4月5日 霧島新燃岳 爆発的噴火 噴煙は8000m 火山雷も
Posted morimori / 2018.04.05 Thursday / 18:13
気象台は夜に入り、。「03時45分頃からの数分間は噴煙量が増加し、 監視カメラによる観測では、噴煙は火口縁上2500mまで上がり、雲に入りました。噴煙高度を精査した結果、気象衛星データの解析により、火口縁上約8000mまで上がったと推定されます。」と発表しましたので、数値を8000mに修正しました。
4月3日より火山性地震が急増していた「新燃岳」で今朝(4月5日3時31分)に爆発的噴火発生、その後、噴煙の高さは、今回の一連の活動の中で最高の、火口から(8000m)にまで達し、弾道を描いて飛散する大きな噴石が火口の中心から1100mまで飛散しました。
今朝は、宮崎市内でも、うっすらと降灰しておりました。
今回、掲載した画像は、MRT宮崎放送が、Youtubeで公開しているライブカメラの映像をキャプチャしたものです。
➡ 新燃岳ライブカメラ・MRT宮崎放送
時折、火山雷も発生しておりました。
マグマが供給され、爆発、再びマグマが供給され爆発 といったサイクルをこの先も繰り返すのかも知れませんね。
今回、夜中の噴火で良かったようなもの・・
高千穂峰への登山道規制しなくて良いのだろうか・・・
➡ 新燃岳の警戒範囲縮小及び御鉢の噴火警戒レベル引下げに伴う規制等の変更について(平成30年4月4日更新)(宮崎県サイト内危機管理課ページ)
関連リンク
➡ 霧島山(新燃岳)の火山活動解説資料(PDF)平成30年4月5日21時30分発表
➡ 火山の状況に関する解説情報: 霧島山(新燃岳)平成30年4月6日16時10分
GNSS連続観測では、2017年7月頃から霧島山を挟む基線での伸びが継続していましたが、3月6日から7日にかけて霧島山を挟む基線で急激な収縮が観測されました。その後、再び基線の伸びが継続しています。このことから、霧島山の深い場所で再びマグマが蓄積している可能性があります。
新燃岳では、活発な火山活動が続いていることから、今後の火山情報に注意してください。
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