宮崎県「医療警報」発令|宮崎市発表 ワクチン3回接種で感染率は2回接種の3分の1以下に
Posted morimori / 2022.07.08 Friday / 07:10
医療警報発令(画像は 2022/7/7 知事会見資料より)
7/8 延岡・西臼杵圏域も(赤)感染急増圏域へと変更になりました。
7/8 延岡・西臼杵圏域も(赤)感染急増圏域へと変更になりました。
宮崎県「医療警報」を発令
河野知事は7月7日、県庁で会見を開き、宮崎県独自の警報(3段階)について、同日より当面の間、最も低い「医療警報」を発令すると発表した。感染者が急増し、警報発令の基準となる病床使用率が目安の15%を超える16.3%(7月6日時点)となったことで判断したもの。
対策と経済 両立目指す
飲食店の営業時間短縮や酒類提供終日停止などの行動要請は行わない。知事は「これまでは早めに休業要請などを行っていたが、今はそのような状況ではない」との認識を示した。一方で感染者が急増すれば、医療がひっ迫する可能性もあり、「これまで以上に注意してもらいたい」と述べた。
今回の発令に伴ない、ひなた飲食店認証店以外を利用する場合
「1卓4人以下、2時間以内(テーブル間の席の移動は控えて)」の制限が加わる。
ワクチン接種状況(画像は 2022/7/7 知事会見資料より)
ワクチン3回接種で感染率は2回接種の3分の1以下 宮崎市が分析
宮崎市清山市長定例記者会見で、宮崎市において6月の感染者のワクチン接種有無などを分析した結果の発表がありましたので紹介します。
(画像は 2022/7/7 宮崎市市長定例記者会見資料より)
2022/7/7 宮崎市 清山市長 定例記者会見より一部抜粋
ワクチンの未接種者と3回接種の方で、感染率という数字でいえば4倍近く違いが出ています。
3回接種に関しましては、未接種者の方に比べて約4分の1程度になるということで、それは非常に高い発症予防効果があるんじゃないかなと受けとめております。
これが、2回接種の場合、発症率が0.9%程度と割り出されましたので、やはり2回接種だけでとどまっている方は、ほとんど未接種者と変わらない発症確率にとどまっていると理解いただきたいと思っています。
今回、本市におけるこの最新の1ヶ月間の感染状況を見ていると、3回接種まで終えることで、効果が出ているんじゃないかなと考えています。
これがBA.5で全く同じかというと、これはまだ分からないところではありますが、少なくとも3回接種の発症予防効果は本市でも認められていると言えます。
そして、もし3回接種したとしても、640人の方々は感染をしていますので「3回接種してもかかったじゃないか」と言われる方が、これぐらいの数は確かにいるんですが、「全体として統計を見た時にやはり、感染率はぐっと下がっていますよね」という話ができるかなと思っています。
そして、2回しか打っていない方は、3回目接種の検討をお願いしたいです。
全市民の中で、20代・30代はまだ4割の方々しか3回接種を打っていません。
高齢の方々はおよそ90%超えておりますが、高齢の方々は感染すると重症化しやすいので、できるだけ100%に近づけていきたいと考えています。
さらに、5歳から11歳に関しては、10%台半ばにとどまっている状況です。
3回のワクチンの有効性は厚生労働省などのデーターでも出てはおりますが、地元でのこういったデーターは身近に感じられ、それに元医者である清山市長から発表されると説得力も加わります。
九州各県の感染状況(10万人あたり)
九州の感染者推移(画像は 2022/7/7 知事会見資料を一部抽出したもの)
新型コロナ関連データー リンク
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