日々ブログ MORIMORI @宮崎県

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高千穂河原 霧島樹帯トンネル 古宮址 天孫降臨神籬斎場 鹿ケ原のミヤマキリシマ群落

Posted morimori / 2023.05.16 Tuesday / 23:12


高千穂河原

高千穂河原(たかちほがわら)は、霧島連山の麓、標高970mに位置し、高千穂峰・御鉢、中岳等への登山口として知られております。
詳しくは当サイト内  高千穂河原参照

「天孫降臨への道」「霧島樹帯トンネル」

高千穂河原へは、通常は国道223号より県道480(霧島公園線)=通称「天孫降臨への道」「霧島樹帯トンネル」で向かう。
樹帯の薄暗いトンネルが続く道路は雰囲気がとても良い。
国道分岐から 高千穂河原駐車場までは約6.2Km、500m程の高低差 約15分です。
GoogleMap

県道480(霧島公園線) 天孫降臨への道 霧島樹帯トンネル
県道480(霧島公園線) 天孫降臨への道 霧島樹帯トンネル


高千穂河原 古宮址


高千穂河原 古宮址
高千穂河原 古宮址


高千穂河原 古宮址
高千穂河原 古宮址


御鉢(おはち)斜面には、5月末ミヤマキリシマが咲く

高千穂河原 古宮址
高千穂河原 古宮址



高千穂河原 天孫降臨神籬斎場てんそんこうりんひもろぎさいじょう

欽明天皇の時代(6世紀 530年〜568年)、矛峰(高千穂峰)と火常峰(御鉢)の鞍部、脊門丘に社殿が造られました。
高千穂峰に対する「山岳信仰」から始まった神社であろうと言われている。 これが「霧島の神社」の始まりです。
高千穂峰山頂より
高千穂峰山頂より

高千穂峰鞍部にあった社殿がは噴火で焼失、天暦年間(947年〜957年)「性空上人」は、現在の「高千穂河原」近くに社殿を遷しましたが、文暦元年(1234年)の御鉢噴火でここも焼失しました。

性空上人像(霧島東神社)
性空上人像(霧島東神社)


後に、現在の都城市高城町鎮座 東(つま)霧島神社に遷座
年月を経、文明16年(1484)に島津第11代当主島津忠昌の命により、社を東西に分け 東社を、現在の宮崎県高原町鎮座 霧島東神社 西社を、鹿児島県霧島町鎮座 霧島神宮として建立したようです。

詳しくは当サイト内  天孫降臨神籬斎場参照

「性空上人」関連ページ 霧島六社権現

高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)
高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)


高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)
高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)


この斎場は1940年(昭和15年)、皇紀2600年記念事業の一つとして作られたものとか・・・。 
奥に見えるのは高千穂峰の寄生火山の御鉢(おはち)、高千穂峰はここからは見えません。
御鉢が噴火する以前には高千穂峰も見えて(遥拝できて)いたのかも知れませんね。

高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)
高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)


高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)
高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)


高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)
高千穂河原 天孫降臨神籬斎場(てんそんこうりんひもろぎさいじょう)


鹿ケ原のミヤマキリシマ群落

古宮址から約1Km、高低差約50m、20分程歩いたところにある「鹿ケ原」でミヤマキリシマの群落を見ることが出来ます。
詳しくは当サイト内  鹿ヶ原のミヤマキリシマ参照

鹿ケ原のミヤマキリシマ群落
鹿ケ原のミヤマキリシマ群落


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鹿ケ原のミヤマキリシマ群落
鹿ケ原のミヤマキリシマ群落
※いずれの写真も過去に撮影したものです。


鹿ケ原は宮崎県小林市

鹿ケ原概略地図
鹿ケ原概略地図

鹿ケ原(鹿の原)は、宮崎県と鹿児島県の県境付近にあり「地理的には宮崎県小林市」に位置しますが、高千穂河原(鹿児島県霧島市)から近い・・というか・・、高千穂河原からのアクセスが圧倒的に多いので鹿児島県といったイメージです。

霧島連山は、宮崎と鹿児島の県境にあり、高千穂峰は宮崎県高原町、御鉢は鹿児島県霧島市です。

ミヤマキリシマ開花状況(2023年5月25日現在)

参照元:ミヤマキリシマ開花情報(霧島市)
えびの高原含め、霧島山系のミヤマキリシマの開花情報は、霧島市の情報が、一番、オススメです。
場所 / 状況 / 例年の見頃
高千穂河原(鹿ケ原) / 見頃(鹿ヶ原は7分咲き) / 5月下旬
御鉢斜面・高千穂峰 / 3分咲き(御鉢斜面は見頃) / 5月下旬
中岳中腹探勝路 / 見頃 / 5月中旬〜下旬
韓国岳 / つぼみ / 6月上旬
大浪池 / 5分咲き / 6月上旬
えびの高原つつじヶ丘 / 3分咲き / 5月下旬〜6月上旬

一般財団法人 自然公園財団 高千穂河原支部によると、鹿ヶ原のミヤマキリシマは5月19日現在、鹿ヶ原入口付近で3〜4分咲きくらいの咲き具合、鹿ヶ原の中ほどから奥にかけてはまだ咲き始めで花は少ない状況のようです。

当サイト内ミヤマキリシマ関連WebPage



開花時期の土日、高千穂河原の駐車場は混むと思いますので、早めの行動を。
昨年(2022/5/22(日) 高千穂河原駐車場は朝早くに満車になったようです。
午前中満車でも朝から登山を終えた方が午後に帰りだすので、午後3時頃とかは比較的空いていることもあるようです。
高千穂河原駐車場(乗用車500円・バイク200円)自動券売機です。

2022年(令和4年)8月19日時点での登山道周辺道路規制概略地図

2023年5月現在、硫黄山・不動池付近を通る県道1号は土曜・日曜 午前9時〜午後5時の時間帯のみ規制解除。平日や、祝日は通行止めを継続。
通行出来る車両は、屋根がある自動車に制限、駐停車や車両からの乗り降りを禁止。


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