金御岳 霧島の雲海 新燃岳の噴火 H2Aロケット打ち上げ サシバの渡り
Posted morimori / 2017.10.10 Tuesday / 23:14
都城市の金御岳で「 サシバの渡り 」を見学してきた。
雲海に浮かぶ霧島
この朝は15℃近くまで冷え込んでおりましたので、雲海も出るのでは?と期待して登りましたが、崩れ気味の薄い雲海でした。
霞がちではありますが、霧島連山 高千穂峰も見えたのはラッキー。
霧に浮かぶ島 で、「霧島」という名が付いたというお話も聞いたような・・
新燃岳からは噴煙も
先日来、活動を活発化させている「新燃岳」から白い噴煙が時折、モクモクと数百メートル以上上がっているのが確認できました。(新聞では400m上がっていたとか)気象庁によると、10月9日 火山性微動が7回発生、9日 21時半ごろに発生した微動は、10日 15時現在も継続。山の膨張を示す傾斜変動観測、気象台のヘリでの調査で、上空で火山ガスの臭気も確認されたとのこと。
火山性地震は、これまでにもよくありましたが、「火山性微動」は気になる。
2011年のような、マグマ噴火につながらなければ良いのですが・・。
【 10/12追記 】 9月11日、5時34分頃に噴火発生 福岡管区気象台は11日11時5分、新燃岳の噴火警戒レベルを2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引上げると発表。
新燃岳火口から概ね2kmの範囲では、噴火に伴う弾道を描いて飛散する大きな噴石及び火砕流に警戒してください。
火山性微動も継続、振幅も次第に大きくなっているとのこと。地殻変動観測では、新燃岳の山体が膨張する傾斜変動が続いている。 / 追記終わり
種子島よりH2Aロケット打ち上げ
この日は、種子島より7時1分にH2Aロケットの打ち上げが予定されており、頂上のハンググライダー基地のところには、ギャラリーが・・。ロケットの軌跡はクッキリと見え、肉眼でもロケット本体を見ることが出来ました。
デジカメ画像を拡大して見ると、炎らしきものも見えました。
このH2Aロケット36号機は、日本版GPS衛星「みちびき4号機」を積んだもので、打ち上げは成功したようです。
来年度からの運用で、GPSの位置情報が現在の誤差10数メートルから、6センチ程度にまで縮まり、精度が飛躍的に向上する見込みとか。
サシバの渡り・・高い・遠い
サシバカウンターの方の情報によると、この日、金御岳で確認されたサシバは 1,390羽とか。そのうち、素人の私が見たのは、300羽くらいでしょうか。
気流などの条件があまりよくなかっでしょう、サシバはウォッチャーの近くを通ってくれす、肉眼でなんとか確認出来る程度のサシバが殆んど。
とにかく今日のサシバは遠かった・・
以下の写真は、朝、わりと早い時間に、南側の方で出来た48羽の鷹柱(崩れ気味)
原寸拡大して数をチェックしたところ、画面内に48羽程おりました。
今回は、あまりに遠いので、写真はあきらめ、双眼鏡でのサシバウォッチ、それといらしてた多くの方との会話を楽しんで来ました。
紅葉も色づき始めてました
いつもはもっと紅葉していたような・・今年の紅葉は例年より遅れ気味なのかも知れない・・。− 金御岳 霧島の雲海 新燃岳の噴火 H2Aロケット打ち上げ サシバの渡り −