日々ブログ MORIMORI @宮崎県

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都農町の「ふるさと納税」地方団体指定取り消しに伴う 再申請 来年早々県へ

Posted morimori / 2023.12.27 Wednesday / 07:01


かつて都農町の「ふるさと納税」は、2019年度52億5800万円(全国6位)、2020年度82億6800万円(全国5位)と、全国トップクラスの実績でした。

しかし・・・

「地方税法規定」違反でふるさと納税の対象となる地方団体指定取消しとなる。

2022年1月14日、地方税法の規定(返礼割合は3割以下に抵触)により、ふるさと納税の対象となる地方団体指定を(最短2年間)取消されました。

tsuno.gif

問題となったのは、同町が1万円の寄付への返礼品としていた「宮崎牛赤身肉切り落とし計1.5キロ以上」。
2021年8月〜10月に6万件近い申し込みがあり、大量の注文に対応できなくなった町内の取扱事業者から、3万3600件を町が引き継ぎ、町は別の業者に同様の商品の調達を依頼。結果的に地方税法が規定する「返礼割合は3割以下」を大幅に上回ることを把握しながら、12月5日までの間、1件当たり6千〜8500円の費用を掛けて約1万8千件を発送していた事での処分となったもの。

この間題を巡っては、取扱事業者として委託契約を結んでいた個人事業主(当時)に対し、両町が5590万円の損害賠償を求め宮崎地裁に超こした訴訟が継続しているようです。
当時 あまり見たことのないような事業主名だった記憶が、既に事業は行っていないのかも知れません。
【2024/3/14 追記 】

都農ふるさと納税賠償訴訟 町と返礼品業者和解へ 支払い義務大部分を免除

返礼品を巡る問題で、町が返礼品取扱事業者として委託契約を結んでいた個人事業主(当時)に対して5,590万円の損害賠償を求めた訴訟で、都農町は3月13日、個人事業主側が期日までに100万円を支払えば、残る5490万円の支払い義務を免除する内容で和解する見通しとなったと明らかにした。
 / 3/14 追記おわり

都農町の取り消し期間は2年程度

取り消し期間は2年程度とみられており、最短で24年4月以降再開とのこと。高い代償となったようです。

都農町 返礼品厳格化し、再指定の為の申届書を1月4日、県に提出予定

2023年12月27付 宮崎日日新聞に 都農町は返礼品厳格化し、再指定の為の申届書を2024年1月4日、県に提出する旨の記事がありました。
県の審査を経て国への申請が行われる再指定まで数カ月要するとみられるとのこと。

都農町をふるさと納税団体に再指定 総務省

2024年4月12日 対象自治体の指定を取り消された都農町について、4月12日 総務省は、13日付で再指定すると発表した。指定期間は9月30日まで。
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都城市「ふるさと納税」返礼品産地偽装「楽天ふるさと納税」全品取扱い停止(後に再開)

Posted morimori / 2023.11.17 Friday / 07:09


【2024/3/13追記】
熊本県の食肉加工販売業者「ヒムカ食品」が都城市のふるさと納税返礼品で外国産鶏肉を本県産と偽装していた問題で、都城市は3月12日までに、委託料相当額となる約1億8千万円(同社の不当利得分と配送費支出による損害賠償)の全額 に加えて、協定書に基づく違約金(約1480万円)支払いを求めて同社を提訴する方針を固めた。
支払い額を巡っては同社が5千万円のみ支払う和解案を出していたが、市は全額を譲らず、両者の弁護士間で協議。12日までに折り合わなかった。
2024/3/13宮崎日日新聞より一部抜粋引用


【11/24追記】
問題の返礼品を受け取った、およそ4万4000人には、本人の希望に沿って別の返礼品を送るか、寄付金を返金する方針とのことです。

「楽天ふるさと納税」も通常通り受付を再開したようです。

【11/17追記】

ふるさと納税ポータルサイト「楽天ふるさと納税」都城返礼品の仲介を停止

今回の「ヒムカ食品」の都城市のふるさと納税返礼品産地偽装問題(返礼品:宮崎県産若鶏もも3.3kg!カット済)を受け、ふるさと納税ポータルサイト「楽天ふるさと納税」は、11月15日より都城市へのすべての寄付受け付けを一時停止している。

「楽天ふるさと納税」は中でも返礼品の仲介件数が最も多いサイトで、市は「再開に向けて尽力する」としているとのこと。

20程ある「ふるさと納税」取次業者は、該当品のみの販売停止ですが、楽天は都城市全体を停止、厳しい対応をとっているようです。
楽天グループ広報によると、こうしたことに関する報道を受け、消費者保護などの観点から規約に基づき受け付けを停止しているとのこと。
取次店(楽天など)はクレームの矢面に立たされるし、企業イメージ自体も下がりますから、こういった毅然とした対応をとるのは致し方ないことかと思います。

都城市は2022年楽天の大賞(ふるさと納税部門)を受賞しているようです。

「楽天ふるさと納税」お詫び」が書かれたページへ転送

11/17朝 現在、都城市のふるさと納税にアクセスすると、以下のような内容の「お詫び」が書かれたページへ転送されるようになっています。

お詫び

この度、都城市のふるさと納税返礼品(株式会社ヒムカ食品が令和4年10月1日〜令和5年4月30日までに出荷した【宮崎県産若鶏もも3.3kg!カット済】)の産地につきまして、不適正な表示があったことが九州農政局の立ち入り検査等により発覚しました。
当市の事業者がこのような行政指導を受けたことにつきましては、極めて遺憾であり、あってはならないことであると考えております。
当市を寄附先に選んでいただいた皆様には、心からお詫び申し上げます。今後、必要な情報を集め、当該寄附者様へは、真摯に対応させていただきたく存じます。
当市からのご連絡をもうしばらくお待ちください。

なお、状況確認のため、楽天ふるさと納税の受付は一時的に停止とさせていただいております。
可能な限り、早急に再開できるよう尽力してまいります。

都城市ふるさと納税担当
電話番号:0986-58-7727
メールアドレス:f452025-miyakonojo_4@shop.rakuten.co.jp
営業日のご案内 平日9時〜18時 ※土日祝日、GW、年末年始は休業となります


都城市サイトでは

【お詫び】ふるさと納税返礼品の不適正な表示につきまして(都城市サイト)
 / 追記おわり




本文(2023/11/15記)
2023年11月14日 農林水産省九州農政局より 以下のプレスリリースがあり、宮崎県内のTV局、地元紙はこのニュースを一斉に報じておりました。

株式会社ヒムカ食品における生鮮鶏肉の不適正表示に対する措置について(令和5年11月14日 九州農政局)

一部抜粋

農林水産省九州農政局が、令和5年5月9日から11月8日までの間、株式会社ヒムカ食品(熊本県球磨郡錦町)及びヒムカ食品宮崎工場(宮崎県都城市山之口町)に対し、食品表示法に基づく立入検査等を行ったようですが以下の抵触が発覚したようです。

生鮮鶏肉(商品名「宮崎県産若鶏もも3.3kg!カット済」)の原産地について、「ブラジル産」又は「タイ産」の鶏肉を原料に使用していたにもかかわらず、商品の外箱に「宮崎県産」と事実と異なる表示。

少なくとも令和4年10月1日から令和5年4月30日までの間に、144トンあまり、商品4万3673件を宮崎県産と偽り ふるさと納税返礼品取扱業者2社に販売したことを確認。

九州農政局は食品表示法に違反するとして、14日付けで、販売する食品すべての表示の点検や是正、それに原因の究明や再発防止策の実施などを指示。
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【ふるさと納税】宮崎県宮崎市【飛行機利用ツアーにも使える】ツアー HIS クーポン

Posted morimori / 2023.08.07 Monday / 18:49


【飛行機利用ツアーにも使える】宮崎市ふるさと納税の返礼品に「HISふるさと納税クーポン」登場!
宮崎市はふるさと納税を通して、市への観光誘客を図るため、本日正午より(令和5年8月7日)、HISの対象ツアーに使える「HISふるさと納税クーポン」を返礼品として提供を開始。

「HISふるさと納税クーポン」は、ふるさと納税の返礼品として、寄附した自治体へのHIS対象ツアーの予約時に使えるクーポンで、1クーポン1円としてご利用いただけるものです。

宮崎市 ふるさと納税 HISふるさと納税クーポン
宮崎市 ふるさと納税 HISふるさと納税クーポン

HISふるさと納税クーポン

https://www.his-j.com/kokunai/theme/furusato/
飛行機利用ツアーを対象としたクーポン。
ポイント換算のため残額は次回の旅行(宮崎市)でも利用が可能。
ご本人だけでなく2親等以内の方でも利用が可能。

HISふるさと納税クーポン利用の流れ

[1]寄付をする
ふるさと納税の寄附受付ポータルサイト(「楽天ふるさと納税」「ふるさとチョイス」「ふるなび」など)で返礼品に「HISふるさと納税クーポン」を選択して寄附をする。

[2]クーポンを獲得する。
寄附後、HISふるさと納税クーポンを獲得する。
寄附〜クーポン獲得までは1〜3日かかります。
獲得クーポンは寄附をしたふるさと納税の各サイトにて確認いただけます。

[3]クーポンを利用する
旅行予約時にHISふるさと納税クーポンを利用する(1クーポン=1円)。
「HISふるさと納税クーポン対象ツアー」より、ご希望の旅行をお選びいただき専用ダイヤルにお電話ください。
お申込みの際にお名前・クーポン獲得状況等を確認させていただきます。
ご出発の前日から起算して21日前の正午までにご旅行をお申込みください。
旅行代表者(契約責任者)は寄附者ご本人様または2親等以内のご親族様に限ります。

ふるさと納税の寄附受付ポータルサイト「楽天ふるさと納税」での場合

以下より申し込み。 
【ふるさと納税】宮崎県宮崎市 ツアー HIS クーポン

  • 寄付額 1,000,000円 ツアー HIS クーポン 300,000円分 25,000ポイント
  • 寄付額 500,000円 ツアー HIS クーポン 150,000円分 15,000ポイント
  • 寄付額 200,000円 ツアー HIS クーポン 60,000円分 6,000ポイント
  • 寄付額 100,000円 ツアー HIS クーポン 30,000円分 3,000ポイント
  • 寄付額 50,000円 ツアー HIS クーポン 15,000円分 1,500ポイント
  • 寄付額 20,000円 ツアー HIS クーポン 6,000円分 600ポイント
  • 寄付額 10,000円 ツアー HIS クーポン 3,000円分 300ポイント
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ふるさと納税に係る返礼品の見直し状況についての調査結果に思う。

Posted morimori / 2018.09.14 Friday / 22:51


【更新情報】11月2日 下段に追記

ヒガンバナ 西都原古墳群にて
秋ですね・・彼岸花が咲いてました(西都原古墳群にて)
日南市酒谷の坂元棚田でもヒガンバナが見頃を迎えているとか。

先日、総務省は、「ふるさと納税」で返礼割合が3割を超えるなどルールを守っていない自治体は制度を利用できなくすることを検討すると発表。
これまで、何度か指導を行っても従わない、自治体がある為の措置。

総務省の調査では、9月1日の時点で、宮崎県内の13市町村がルールに違反していたようです。

以下は、ふるさと納税に係る返礼品の見直し状況についての調査結果(平成30年9月1日時点)
/平成30年9月11日 自治税務局市町村税課より
宮崎県関連を抽出したものに対し、対応状況については、9/12付宮崎日日新聞記事の情報【】を盛り込んだものです。

返礼割合3割超の団体は着実に減少しているが、9月1日時点で246団体(全体の14%)が残っている。

返礼割合3割超の返礼品を送付している246団体(9月1日時点)の内、宮崎県内の団体

9月中に見直し:小林市、新富町、川南町、諸塚村、美郷町、【都農町】
10月中に見直し:高鍋町
来年4月予定:西都市
時期未定:日南市、えびの市、高原町
現行のまま継続:※都城市
※都城市は別途、返礼品事業者に対してサービス向上費を支出しており、実質的には返礼割合3割超

地場産品以外と考えられる返礼品の見直し状況

宮崎市 鞄、カメラグッズ【見直し時期未定】
日南市 食事券[10月中に見直し]
高鍋町 学用品、日用品類、酒【見直すべきか検討】
新富町 酒類(ビール、酎ハイ等)※取り止め済
木城町 ワイン※取り止め済
川南町 食事券[9月中に見直し]
都農町 海産物、ホテル宿泊券、酒等キッチン用品等【関係機関と見直しを協議】
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ふるさと納税、全国で、都農町2位、都城市3位 返礼品に思う事

Posted morimori / 2018.07.06 Friday / 23:42


【追記】その後書いた、関連記事、ふるさと納税に係る返礼品の見直し状況についての調査結果に思う。2018.09.14 も併せてご覧下さい。/ 追記おわり

ふるさと納税」は、個人が自治体に寄付すると、その金額の一部が、所得税と住民税から控除される仕組みで、10年前に導入されました。

このほど、総務省がまとめた、昨年度の、ふるさと納税額において、宮崎県の都農町が全国2番目、都城市が3番目に多いことがわかりました。

1、大阪府泉佐野市 135億3300万円※
2、宮崎県都農町 79億1500万円 (前回4位 29億円増)
3、宮崎県都城市 74億7400万円 (前回1位 1億4000万増)


追記 翌日の宮崎日日新聞記事では
「都農町はブドウやトマト、牛、豚肉、ワインなどの返礼品が人気を集めた。有名企業と商品開発などで業務提携し、企業のブランドカを生かした「農の都」のPR強化も実った。」
と記載されていた。

高額返礼品引き下げ自治体下では、宮崎県が全国1位・2位

※総務省は、高額返礼品は引き下げるよう求めており、都農町、都城市は応じておりますが、寄付額が最も多かった大阪府泉佐野市など一部の自治体は総務省の求めに応じておらず、当面見直す考えもないと回答しているとか・・。

大阪府泉佐野市の返礼品を見てみましたが、各社缶ビールやら、地域全く関係なく、カタログギフト並みに何でもアリのようです。
ふるさと納税というより、節税ショッピングサイトの様相。
 参考

総務省が求めている返礼品の調達価格の引き下げなどに応じている自治体の中では、都農町1位、都城市2位という事になります。

その自治体に、想いがあり、納税する方もいると当然いらっしゃると思いますが、多くは、単に節税と返礼品欲しさって感じではなかろうかと思われます。

ここはひとつ、時流に乗って、地方で埋もれていた魅力ある名産品をうまくPRした方が「勝ち」って感もあります。
それはそれで、生産、製造、流通などで、地域、地場に活気を生み、大いに意味がある事だろうと思います。

「楽天市場」を見ると都農町が2年連続売り上げ一位

今は、手軽にふるさと納税出来るネット通販サイトが大きなウエイトを占めているのではないでしょうか?

「ふるさと納税」を扱うネット通販の一例として、「楽天市場」を見てみました。

「楽天市場」も、ふるさと納税に積極的に取り組んでいるようです。
都農町は「楽天市場」で、なんと 2016年、2017年、2年連続全国一を維持しているようですね。(知らなかったぁ・・)

「ふるさと納税」返礼品に対する産地の規定は?

都農町の返礼品は何だろうなぁー? 都農町の特産品は、ブドウ、ナシ、トマト、金フグ、肉・・位しか思いつかなかったのですが、楽天サイトを参照すると「うなぎの蒲焼」が例年一番人気のようです。

うなぎと言うと、私の中では「うなぎの入船」、「本部うなぎ」などの著名店のある「西都市」もしくは、うなぎ養殖大手「大森淡水」のある「宮崎市」というイメージだったのですが、都農町もうなぎが有名?

宮崎県都農町のふるさと納税返礼品人気ナンバー1は「うなぎ蒲焼」

都農町では、「楽天市場」のふるさと納税関連だと、現在、迫力満点 うなぎ蒲焼(長焼特大サイズ5尾入)一番人気のようです。 国産表示のみ(詳細は下記参照)
 

上記バナー画像は、現在、楽天市場サイトに掲載されているものですが、「都農産」では無く「国産」とだけ、書いてあり、リンク先で詳細を見ると、うなぎ(九州産)、となっているようです。

都農産はおろか、宮崎県産でもないのかも? うなぎ生産日本一の鹿児島県産?なのかも・・と思ってしまいます。

他の自治体生産・製造品だと、商社みたいなもので、納税はあれど、返礼品の生産、製造、流通などで地元が活気づくことにはなりませんよね。

地元品で地域産業を回してこそと思うんですけどね・・・
もっとも 受け取る側(食べる側)にとっては、それが、鹿児島産うなぎでも美味しければ全然OKって感じなのでしょうけど・・(^^)
    
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日本のひなた宮崎県
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