青島神社 青島裸まいり 本日(成人の日)開催
Posted morimori / 2017.01.09 Monday / 09:03
本日、青島神社の 裸まいりが行われます。
青島裸まいりは、青島神社の御祭神、彦火火出見命(ヒコホホデミノミコト=山幸彦)が無くした兄・海幸彦の釣り針を探し出し、海神宮からご還幸された際、人々が衣類をまとう暇もなく裸の姿で取り急ぎお出迎えしたという古事よりはじまった伝統行事で、白足袋にふんどし・白装束(女性)の老若男女が、青島神社前の海に入って禊ぎ(みそぎ)を行い、神社に参拝、1年間の無病息災を祈願します。
(社)宮崎市観光協会発行「宮崎の神話」パンフレットより一部引用
海幸彦と山幸彦。
「天つ神と国つ神の間に産まれた、初めての神である海幸彦と山幸彦。
兄は海のものを弟は山のものをと、それぞれに領分を決めて暮らしていたが、山幸彦は「たまには交代してみたい。どうか道具を貸してほしい」と海幸彦に頼んで、一日漁師になってみた。
ところが慣れないせいで、兄が宝としていた釣針を魚に取られて無くしてしまう。兄は怒り、どうしても許してくれない。
しまいには自分の剣をつぶして針を作って持っていっても、あの針でなくてはだめだという。
途方に暮れて海を見つめていたところ、向こうからやってきた老人あり。
これが塩堆神という人物で訳を話すと、「それなら棉津見大神(海の神)の宮へ行きなさい」と教えてくれる。
言われるままに訪ねた宮で山幸彦は、棉津見大神の娘、豊玉姫と結ばれて三年の問、楽しく暮らす。
この棉津見大神の宮は青島沖にあったとされ、青島神社は山幸彦と豊玉姫を祠っている。
また、海に飛び込んで迎えたという故事にちなんで、今でも青島では「裸詣り」というお祭りが行われている。」
本日の天候は、快晴!! 9時過ぎの青島の気温は 14℃とか
気温は高めですが、低気圧の影響で少し風が吹きそうなので、参加される方の体感温度は結構低く感じられるか知れませんね。
低気圧の影響で、海も荒れているようです。
みそぎ行事スケジュール
08:30〜09:30 受付(事前予約者)
09:30〜10:00 受付(当日受付者)
10:20 湯立神事(見物客)
10:30 ホテル前出発
10:40 陣列合流
11:00 青島神社前に到着
11:05〜11:20 みそぎ行法
11:20〜11:40 青島神社参拝・湯立神事
11:40 青島神社前を出発
11:50 青島参道到着
11:55〜12:00 バケツにて冠水
12:00 ホテルへ帰る
12:30〜13:00 ホテルにて着替え
13:00〜13:30 直会
(今年の募集は定員に達したため、締め切り)
その他行事スケジュール
10:10〜10:15 青島臼太鼓(神社境内)
10:40 和太鼓一家 颯(1回目)(青島海水浴場前)
11:40分 和太鼓一家 颯(2回目)(青島海水浴場前)
12:00 油津獅子舞、餅つき、ふるまい(汁粉、縁起餅)(折生迫広場 アスファルト)
以前撮影した「青島神社裸まいり」の写真
以前は、青島神社前での禊(みそぎ)の後、青島海水浴場でも禊(みそぎ)を行っておりましたが、神事ということで、現在は青島神社前での禊(みそぎ)のみとなっているようです。
また、以前は広告のぼりを持ち込んだり、背中全面にボディペイントを施したり、ペットを持ち込んだりと、どうなの?と思うような光景も散見されましたが、現在これらは規制されているようです。
また、(肖像権侵害等の観点より)カメラ等での撮影を極力控える旨、参加募集の注意事項に記載されておりました。
➡ 青島神社サイト内ページ参照
撮影されることを極端に嫌う方もおりますし、格好が格好ですし、なにより禊神事ですからね。
関連ページ
➡ 青島
➡ 青島神社
【 追記 】
翌日の「宮崎日日新聞」によると、491人(男性344人・女性147人)が海で身を清め、一年の無事を祈ったとのこと。
主催者によると、9時時点の、水温・気温は共に15度と高めだったようです。
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