新年のご挨拶 と 「平和の使者」現る
Posted morimori / 2023.01.01 Sunday / 23:40
正月に「平和の使者」
実家に幹の直径20cm程の大きなブーゲンビリアの木があるのですが、年末、茂った枝の中に、キジバトのペアが居たようで、知らずにブーゲンビリアのアーチ下を通ると、頭上でバタバタと大きな音を立て二羽が一斉に飛び出て来ました。不意を突かれ思わず「オオーー」っとのけ反り大声をあげた位です。路地植えのブーゲンビリアは、(覆いをしないと)気温が氷点下になると、あっという間に枯れてしまいますが、今年は、氷点下になるような日は殆んどなく、温かいので、葉や花も枯れずに残っています。
昨年の台風で一旦、殆んどの葉や小枝が落ちた影響からか、その後 出て来た葉や芽吹いた花が秋には盛大に咲き誇っており、年末頃まで楽しめました。
茂ったブーゲンビリアの木は、ハトにとって格好の隠れ家のようで、気に入ってぺアで居づいてしまっているようで、その後も何度か目にしました。
ブーゲンビリアは3cm位の鋭利な刺が幹や枝の随所にあるのに、ハトは平気なのかな? 私なんか、剪定や手入れの際、何度刺して流血したことか。
平和の使者とは言え、ここに巣を作られては困りますので対策を行った。
以前、ヒヨドリ対策でキンカンの木で使った(ヒヨドリには効果が無かった)防鳥除けのクルクル周る50cm位のネジ状の棒があったので、ブーゲンビリアの枝にセット。
生い茂って隠れ家になりやすい枝も少し剪定、見通しを良くした。
年明け、2階からふと外を見ると ブーゲンビリアの近くにハトが飛んで来た。先日見た「キジバト」のようです。
口には、「オリーブの小枝」ならぬ、何かの枯れ枝をくわえている。
巣を作る為のものかも知れない。
枝をくわえたキジバト
しかし、吊り下げた防鳥除けの棒や、枝を一部剪定して見通しが良くなり周囲の様子が以前と違うのが気になるようで、5分ほど、あちこちから様子をうかがっておりましたが、結局諦めたようでその場を飛び去って行きました。
あらためて、暮れにハトが居たブーゲンビリアの下の地面を見ると、ブーゲンビリアとは違う小枝が数本落ちていた。
やはり巣作りを始めていたのかも知れない。
ちなみにハトは鳥獣保護法で守られているため、卵やヒナがいる巣を個人で撤去したり、卵やヒナを捕殺すると法律に抵触します。
ハトさん 他の良い場所がみつかると良いのですが・・。
ハトが平和の使者とされるのは、旧約聖書にある「ノアの方舟」のエピソードにちなんでいるようです。
ノアは洪水の後、水が引いたか確かめるためにハトを放した。 しかし、まだ水が引いておらず、降りる場所がないためハトは戻ってきた。
七日間待って再びハトを放したところ、夕方になってオリーブの小枝をくわえて戻った。
洪水の終了を知らせたハトは「平和の象徴」として扱われるようになったとされています。
ロシア・ウクライナの戦争がいち早く終結し、平和な世の中になることを祈ります。
※元になった映像はこちら ➡ 1914 | Sainsbury's Ad | Christmas 2014
その後、ハトは再び巣を作り始めていたので、撤去した。
作りかけのハトの巣
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