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都城市「ふるさと納税」返礼品産地偽装「楽天ふるさと納税」全品取扱い停止(後に再開)

Posted morimori / 2023.11.17 Friday / 07:09


【2024/3/13追記】
熊本県の食肉加工販売業者「ヒムカ食品」が都城市のふるさと納税返礼品で外国産鶏肉を本県産と偽装していた問題で、都城市は3月12日までに、委託料相当額となる約1億8千万円(同社の不当利得分と配送費支出による損害賠償)の全額 に加えて、協定書に基づく違約金(約1480万円)支払いを求めて同社を提訴する方針を固めた。
支払い額を巡っては同社が5千万円のみ支払う和解案を出していたが、市は全額を譲らず、両者の弁護士間で協議。12日までに折り合わなかった。
2024/3/13宮崎日日新聞より一部抜粋引用


【11/24追記】
問題の返礼品を受け取った、およそ4万4000人には、本人の希望に沿って別の返礼品を送るか、寄付金を返金する方針とのことです。

「楽天ふるさと納税」も通常通り受付を再開したようです。

【11/17追記】

ふるさと納税ポータルサイト「楽天ふるさと納税」都城返礼品の仲介を停止

今回の「ヒムカ食品」の都城市のふるさと納税返礼品産地偽装問題(返礼品:宮崎県産若鶏もも3.3kg!カット済)を受け、ふるさと納税ポータルサイト「楽天ふるさと納税」は、11月15日より都城市へのすべての寄付受け付けを一時停止している。

「楽天ふるさと納税」は中でも返礼品の仲介件数が最も多いサイトで、市は「再開に向けて尽力する」としているとのこと。

20程ある「ふるさと納税」取次業者は、該当品のみの販売停止ですが、楽天は都城市全体を停止、厳しい対応をとっているようです。
楽天グループ広報によると、こうしたことに関する報道を受け、消費者保護などの観点から規約に基づき受け付けを停止しているとのこと。
取次店(楽天など)はクレームの矢面に立たされるし、企業イメージ自体も下がりますから、こういった毅然とした対応をとるのは致し方ないことかと思います。

都城市は2022年楽天の大賞(ふるさと納税部門)を受賞しているようです。

「楽天ふるさと納税」お詫び」が書かれたページへ転送

11/17朝 現在、都城市のふるさと納税にアクセスすると、以下のような内容の「お詫び」が書かれたページへ転送されるようになっています。

お詫び

この度、都城市のふるさと納税返礼品(株式会社ヒムカ食品が令和4年10月1日〜令和5年4月30日までに出荷した【宮崎県産若鶏もも3.3kg!カット済】)の産地につきまして、不適正な表示があったことが九州農政局の立ち入り検査等により発覚しました。
当市の事業者がこのような行政指導を受けたことにつきましては、極めて遺憾であり、あってはならないことであると考えております。
当市を寄附先に選んでいただいた皆様には、心からお詫び申し上げます。今後、必要な情報を集め、当該寄附者様へは、真摯に対応させていただきたく存じます。
当市からのご連絡をもうしばらくお待ちください。

なお、状況確認のため、楽天ふるさと納税の受付は一時的に停止とさせていただいております。
可能な限り、早急に再開できるよう尽力してまいります。

都城市ふるさと納税担当
電話番号:0986-58-7727
メールアドレス:f452025-miyakonojo_4@shop.rakuten.co.jp
営業日のご案内 平日9時〜18時 ※土日祝日、GW、年末年始は休業となります


都城市サイトでは

【お詫び】ふるさと納税返礼品の不適正な表示につきまして(都城市サイト)
 / 追記おわり




本文(2023/11/15記)
2023年11月14日 農林水産省九州農政局より 以下のプレスリリースがあり、宮崎県内のTV局、地元紙はこのニュースを一斉に報じておりました。

株式会社ヒムカ食品における生鮮鶏肉の不適正表示に対する措置について(令和5年11月14日 九州農政局)

一部抜粋

農林水産省九州農政局が、令和5年5月9日から11月8日までの間、株式会社ヒムカ食品(熊本県球磨郡錦町)及びヒムカ食品宮崎工場(宮崎県都城市山之口町)に対し、食品表示法に基づく立入検査等を行ったようですが以下の抵触が発覚したようです。

生鮮鶏肉(商品名「宮崎県産若鶏もも3.3kg!カット済」)の原産地について、「ブラジル産」又は「タイ産」の鶏肉を原料に使用していたにもかかわらず、商品の外箱に「宮崎県産」と事実と異なる表示。

少なくとも令和4年10月1日から令和5年4月30日までの間に、144トンあまり、商品4万3673件を宮崎県産と偽り ふるさと納税返礼品取扱業者2社に販売したことを確認。

九州農政局は食品表示法に違反するとして、14日付けで、販売する食品すべての表示の点検や是正、それに原因の究明や再発防止策の実施などを指示。



聞き取りに対し会社側は「国内で鳥インフルエンザが発生したため、価格が安く、安定して仕入れることができる外国産を使用した」と説明しているとのこと。

一般的には価格は国産のおよそ半分位のようです。
鶏インフルエンザが流行した時期、要求に対して、必要な宮崎県産の鶏肉が確保できなくなっていたようなので、それが一番の要因ではないでしょうか? 
再び同じ事が起きる可能性もあります。
都城市の管理体制にも問題は無かったのか見直す必要があるのではないでしょうか。

都城市 ふるさと納税 返礼品アワード2022を受賞

部門賞 精肉(鶏)部門 宮崎県産若鳥もも3.3Kgカット済 (株)ヒムカ食品

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都城市ふるさと納税推進事業において取扱いのある返礼品の中から、実績は優れた返礼品や、企画が優れた返礼品を表彰する制度。1000点を超える返礼品の中から最も秀でた返礼品を表彰する制度とか・・。
ふるさとチョイスサイトより引用。


屋号「ヒムカ」から察して 私はてっきり宮崎県に本社があるものと思っておりましたが、本社は熊本県で、宮崎工場(山之口ICの近く)で加工されたもののようです。
以前、ヒムカ食品の加工食品を食べた記憶があります。
 

1件あたりの寄付金額は1万円、およそ4億3600万円に上る

「産地偽装」はいけません。しかも「ふるさと納税返礼品」となるとまた、別の意味で問題。
宮崎産だからと、畜産農家さんなども含め応援しようと、全国から都城市に納税して頂いた方々を切る行為になります。

「不正競争防止法」や「景品表示法」などは問題ないのでしょうかね?

都城市は 16日現在、ヒムカ食品が提供する返礼品の受付は停止しており、当該商品の寄付者に対して 返金や代替商品の送付など対応を協議しているということです。

宮崎県都城市は2022年度の市区町村別のふるさと納税寄付額は195億9300万円で日本一となっている。

宮崎県都城市の『自治体経営』を支える「ふるさと納税」が日本一になった秘訣とは?(PR TIMES)

余談ですが・・・
私の場合、スーパーなどで生の鶏肉を買う時は、地産地消 宮崎県産を買いますが・・
冷凍食品などでは、産地のこだわりはないです。
最近「ジョイフル 味付け (生) 鶏もも肉」を良く食べてます。
鶏肉はブラジル産またはタイ産・福岡の工場で加工しています。
独自のスパイスで味付け済で、フライパンで焼くだけ、手軽に調理出来て美味しいし、冷凍庫に常備してます。

ジョイフルチキン(ジョイフル 味付け (生) 鶏もも肉)
ジョイフルチキン(ジョイフル 味付け (生) 鶏もも肉)


商品詳細:ジョイフルの味付け[生]鶏もも肉
名称:味付け鶏もも肉
原材料名:鶏肉(ブラジル産またはタイ産)、食塩、小麦粉、香辛料、植物油脂/リン酸Na、調味料(アミノ酸)、重曹、(一部に小麦・大豆・鶏肉を含む)

スーパードラッグコスモスの冷凍食品のところに置いてます。(店舗により無いところもある。)マックスバリューでも見かけたような気も・・(確証無し)

マックのチキン(ベトナム産等)も普通に食べてます。


11/30 日南市で死んだ野鳥が見つかり、簡易検査の結果、A型の鳥インフルエンザウイルスの陽性であることが確認されたようです。


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