えびの高原ホテル跡地に富裕層向けの高級ホテルを誘致
Posted morimori / 2017.12.29 Friday / 12:41
政府は、「霧島錦江湾国立公園」を含む、全国8つの国立公園で外国人観光客誘致の推進を強化する。
2018年度政府予算案では、117億円の事業費を計上、8国立公園を日本のナショナルパークとして、世界にPRする環境省・国立公園満喫プロジェクトの一環。
その、環境省・国立公園満喫プロジェクトの一環として、霧島錦江湾国立公園内の「えびの高原」に、環境省や県などは、富裕層向けの高級ホテルを誘致、2020年度までに開業を目指していることを、先日、地元紙、宮崎日日新聞が報じていた。
ホテルの建設予定場所は、えびの高原の国有地にある「えびの高原ホテル跡地」(約1万5000平方メートル)
ミヤマキリシマの美しい「つつじヶ丘」の隣にある空き地。
18年度に公募で事業者を選定、20年度までの開業を目指す。
施設は応募者が建設、運営する形を想定しているとのことです。
先日、韓国と宮崎を結ぶLLCの定期路線も新たに結ばれ、外国からの観光客誘致にとても良いニュースだと思いますが、気になるのは、予定地が、硫黄山から1Km程度しか離れていない点です。
当然、建物は、噴石などにも耐えうる、それなりの構造物になると思いますが、今は収まっている、硫黄山の火山活動が再び活発になった際のキャンセルなど、営業面での被害は、過去の事例でも明白、そのあたりをどう、フォロー、クリアできるかが、課題、気になるところです。
富裕層向けの高級ホテルかぁ〜〜
私には縁の無い話だなぁ(^^)
関連外部リンク
➡ 環境省_国立公園満喫プロジェクト
➡ 霧島錦江湾 国立公園 ステップアッププログラム 2020
【 追記 】
関連リンク
➡ 霧島錦江湾国立公園満喫プロジェクトえびの高原「上質な宿泊施設誘致」に向けた民間事業者の皆様との対話の実施について(宮崎県サイト内ページ)
【 追記 】
2018/6/14 宮崎日日新聞に 13日の6月定例県議会一般質問で、えびの高原関連の記事がありましたので、抜粋。
県が国や市と連携し、2020年度までにえびの高原への誘致を目指している高級宿泊施設について、県は「早期実現は難しい」との見解。
民間事業者への事前の聞き取りで「長期滞在する場合に楽しめる場所が少ない」などの意見が上がっており、硫黄山などの火山活動も継続「実行委員会として、早期の事業者の公募は大変厳しいと判断」
河野知事は取材に対して「事業者の反応を見ても、火山活動の見通しが立たない中、すぐに宿泊施設を誘致するというのは難しいだろう。状況を見ながら今後の対策を検討したい」と話した。
【 2024年7月追記 】
全国に35カ所ある国立公園で、高級リゾートホテルも含めて誘致?
岸田首相は観光立国推進閣僚会議で、2031年までに全国に35カ所ある国立公園で、民間を活用した魅力の向上に取り組むと言及。
環境保全を前提に高級リゾートホテルも含めて誘致し、訪日消費の拡大につなげる。
といったニュース報道を見ました。
「霧島錦江湾国立公園」は 宮崎県のえびの高原なども含まれておりますが・・
2017年12月、政府より「霧島錦江湾国立公園」を含む、全国8つの国立公園で外国人観光客誘致の推進を強化する話がありました。
その際は、8国立公園を日本のナショナルパークとして、世界にPRする環境省・国立公園満喫プロジェクトの一環でした。
ホテルの建設予定場所は、えびの高原の国有地にある「えびの高原ホテル跡地」(約1万5000平方メートル)
※「えびの高原ホテル跡地」はミヤマキリシマの咲く「つつじヶ丘」の隣にある空き地です。
当時、県による民間事業者への事前の聞き取りで「長期滞在する場合に楽しめる場所が少ない」などの意見が上がっており、硫黄山などの火山活動も継続「実行委員会として、早期の事業者の公募は大変厳しいと判断」、河野知事は「事業者の反応を見ても、火山活動の見通しが立たない中、すぐに宿泊施設を誘致するというのは難しいだろう。状況を見ながら今後の対策を検討したい」と話した。とのことで終えていたかと思います。
活火山の集まる「霧島」については、難しいでしょうね。
当然、建物は、噴石などにも耐えうる、それなりの構造物になると思いますが、今は収まっている、硫黄山の火山活動が再び活発になった際のキャンセルなど、営業面での被害は、過去の事例でも明白、そのあたりをどう、フォロー、クリアできるかが、課題、気になるところです。
〜 硫黄山の噴気 2017年12月撮影 〜
地球の鼓動を感じる景色も・・
霧島ジオパークなんだから、少々噴気が上がって、火山らしさも無いとビジュアル的にも寂しいし、願わくば、噴火しない程度に、こういった噴煙状態が続いて欲しいものです。富裕層向けの高級ホテルかぁ〜〜
私には縁の無い話だなぁ(^^)
関連外部リンク
➡ 環境省_国立公園満喫プロジェクト
➡ 霧島錦江湾 国立公園 ステップアッププログラム 2020
【 追記 】
関連リンク
➡ 霧島錦江湾国立公園満喫プロジェクトえびの高原「上質な宿泊施設誘致」に向けた民間事業者の皆様との対話の実施について(宮崎県サイト内ページ)
【 追記 】
2018/6/14 宮崎日日新聞に 13日の6月定例県議会一般質問で、えびの高原関連の記事がありましたので、抜粋。
県が国や市と連携し、2020年度までにえびの高原への誘致を目指している高級宿泊施設について、県は「早期実現は難しい」との見解。
民間事業者への事前の聞き取りで「長期滞在する場合に楽しめる場所が少ない」などの意見が上がっており、硫黄山などの火山活動も継続「実行委員会として、早期の事業者の公募は大変厳しいと判断」
河野知事は取材に対して「事業者の反応を見ても、火山活動の見通しが立たない中、すぐに宿泊施設を誘致するというのは難しいだろう。状況を見ながら今後の対策を検討したい」と話した。
【 2024年7月追記 】
全国に35カ所ある国立公園で、高級リゾートホテルも含めて誘致?
先月(2024年7月)
岸田首相は観光立国推進閣僚会議で、2031年までに全国に35カ所ある国立公園で、民間を活用した魅力の向上に取り組むと言及。環境保全を前提に高級リゾートホテルも含めて誘致し、訪日消費の拡大につなげる。
といったニュース報道を見ました。
「霧島錦江湾国立公園」は 宮崎県のえびの高原なども含まれておりますが・・
2017年12月、政府より「霧島錦江湾国立公園」を含む、全国8つの国立公園で外国人観光客誘致の推進を強化する話がありました。
その際は、8国立公園を日本のナショナルパークとして、世界にPRする環境省・国立公園満喫プロジェクトの一環でした。
ホテルの建設予定場所は、えびの高原の国有地にある「えびの高原ホテル跡地」(約1万5000平方メートル)
※「えびの高原ホテル跡地」はミヤマキリシマの咲く「つつじヶ丘」の隣にある空き地です。
当時、県による民間事業者への事前の聞き取りで「長期滞在する場合に楽しめる場所が少ない」などの意見が上がっており、硫黄山などの火山活動も継続「実行委員会として、早期の事業者の公募は大変厳しいと判断」、河野知事は「事業者の反応を見ても、火山活動の見通しが立たない中、すぐに宿泊施設を誘致するというのは難しいだろう。状況を見ながら今後の対策を検討したい」と話した。とのことで終えていたかと思います。
活火山の集まる「霧島」については、難しいでしょうね。
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