「もっと知りたい宮崎の古代」 〜考古学が誘う ふるさとの歴史〜
Posted morimori / 2017.04.02 Sunday / 06:26
もっと知りたい 宮崎の古代
考古学が誘う ふるさとの歴史宮崎県立西都原考古博物館 / 鉱脈社
2017年3月30日発行

本文は 宮崎県立西都原考古博物館の学芸普及担当の方が執筆しています。
先に放送されたMRT宮崎放送ラジオ番組、「GO!GO!ワイド」内のコーナー『考古学の旅』では、西都原考古博物館学芸員の方のわかりやすいガイドで、好評を博したそうです。
この番組がきっかけとなり、考古学の楽しさと、奥深さを知っていただく為に、本書が企画され、このたび刊行されたとのこと。
内容は、西都原古墳群を訪れた4人家族と当館学芸員の対話というスタイルで再構成、加筆、非常にわかりやすいものです。
意外に知らない宮崎の古代、これを読んで、西都原古墳群や、西都原考古博物館を訪ねると、より深く見学できるかも知れませんね。

〜 西都原古墳群 第3支群にて(拡大あり) 〜
イメージ(本とは関係ありません)
イメージ(本とは関係ありません)
親子でたどる宮崎の古代史探訪
ごあいさつ 宮崎県立西都原考古博物館 館長 田方浩二 〔2〕
感謝をこめて 株式会社 宮崎放送 ラジオ局長 閑知子 〔3〕
もっと知りたい宮崎の古代 〔6〕
プローグ 記憶と記録
〜日向神話と考古学〜
「モノ」を読み解く ─ 考古学とはどんな学問なの? 〔10〕
神話と考古学 〔12〕
1の章 宮崎の大地に人が住み暮らし始めた
─ 旧石器時代と宮崎 ─
人類の移動と宮崎での足跡 〔18〕
火山と台地 ─ 南九州・宮崎の自然環境 ─ 〔21〕
寒冷化と温暖化 〔25〕
2の章 大地を耕して定住が始まった
─ 縄文時代の宮崎 ─
狩猟と採集 土器の発明 〔28〕
四季の恵みをいただくー縄文カレンダーー 〔31〕
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骨格のこと 〔37〕
3の章 自然と共に生きた人たち
─ 縄文時代から弥生時代へ 宮崎り祈りの考古学 ─
土偶と祈り 〔40〕
青銅器のはなし 〔43〕
南九州の 「軽石文化」 〔46〕
4の章「イネ」が到来し社会が急速に変わった
─ 弥生時代の宮崎 ─
稲作と畑作 〔50〕
稲作と道具 〔52〕
花弁状住居 〔55〕
火打石 〔57〕
5の章 たくさんの人が動員され力の誇示が始まった古代社会の転換期
─ 古墳時代と宮崎 ─
古墳とは 〔60〕
前方後円墳を見学する 〔64〕
古墳の築造 〔66〕
埋葬と副葬品 〔69〕
古墳と埴輪 〔72〕
古噴での祭祀(葬送儀礼) 〔75〕
6の章 生産力は高まり人は交流し、新しい社会へ
─ 宮崎の古墳時代の2づの顔 ─
地下式横穴墓 〔76〕
地下式横穴墓の副葬品 〔79〕
古墳時代の船 〔82〕
人の交流が広がり、技術革新が進み、新しい社会体制が生まれた 〔86〕
─ 古墳時代は大きな転換の時代だった ─
7の章 国家の形成と地方の編成
─ 律令時代と宮崎 ─
「都」と「国」 ─ 律令国家の建設 ─ 〔88〕
隼人の存在 〔91〕
仏教と文字の伝来 〔95〕
8の章 未来に伝えるために
考古博物館の裏方の仕事 ─
保存のこと 〔99〕
災害遺産 ─ 災害と考古学 〔104〕
もっと知りたい宮崎の古代関連年表 〔108〕
今も息づく古墳時代 〔110〕
参考文献 〔112〕
あとがき 〔114〕
私が一番興味深く読んだのは最後の章、未来に伝えるために 「考古博物館の裏方の仕事」です。
西都原考古博物館では、古代人の頭蓋骨などの収蔵庫をガラス越しに見学出来ますが、以前、見学した際、収蔵している棚がすべて「木」でできていたのには驚きました。

ご先祖様のお骨の安置場所だから、棚のみならず部屋全体に木を使用しているのだろう・・なぁーんて、ド素人の単純な思い込み・考えでおりましたが、木材の使用は、程度な湿度維持の為、科学的根拠に基づいていたのですね、なーーるほどーーと、今頃知って、妙に納得した次第です。
機会あるごとに書いておりますが、県立西都原考古博物館は、素晴らしい施設です。
しかも、入館無料!!です。
もうじき、桜も開花することでしょう、ソメイヨシノが終わると、八重桜、そして高取山のミツバツツジも見頃となります、お花見の後にちょっと寄り道してみてはいかがでしょう。
当然、この本も1Fエントランスにある売店(西都原考古博物館ミュージアムショップ)で販売しているようです。
最後になりましたが、写真を掲載、ならびに掲載本をご恵贈いただきました、東様、並びに、鉱脈社へお礼申しげます。
当サイト内、関連ページ
➡ 西都原考古博物館
➡ 西都原古墳群
➡ 西都原古墳群の菜の花と桜
➡ 高取山のミツバツツジ
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