日南市道の駅なんごう ジャカランダまつり2024 ジャカランダライトアップ撮影記
Posted morimori / 2024.06.08 Saturday / 15:37
日南市南郷町の「県総合農業試験場亜熱帯作物支場」から「道の駅なんごう」にかけて 日本で唯一、ジャカランダの群生林を見ることができる「ジャカランダの森」があります。
ジャカランダの開花期間中、道の駅なんごうを中心に、➡ ジャカランダまつり2024を開催、期間中、毎年ジャカランダのライトアップも行われており、2024年6月4日、撮影して来ました。
その時の撮影記みたいなものを、備忘録?と言うより・・ダラダラ?と書いてます。
咲き誇るジャカランダ (日南市南郷町ジャカランダの森 展望台周辺)
周辺には約1000本のジャカランダの木があり、この時期に花を咲かせます。
と言っても毎年、1000本の木が咲くわけではなく、条件の悪い年は数割程度しか咲かない年もあります。
青い花が好きで、以前は毎年出かけていたのですが、近年5年程?寒波や、台風の塩害、老木化などであまり咲かず、ここ数年は様子見、出かけておりませんでした。
今年は花が良く着いているとの情報をネットや口コミなどで見聞きしたので、早速5月29日に行きました。
早咲きの品種は既に開花、従来品種もここ数年では、群を抜いて多くの蕾を付けていることを確認しました。
その時撮影した一回目の写真は以下(フェイスブックページに掲載)
➡ 2024年5月29日撮影ジャカランダ
従来種も開花している頃だろうと、一週間後 6月4日に再び訪れました。
咲いてました!咲いてました! これを見たかったのです。
久々目にする これぞ「なんごうのジャカランダ」!といった感じの咲きっぷりでした。
その時撮影した写真は以下(フェイスブックページに掲載)
➡ 2024年6月4日撮影ジャカランダ
ジャカランダまつり2024 ジャカランダライトアップ撮影記
ジャカランダまつり2024 (期間:5月25日〜6月16日)の催しの一つとして行われている「ライトアップ」の撮影も目的の一つでした。当初、昼間少しだけ撮影後、都井岬灯台へ行き、夕方戻って来て、ライトアップ撮影予定でしたが、ジャカランダが満開に近い開花状況しかも、天気も良いので、都井岬灯台行は諦め、ジャカランダをじっくり撮ってまわる事にしました。
今回、ライトアップを撮影したのは、「ジャカランダの森」の上部にある「ジャカランダ展望台」前辺りに咲くジャカランダです。
夕方から、道路最上部にある「峠の駐車場」に車を駐車、のんびりまったり、日が暮れる頃まで時間を過ごしてました。
日が沈むころ、防虫スプレーを入念に降って、足元を照らすLED電灯、三脚、カメラ2台(レンズは24-70mmと12-24mm装着)、折り畳みイスなどを持って、駐車場から歩いて5分程度のところにある展望所の上にある遊歩道に向け出発。
(撮影場所の概略地図は最下部に記しました)
ジャカランダ ライトアップ撮影
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
「彩度強調しすぎ」の感もありますが・・演出ってことで(^^;)
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
「彩度強調しすぎ」の感もありますが・・演出ってことで(^^;)
カメラと三脚を設置、日が暮れるのを待つ。
フェンス向こう側の背の高い雑草は、見学の視界に入らないよう、ジャカランダまつり開催前に管理の方が刈りこんだようで、開けておりましたが、成長が早いのでしょう。部分的にはフレーム内に入り込んでしまうものもあったり・・・。
夜の撮影の大敵「風」がおさまらない
日が暮れると大概 風は、おさまるのですが、今日は夜の撮影の大敵「風」があまりおさまりませんでした。被写体深度を考えf11はマスト、ジャカランダの花や葉が風でブレることを考慮、ISO感度は800-3200の間で出来ばえ(ブレ・ノイズ・解像感)等をカメラ内で確認、妥協点を見出しつつ撮影を行った。
カメラで撮って出しただけの画像では、明暗部のバランスが悪いので、最終的には、パソコンでブラケット画像処理の出来るアプリを用い、暗部を持ち上げる処理を行った。
真っ暗闇になる前の時間が、この種のライトアップ撮影には最適な時間帯。
ジャカランダ ライトアップ撮影
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
「彩度強調しすぎ」の感もありますが・・演出ってことで(^^;)
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
「彩度強調しすぎ」の感もありますが・・演出ってことで(^^;)
ジャカランダ ライトアップ
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
ジャカランダ ライトアップ
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
ジャカランダ ライトアップ
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
暮れ行く"ジャカランダ色に染まる日南の空"、外浦港、栄松港や南郷の街の灯りもより一層 雰囲気を醸す!
遠くの山の上の明りは「ホテル日南北郷リゾート」でしょうか?
ジャカランダ ライトアップ
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
(日南市南郷町ジャカランダの森周辺)
後で知ったのですが、道の駅の上にある道路沿いのジャカランダもライトアップされていたようです。
但し、あの辺りのジャカランダは、多くは早咲き品種だったと思うので、もしかすると現時点(6/9時点)では、終え気味かも知れません。
ホテルの見学ツアーらしきワゴン車が8時過ぎに来てまして、乗客が降りて見学している最中もずーっとエンジンかけたままハザード点滅。もうすこし気を配って欲しいものです。
今回の撮影場所の案内
峠の駐車場を出て20m程歩くと右側に車道の上にある遊歩道へ登る舗装階段があります。10m程の階段を登り、先にある遊歩道を約100m程進むとと、展望台を見下ろす位置にある見晴しの良い場所に出ます。以前は、ここからさらに進むとイイキリ駐車場近くへ抜けられたのですが、現在は草が生い茂り「袋小路」となっておりました。
この場所は、もちろん昼間も、眺めが良いのでオススメです。
地図は「ジャカランダまつり2024」案内チラシ画像をベースに
今回の撮影場所を追加作成したものです。
今回の撮影場所を追加作成したものです。
峠の駐車場から撮影場所まで、遊歩道の草は払ってありましたが、蚊、毒虫(マムシもいるかも?)などにも十分注意してください。ちなみにサルは、道の駅付近含め何度か見ました。
「ジャカランダのこみち」付近で30頭近くの猿の群れを見かけました。
過去の画像(ジャカランダの小径にて)
車は、土・日の、昼間、右回りの一方通行になります。
昼間の駐車場は結構混雑すると思いますが、夕方になると比較的緩和されるようです。
土日は臨時駐車場からシャトルバスも出ております。
(シャトルバスの運行時間は夕方16時頃までなので運行時間詳細をチェックの事。)
この日は、20:30頃、道の駅なんごうを出発、日南東郷IC〜清武南ICまで1時間程度でした。
もちろん安全運転で・・ 随分近くなった印象です。
当サイト内「日南市南郷のジャカランダ」WebPage
➡ 日南市南郷町「道の駅なんごう」周辺に咲くジャカランダの写真以下は 6月7日付 宮崎日日新聞 くろしお欄に掲載された記事です。
➡ 青紫に彩られ
青紫に彩られ 宮崎日日新聞
今年もジャカランダが見頃を迎えた。日南市南郷町の県総合農業試験場亜熱帯作物支場と隣接する道の駅「なんごう」にかけて広がる「ジャカランダの森」には、日向灘の絶景と競うように美しい花が咲く。
釣り鐘形の華やかな花の色は「藤紫」あるいは「バイオレットブルー」に近いか。ブラジルやアルゼンチンなどが原産で花数の多さから「南半球の桜」の異名も。寒さに弱く、日本では冬も暖かい場所でしか地植えで育たない。日南市は国内最大規模の植栽地だ。
ジャカランダの生育スポットは、官民協力して育てた。記録によると県内には1964(昭和39)年、ブラジル宮崎県人会メンバーが種を持ち込み、苗木に育てて支場と宮崎市内2カ所に配ったという。支場では73年から研究栽培を始め、約千本にまで木を増やしてきた。
同じく、地域住民の有志もボランティアで道の駅近隣などに植栽し、種や苗木を希望者に譲るなどの活動を続けている。気まぐれなのか花が咲かない年には、ぐっと我慢。苗木がサルやイノシシの食害を受けたり、台風時に海水を浴びて樹勢が弱まったりすれば、その都度こつこつと手入れをする。
ハイビスカスにブーゲンビリア、コバノセンナ…。ジャカランダのほかにも、日南海岸を彩る花々は多種多彩。その数だけ、植えた人や見守る人たちの陰の苦労がある。宮崎交通創業者の岩切章太郎さんが掲げた「日南海岸ロードパーク」を支える人たちだ。
【 追記 】2024年6月11日 夕刻、少しだけ見学してきました。全体的にピークは過ぎておりましたが、ジャカランダの森などではまだ十分見る事が出来ます。ただ・・見ている間にポトポトと花が落ちておりました。ジャカランダまつり期間(6/16)まで、残っていて欲しいものです。
画像はXに投稿記載したものを参照願います。
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