【祝】「神楽」が、ユネスコ無形文化遺産への提案案件に決定【祝】
Posted morimori / 2025.11.28 Friday / 21:39
文部科学省の文化審議会は11月28日、2028年のユネスコ無形文化遺産登録に向けて、日本の候補として神楽を提案することを決めました。
日本各地に伝承される「神楽」は全国に4000件以上にのぼり、すでに無形文化遺産に登録されている島根県松江市と岩手県花巻市の2つの神楽を含む、あわせて40件を一括して無形文化遺産に提案することが決まりました。
この中には宮崎県の高千穂の夜神楽、椎葉神楽、米良の神楽、高原の神舞の4つも入っています。
神楽のほかに温泉文化も選ばれましたが、神楽が優先され2年早く提案される予定です。
宮崎県サイトより引用
『神楽継承・振興知事連合(共同代表:岩手県知事、島根県知事、宮崎県知事)では、「神楽」の2028年ユネスコ無形文化遺産登録に向けた取組を進めています。
このような中、11月28日の文化審議会無形文化遺産部会の答申を経て、同日に開催された無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議において、「神楽」及び「温泉文化」が本年度のユネスコ無形文化遺産(人類の無形文化遺産の代表的な一覧表)への提案案件に決定されましたので、コメントを発出します。』
令和7年度におけるユネスコ無形文化遺産への新規提案案件の決定について(神楽継承・振興知事連合)
共同代表知事コメント
全国34道府県の知事が参画している「神楽継承・振興知事連合」では、日本の宝である「神楽」の2028年ユネスコ無形文化遺産登録を目指し、「全国神楽継承・振興協議会」をはじめ、全国の関係者の皆様とともに機運醸成や要望活動等の取組を重ねてまいりました。
このたび「神楽」が、ユネスコ無形文化遺産への提案案件に決定されたことにつきましては、我が国のかけがえのない貴重な文化資源を未来へと受け継いでいく上で、大変意義深く、喜ばしいことと受け止めております。
今回の決定は、これまで長きにわたり「神楽」を大切に守り伝えてこられた保存団体の皆様にとって大きな励みになるとともに、未来への保存・継承に向けた取組を力強く後押しするものと期待しております。
今後とも、ユネスコ無形文化遺産への正式登録に向け、文化庁はもとより、様々な関係機関と連携しながら、「神楽」の文化的・歴史的価値の磨き上げと国内外への更なる魅力発信に取り組んでまいります。
令和7年11月28日
「温泉」より「神楽」を優先して欲しいと思っておりましたが、一報を聞いて一安心しました。
我が国のユネスコ無形文化遺産の審査が現在は実質2年に1件となっており、「神楽」は令和10年12月頃に審議、「温泉文化」は令和12年12月頃に審議となる可能性が高い。とのこと。
ここまで来たら、河野知事、見届けないといけませんね。
文化庁サイト 令和7年度におけるユネスコ無形文化遺産への提案を決定 より引用
➡ NHK宮崎ニュース
今日は お祝いですね・・🍶
我が国のユネスコ無形文化遺産の審査が現在は実質2年に1件となっており、「神楽」は令和10年12月頃に審議、「温泉文化」は令和12年12月頃に審議となる可能性が高い。とのこと。
ここまで来たら、河野知事、見届けないといけませんね。
文化庁サイト 令和7年度におけるユネスコ無形文化遺産への提案を決定 より引用
令和7年11月28日
11月28日(金)に開催された文化審議会無形文化遺産部会において、令和7年度のユネスコ無形文化遺産(人類の無形文化遺産の代表的な一覧表)への提案候補として以下の案件が選定され、同日、無形文化遺産保護条約関係省庁連絡会議において、提案案件として了承されましたので、お知らせいたします。
●新規提案:
「神楽」及び「温泉文化」を選定し、ユネスコによる審査の優先順位としては「神楽」、「温泉文化」の順とする
。
●拡張提案:
「山・鉾・屋台行事」※ 「吉田祭のお練り行事」(愛媛県・宇和島市)を追加
「風流踊」※「白鳥の拝殿踊」(岐阜県・郡上市)を追加
「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」
※「屋根瓦葺(琉球瓦葺)」(保存団体名:琉球瓦葺技術保存会(沖縄県・島尻郡八重瀬町))、「一般社団法人 日本茅葺き文化協会」(茨城県・つくば市)(「茅葺」の担い手)及び「特定非営利活動法人 丹波漆」(京都府・福知山市)(「日本産漆生産・精製」の担い手)を追加
(参考1)今後の予定
令和8年3月末まで ユネスコ事務局に提案書を提出
令和9年11月頃 拡張提案について評価機関による勧告
令和9年12月頃 拡張提案について政府間委員会において審議・決定
令和10年11月頃 「神楽」について評価機関による勧告
令和10年12月頃 「神楽」について政府間委員会において審議・決定
令和12年11月頃 「温泉文化」について評価機関による勧告
令和12年12月頃 「温泉文化」について政府間委員会において審議・決定
※新規提案案件に関し、複数の案件を同時にユネスコに提案する場合、提案国はユネスコによる審査の優先順位を付す必要がある。また、新規提案案件について、我が国のユネスコ無形文化遺産の審査が現在は実質2年に1件となっており、「神楽」は令和10年12月頃に審議、「温泉文化」は令和12年12月頃に審議となる可能性が高い。
※拡張提案案件の提案にあたって関係者の理解を得ながら進める。拡張提案案件は年間審査件数の枠外とする試験的制度運用がユネスコにおいて行われており、令和9年12月頃に審議がなされる見込み。
(参考2)
11月28日開催の部会では、別紙2のとおり「ユネスコ無形文化遺産の保護に関する条約の対応について」(令和7年11月28日文化審議会無形文化遺産部会決定)も決定されましたので、併せてお知らせいたします。
➡ NHK宮崎ニュース
今日は お祝いですね・・🍶
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