩れ、尊の子を身篭り、そして、今日にも子供が産まれることを告げました。すると、尊は驚いたように、姫の肩を
突き放したのです。たじろいだ姫は、尊の目に疑いと軽蔑があることを見ました。尊は言いました。「たった一夜の契りで身篭るはずがない。」

尊のあまりな言葉に、姫はその場に崩れ落ちました。やがて力なく立ち上がった姫は悲痛な面持ちで言いました。「私は身の潔白を晴らすため、今からこもる産屋に火を放ちます。
炎は三日三晩燃えるでしょう。でも、産まれてくる子は尊の子、そう、神の子です。焼け死ぬこともなく、立派に産まれるでしょう。そして、私も守られるはずです。」と立ち尽くす尊を前に、茅(かや)で作った無戸室(うつむろ)に火を放ったのです。

燃え盛る炎の中から、姫の言葉どおり、元気な産声が聞こえてきました。最初に生まれたのがホデリノ尊、次にホスセリノ尊、三番目にホオリノ尊と次々と3人の皇子が誕生しました。
こうして皇子の誕生を、この地の人々は、たいへん喜び、誤解の解けたニニギノ尊とコノハナサクヤ姫は、その後いつまでも仲睦まじく暮らしました。 現在、この地、御陵墓は、二人をまつる墓として伝えられています。



西都古墳まつり 炎の祭典  07.jpg
西都古墳まつり 炎の祭典〜


西都古墳まつり 炎の祭典  09.jpg
西都古墳まつり 炎の祭典



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西都古墳まつり 炎の祭典


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西都古墳まつり 炎の祭典


西都古墳まつり 炎の祭典  19.jpg
西都古墳まつり 炎の祭典


当サイト内WebPageに多くの写真を掲載
 西都古墳まつり

考古学的には・・

男狭穂塚は日本神話で、高天原から高千穂の峰に降り立ったニニギノミコトの墓。 女狭穂塚はニニギノミコトが西都の地で出会って妻としたコノハナサクヤヒメの墓と伝承されていますが・・・。 
記紀などの記述で考えると・・・
カムヤマトイワレヒコノミコト(後の神武天皇)が日向の国から東征、神武天皇に即位されたのが紀元前660年とされております、それよりさらに何代も前のニニギノミコト・コノハナサクヤヒメのお墓が、5世紀初めころに作られるとは・・。 時代的にちょっと考えにくい気もします。

諸説あり

被葬者は日向国造の始祖、大首長であったと推測される、豊国別王(トヨクニワケノミコト) [12代 景行天皇(71年〜113年)の子息]と言う説。(景行天皇は日本書紀によると6年間に渡り日向(ひむか)に滞在したと記されている。)

また、男狭穂塚が、五世紀頃、諸県地方を治めていた牛諸君牛諸井(牛諸井)(モロカタノキミウシモロイ)、女狭穂塚が、その牛諸君牛諸井(牛諸井)の娘であり、16代 仁徳天皇(313年〜400年)の妃であった絶世の美女と伝えられる髪長姫(かみながひめ)という説もあります。 時代的に見るとこの説が一番有力なのかも知れません。

西都原古墳群のコスモス

例年、西都原では、西都古墳まつりにあわせてコスモスも満開、見頃となります。
西都原古墳群のコスモス
西都原古墳群のコスモス(過去に撮影したもの)


【追記】西都原では、春の菜の花植え付けの準備のため、コスモス畑の刈り込みと無料摘み取りを実施予定とのこと。

刈り込み開始前となる11月13日(土)・14日(日) 2日間に限り、花畑内のコスモスを、好きなだけ摘み取り自由に持ち帰ることが出来ます。
摘んだ花を包む新聞紙やハサミ等はご自分でご用意してください。
花畑内で発生した事故やトラブルに関しては、西都市観光協会および西都市商工観光課は、一切の責任を負いませんのであらかじめご了承ください。との事です。

当サイト内関連WebPage
  西都原古墳群のコスモス
  西都原古墳群の菜の花と桜
 

話は変わって、先ほど 高千穂町国見ヶ丘に設置してるライブカメラ映像を見た所、雲海が広がっておりました。
高千穂の雲海 国見ヶ丘設置ライブカメラ画像
高千穂の雲海 国見ヶ丘設置ライブカメラ画像

時折、霧(雲?)につつまれておりましたが、今日行かれた方はラッキーでしたね。 
天気予報では、高千穂の 6時の気温:0℃ 湿度:82% 北の風:1m 
湿度は重要なのでしょうね。

ネット上には、以下のような予想サイトもありますが、よく当たるといった印象は無い(^^;)
  雲海出現NAVI


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