「第35回 国民文化祭・みやざき2020(仮称)」宮崎県で初開催
Posted morimori / 2016.11.01 Tuesday / 23:46
宮崎県は、国内最大の文化の祭典「国民文化祭」の誘致を進めてきましたが、2020年に宮崎県で開催されることが内定し、1日、内定書が交付されたとのことです。
大会テーマや開催時期は未定、期間は1ヶ月程度で県内全域での実施を想定。17年度中に実行委員会を設置した上で基本構想を策定、18年度以降に実施計画を決める。また、国民文化祭と2巡目宮崎国体の体制を撃えるため、河野知事が政策提案に掲げていた文化・スポーツ振興の新部署も、早ければ17年度設置を検討しているとのこと。
国民文化祭は、文化活動を全国的規模で発表し交流するもので、1986年から開催されており、去年は、お隣の鹿児島県で開催、出演者や観客数は、(開期16日間)合わせて約163万人にも上ったとか・・・。
だた、「国民文化祭」・・開催県や参加・関係者以外にはあまり一般的には知られてない行事かも知れません。
鹿児島で開催されていたとか知りませんでしたし(^^;)
例えば「国民文化祭 宮崎県」での、ツイートの数など見ると、これが県民の関心度、現実なのだろうなーと。
2020年(平成32年)は、記紀編纂1300年の記念すべき年。
これから、わが宮崎県での開催を盛り上げてゆかないと!!
これからの開催地予定
第31回 2016年(平成28年度) 愛知県 10月29日〜12月3日第32回 2017年(平成29年度) 奈良県
第33回 2018年(平成30年度) 大分県
第33回 2019年(平成31年度) 新潟県
第33回 2020年(平成32年度) 宮崎県
2020年は記紀編纂1300年・東京オリンピックの年
2020年は、神話伝承の多い宮崎県にとって重要な、記紀の内「日本書紀」編さんから1300年となる記念すべき年。加えて、2020年夏季オリンピック(東京オリンピック)の年でもあります。
宮崎県は、東京オリンピック開会式での神楽(岩戸開きなど)の披露も提案・要望しているようです。
県民一丸となって盛り上げ、成功させなくては・・。
平成32年度(第35回)国民文化祭の開催地内定 知事コメント
このたび、文化庁長官より平成32年度に開催される第35回国民文化祭開催地の内定を受けました。
宮崎県では初めての開催となります。
宮崎県は、古事記や日本書紀に描かれた日本発祥にまつわる日向神話の舞台として、多くの伝説や伝統文化、史跡等が残されており、日本書紀編さん1300年の節目となる平成32年までを「記紀編さん1300年記念事業」として、さまざまなイベントやシンポジウム等を展開しているところです。その事業の集大成となる平成32年に国民文化祭が開催されますこと、大変嬉しく思います。
この国民文化祭の開催を契機として、文化芸術の素晴らしさや地域の文化資源に対する認識を一層深め、本県の文化活動の活性化に繋がるよう取り組んでまいりたいと思います。
さらに、平成32年には2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されますが、全国津々浦々で文化プログラムが展開されることが期待されています。
宮崎には日向神話に彩られた文化や風土、ひなたの恵みによりもたらされた豊かな食、美しい自然を生かした観光地など、全国に誇るべき素晴らしい宝があふれています。
文化への注目の集まる絶好の機会に、宮崎の多彩な魅力を発信するとともに、内外の参加者をはじめ、本県を訪れる全ての方々をお迎えできるよう、県民一丸となって準備を進めてまいります。
平成28年11月1日
宮崎県知事河野俊嗣
「第35 回国民文化祭・みやざき2020(仮称)」について
(宮崎県サイトより一部引用)
平成32年度中(時期・会期は未定)
■ 宮崎県では、アジアを代表する音楽祭の一つに数えられる宮崎国際音楽祭や、日本を代表する短歌文学賞である若山牧水賞など、質の高い芸術文化に触れる機会を提供するとともに、優れた本県文化を県内外に発信してきました。
また、宮崎県は、古事記や日本書紀に描かれた日本発祥にまつわる日向(ひゅうが)神話の舞台として、多くの伝説や伝統文化、史跡等が残されており、日本書紀編さん1300年の節目となる平成32年までを「記紀編さん1300年記念事業」として、様々なイベントやシンポジウム等を展開しているところです。
■ 平成32年に開催される2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けて、全国津々浦々で文化プログラムが展開されることが期待されています。
宮崎県では、文化への注目が集まるこの絶好の機会に、国民文化祭を開催することにより、県内外から参加者や来場者をお迎えし、新たな宮崎県の魅力を世界や全国に発信するとともに、県民総参加で国民文化祭に取り組んでいきます。
さらに、国民文化祭が県民の文化芸術活動が活発化する契機となるよう取り組み、今後の魅力ある地域づくりにつなげていきます。
記紀編さん1300年記念事業の展開について
(宮崎県サイトより一部引用)
宮崎は、古事記や日本書紀に描かれた日本発祥にまつわる日向神話の舞台であり、多くの伝説や伝統文化、史跡等が残されていますが、平成24年は古事記編さん1300年、また、平成32年は日本書紀編さん1300年という大きな歴史的節目に当たります。
このようなことから、「神話のふるさと みやざき温故知新ものがたり」をコンセプトに、記紀編さん1300年記念事業を展開するため、県、市町村、経済・民間団体など幅広い分野にわたる皆様に御参加をいただき、官民の力を結集した記紀編さん1300年記念事業推進協議会を設立しました。
今後、平成32年までの期間に、各種イベントやシンポジウム等を通じて、昔から受け継がれてきた伝承や伝説、伝統芸能等の地域の文化資源や観光資源等に光を当て、県内外に強力に情報発信していきます。
関連リンク
➡ 成32年度(第35回)国民文化祭の開催地内定について(文化庁)➡ 「第35回国民文化祭・みやざき2020(仮称)」について (宮崎県)
➡ みやざきの2020年(平成32年)にむけて案 [宮崎県資料](宮崎県)
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