2016夏・鹿児島撮影記 「釜蓋神社」(かまふた神社)
Posted morimori / 2016.07.09 Saturday / 23:48
以前紹介した、「にっぽんクルマ旅 九州」(情報誌)で、鹿児島県のロケハンしている際、頭にお釜の蓋を載せて、参拝をしている奇妙な?光景の写真をみかけました。
そのものズバリ「釜蓋(かまふた)神社」と言うらしい。
参拝する人が鳥居のところより釜の蓋を頭に乗せ、落とさずに拝殿まで歩ければ、願いが叶うと言われているとか・・。
「釜蓋神社」は通称名、正式名称は「射楯兵主神社(いたてつわものぬし神社)」とのこと。
武の神様のスサノオノミコトを祀ります。
「釜蓋神社」の由来は・・
公式サイトによると飛鳥時代、天智天皇とお妃の大宮姫が大勢のお供を連れて、頴娃に住む安東実重中将を訪ねたときのこと、接待のために何十石もの米を大きな釜で蒸していると突風が吹き、大きな釜の蓋は、天高く吹き飛ばされ、風に運ばれ、大川浦(今の釜蓋神社のある場所)に落ちました。驚いた大川の人々は、この釜蓋を拾い神として祀り「釜蓋大明神」と呼ぶようになりました。これに、スサノオノミコトを配祀して、現在の「釜蓋神社(射楯兵主神社)」となりました。
とのこと。
釜の蓋を被って参拝するのは・・
戦前に、釜の蓋を被って参拝すると、戦場で敵の鉄砲の弾が当たらず無事に帰って来られると言い伝えが広がり、出兵者や家族が参拝に訪れたことから始まった参拝法。とのことです。「釜蓋神社」の写真をすこしだけ紹介
「釜蓋神社」先日紹介した「荒平天神(菅原神社)」同様、海に面した風光明媚なところにあります。釜蓋神社鎮座地
住所:鹿児島県南九州市頴娃町別府6827地図: Google Map
緯度経度(日本測地系):31度14分47.54秒 130度25分8.26秒
JR:「頴娃大川駅」徒歩10分ほど
駐車場は何か所かにあるうようで、どうも私は遠い側に停めたようです。
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