「ひなタビ」高千穂神社と毎夜披露中の「高千穂神楽」(観光向け神楽)の見学
Posted morimori / 2026.06.08 Monday / 19:33
前回「ひなタビ」みやざき宿泊キャンペーンを利用して、高千穂旅行はいかがでしょう?ということで、高千穂峡や、高千穂峡のボートを紹介しましたが、高千穂峡のボート乗船と同じ位、オススメしたい「高千穂神社」と高千穂神社神楽殿で毎夜催されている、「高千穂神楽」を紹介しました。
高千穂神楽 手力雄・鈿女(うずめ)
(国見ヶ丘の雲海の写真に合成したもの)
(国見ヶ丘の雲海の写真に合成したもの)
毎夜、高千穂神社神楽殿で披露されている「高千穂神楽」は後半で紹介、はじめに「高千穂神社」より紹介します。
高千穂神社 平安時代以来1200年以上の歴史を持つ古社。
杉の大木に圧倒される。
高千穂神社の大鳥居をくぐり参道に入ると左手に手水舎・右に祓所がありあます。正面石段左右にそびえる杉の大木に圧倒されます。神社の歴史を物語ます。
杉の大木に圧倒される。
子持ち狛犬
高千穂神社 参道階段登り口両脇には、子どもを抱えた「子持ち狛犬」が鎮座しております。我が子を守る姿から、家内安全のご利益があるとされる人気スポットです。
子持ち狛犬
高千穂神社 御由緒
天孫降臨の伝承地を古くから守ってきた高干穂神社は、垂仁天皇時代に創建。古くは高千穂皇神社として「続日本後記」「三代実録」にもその記述があり、平安時代以来1200年以上の歴史を持つ古社です。
「高千穂八十八社」の総社として信仰を集める。
かつて高千穂郷(現在の高千穂町、日之影町、五ヶ瀬町、諸塚村)には554社もの神社があり、その中でも格の高い88の神社を「高千穂八十八社」と言い、その「高千穂八十八社」の総社として信仰を集めてきたのがこの高千穂神社です。高千穂神社 社殿
高千穂神社の御祭神
主祭神は高千穂皇神(たかちほすめがみ)と十社大明神です。高千穂皇神(たかちほすめがみ)
(高千穂皇神は以下の6柱の総称)
瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
木花開耶姫命(このはなさくやひめのみこと)
彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)
豊玉姫命(とよたまひめのみこと)
鵜葺草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)
玉依姫命(たまよりびめのみこと)
十社大明神
(神武天皇の皇兄、三毛入野命(ミケヌノミコト)とその妻子神9柱の総称)
本殿 - 平成16年(2004年)7月6日 国指定重要文化財。
鬼八を退治する三毛入野命の彫刻(高千穂神社本殿回廊)
高千穂神社の主祭神である三毛入野命(ミケヌノミコト)が悪神「鬼八」を退治したとされる伝説がこの地方には残り、ゆかりの「猪掛祭」は今も受け継がれています。鬼八を退治する三毛入野命の像を、本殿回廊の東側で見ることがでますのでお見逃しなきよう・・。
鬼八を退治する三毛入野命の彫刻
杉の巨木に囲まれた境内
高千穂神社境内
夫婦杉(めおとすぎ)
根元が一つになって如何なる事があっても別れられない形を現しており、夫婦杉と呼ばれています。この廻りを手をつないで3回廻ると夫婦、友人、睦まじく家内安全で子孫は繁昌の三つの願いが叶ふと伝わっております。
夫婦、友人、婚約者の方が手をつないで廻っている姿が絶えません。
日向なる逢初川の畔にこそ幾世むすびの神ぞまします。(高千穂神楽歌)
高千穂神社 夫婦杉
秩父杉
境内には、800年程前、鎌倉将軍源頼朝の命で秩父の畠山重忠が代参し植えたとされる「秩父杉」があります。(樹齢800年、幹周715cm、樹高55m)
畠山重忠は高千穂神社への参拝だけを目的に高千穂を訪れたという。
秩父杉
鉄製狛犬一対 (国指定重要文化財)
伝源頼朝奉納の鋳鉄製の狛犬。像高およそ55cmで、一般に鉄像は銅像に比べて複雑な形の鋳造や細部の仕上げが困難であるとされるが、当品は同時代(鎌倉時代)の木彫のものと比較しても遜色がなく、その鋳造技術は鉄造遺品中出色のものとされ、昭和46年6月22日重要文化財に指定。口を開けた「阿形(あぎょう)」(約75キロ)は向かって右側に、閉口した「吽形(うんぎょう)」(約77キロ)は左側に設置してありました。(実際には左右別場所に離れて設置したりましたが、写真では両方見比べる為に配置しています。)
高千穂神社 鉄製狛犬
高千穂神社(夜)
毎夜高千穂神社神楽殿で披露されている高千穂神楽をご覧になられる方もいらっしゃるかと思いますが、開演前開演後にでも、夜の姿をご覧になられると良いかも知れません。秋になるとイチョウの木の黄葉が美しく色付きます。
夜の高千穂神社
毎夜 20時から高千穂神社神楽殿で開催「高千穂神楽」
「高千穂神楽」は、毎年秋より翌年2月にかけ、高千穂町内の集落約20ヶ所で夜を徹して奉納されている「高千穂の夜神楽」を、観光客の方にも楽しんでもらおうと、高千穂町観光協会が主催、高千穂神社神楽殿で 毎夜、見どころの4番をダイジェスト版で開催、披露しているものです。毎夜8時より開催されいるこの「高千穂神楽」、台風や、新型コロナ感染症などで休止する以外、12月31日と1月1日を除き、公演をお休み休んだこともなく、今では、高千穂観光アイテムの一つとなり、大盛況、GWやお盆休みなどは、2回公演を行う程です。
主に観光客をターゲットとした神楽ですが、舞手は、高千穂町内の地区15組程の神楽保存会の奉仕者(ホシャ)の方が輪番で担当しており、短縮しているとは言え、本番同様の舞、そして笛や迫力ある太鼓の音などを体感することが出来ます。
私は、この「高千穂神楽」は、今までおそらく20回位?は見ていると思いますが、各保存会で(舞の大枠は変わりませんが)、違いがありますので、今日はどこの保存会かな?といった楽しみもあります。
神楽の観光化には賛否両論あるようですが、この高千穂神楽は町内15の保存会が交代で披露しており、保存会の運営費ともなり、神楽活動にも活用され、また、多くの方にご覧いただけることで、神楽を後継している方の励みの一つにもなっているとのことです。
昭和47年10月1日、高千穂神社神楽保存館(神楽殿)にて、毎夜開催されているこの神楽の名称は、平成25年3月31日までは「観光神楽」と称しておりましたが、平成 25年4月1日より「高千穂神楽」と称するようになっております。
高千穂神社 神楽殿
高千穂神楽インターネット予約
高千穂神楽ご予約・受付方法〔1〕インターネットによる事前予約(80名)
〔2〕当日受付(70名)もあります。
インターネット予約については、公演日の1ヵ月前より当日の17時まで〔予約フォーム〕により拝観予約が可能です。
当日受付は、高千穂神社神楽殿にて受付にて当日の19時より受付可能。
※先着順となります。150名の定員に達しましたら入場をお断りする場合もございますので、事前のご予約又は、早めの受付をお願いしますとのこと。
※下の写真は、新型コロナ流行前の撮影につき、密集しておりますが現在は約半分程度の人員制限になっておりますので半分程度の密度かと思います。
早めに行って、太鼓の音がおなかに響く位の前の方を位置を確保した方が良いです。
写真撮影は可能ですが、他の見学者や、舞い手への影響もあるので、フラッシュ(ストロボ)や三脚類の使用は他の観客に迷惑なので使用は禁止されていたと思います。
高千穂神社 神楽殿内客席
高千穂神楽では、代表的な4番を観光客が飽きが来ないような構成で待っておりますので、どなたでもお楽しみ頂けると思います。
ちなみに、本格的な高千穂の夜神楽では1番に1時間程舞うものもあります。
最初の、3番は 手力雄、鈿女、戸取 は 岩戸に籠ってしまった、天照大御神を 岩戸から出て来てもらうシーンを描いたものです。
手力雄(たぢかたお)の舞
手力雄命(たぢからおのみこと)が、天照大神が隠れている天岩戸を探し当てるところをあらわした舞です。この舞は、静と動の折り合いが見事に調和した神楽舞いです。
高千穂神楽 手力雄の舞
鈿女(うずめ)の舞
天の岩戸の所在がはっきりしたので、天鈿女命(あめのうずめのみこと)が岩戸の前で面白おかしく舞い、天照大神を岩戸より誘い出そうとする。この天鈿女命の、天岩戸の前での舞いが、神楽の起源という説もあります。
高千穂神楽 鈿女(うずめ)の舞
戸取りの舞
戸取明神(手力雄命)が天岩戸を開き、天照大神に再び出て頂く。これで又世の中に光が戻る事となる。岩戸を投げるシーンでは・・・
『あら来たり大神殿、何とて出させ給わぬ。出でさせ給わぬならば、我八百萬神のカを出し一方の手を取りて殻げ捨てれば、山田ケ原に着きにけり。
また一方の戸を取りて投げ捨てれば、日向国檍ケ原にぞ着きにけり。
その時、日月さよかに拝まれ給うものなりやー』
高千穂神楽 戸取りの舞
御神体の舞
伊邪那岐命(イザナギノミコト)と伊邪那美命(イザナミノミコト)二神による国産みの舞といわれるが、本来は新穀感謝祭(新嘗祭・にいなめさい)を祝うために男女の神が新穀で酒をつくり、神前に捧げるお神楽で「酒おこしの舞」ともいわれる。高千穂神楽 御神体の舞
20年前(2006年1月)の「高千穂観光神楽」
現在は、「高千穂神楽」という呼称になっておりますが、この頃の名称は「観光神楽」の名称でした。冬場の平日という事もあり、人もまばらで閑散としており、この日は10名以下だったと思います。今では考えられないでですね。
以前は、御神体の舞では、イザナギ・イザナミの神が客席に降りて来て客とのやりとり「カマケ」を行っていたのですが、新型コロナの大流行から、こういた客席へ下りて来ることはなくなりました。
盛り上がる場面だっただけに、なくなってしまったには、ちょっと寂しいです。
2006年1月頃は人も少なく閑散としておりました。
当時の名称は「観光神楽」でした。
当時の名称は「観光神楽」でした。
昔撮影した「手力雄の舞」の動画(Youtubeに掲載)
「高千穂神楽」をご覧になり、本格的な高千穂の夜神楽が見たくなしましたら、高千穂の夜神楽は秋〜翌年2月初旬まで行われていおりますので、いらしてください。
お薦めは、「浅ヶ部神楽」です。
以下は、以前 見学したことのある「三田井 浅ヶ部神楽」です。
「高千穂の夜神楽」が国の登録無形民俗文化財になった原本的神楽です。
高千穂の夜神楽(浅ヶ部神楽)御柴
高千穂の夜神楽 浅ヶ部神楽 注連口(しめぐち)
高千穂神社宮司の後藤俊彦氏は全国神楽継承・振興協議会会長でもあります。
高千穂神社宮司の後藤俊彦氏は全国神楽継承・振興協議会会長でもあります。
文部科学省の文化審議会は2028年のユネスコ無形文化遺産登録に向けて、日本の候補として神楽を提案することを決めました。
高千穂の夜神楽もユネスコ無形文化遺産に登録されることでしょう。
最後に、ホテル高千穂の紹介です。
高千穂神社まで700m程、歩いても10分程度で行ける距離です。

当サイト内関連リンク ➡ 宮崎県の「ひなタビ」みやざき宿泊キャンペーン

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〔宿泊レポ〕以前の指定管理者の頃宿泊した際に撮影したものですが、参考程度に。
➡ ホテル高千穂レポ
ホテル高千穂は高千穂神社へのアクセスも良いです。
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