えびの高原 硫黄山付近でごく小規模の噴火(2回目)
Posted morimori / 2018.04.26 Thursday / 23:42
【 追記 】 5月1日 14:00 えびの高原(硫黄山)周辺の噴火警戒レベルが2(火口周辺規制)に引き下げられ、規制範囲も1Kmに縮小されました。
詳細は以下参照
➡ 気象庁報道発表
➡ 規制等の変更について(宮崎県)
追記終わり
6日ぶりにえびの高原(硫黄山)周辺で噴火が発生したようで、噴火速報が出ました。
噴火に関する火山観測報(18時31分)
火 山:霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)
日 時:2018年04月26日18時15分(260915UTC) 第1報
現 象:噴火
有色噴煙:火口上200m(海抜5000FT)以上
白色噴煙:
流 向:直上
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火口:硫黄山
西側から噴火
噴煙量:極めて少量以上
硫黄山で噴火速報が発表されるのは、4月19に続いて2回目です。
前回も、小規模な噴火でしたが今回はさらに規模の小さな噴火で、噴火に伴う大きな噴石の飛散は確認されていないとの事。
ライブカメラで見る限り、噴気との違いが分からない・・
ライブカメラ映像で、噴火前の「噴気」(昨日)と比較してみましたが、「噴火」との違いが全くわかりませんでした。それくらい小規模のものでした。
26日18時15分頃、霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)で噴火が発生しました。周辺にいる方は、ただちに身を守る行動をとってください。
噴火速報で、こんな報道が即座に出たわけで。
既に周辺2Kmに立ち入り規制されているので「周辺にいる方は」という表現はどうなんだろう?
知らない方が聞くと、風評助長の可能性もちょっと心配。
(火山噴火予知連絡会・中田節也副会長)「26日の噴火は、19日の噴火よりも不明瞭で、どうしてこれが噴火として扱われたのか、疑問に思うところがある。一両日中、あるいは、近々マグマ噴火にすぐに移行するということは、まずないと思う。過去の例からすると、恐らく10年、あるいは、場合によっては、数十年続く、そういう活動の範ちゅうに入っている気がする」(MRTニュースより一部引用)
「噴火速報」を発表する基準について、気象庁は、すでに噴火している火山では、より規模の大きな噴火が発生した際に出すとしていたことから、硫黄山の噴火速報の出し方を今後、見直したいとしているとか。
気象庁サイト 防災メモより 一部引用
噴火の記録基準について
1.「噴火」現象と気象庁における噴火の記録基準
「噴火」とは、「火山現象の一種で、地球内部から、(火山)物質が比較的急速に放出される現象」(荒牧、1975)であると言われており、気象庁では「火山現象として、火口外へ固形物(火山灰、岩塊等)を放出または溶岩を流出する現象」を「噴火」としています。しかし、「噴火」には、富士山の宝永噴火から、桜島でよく発生している山頂噴火、阿蘇山の中岳第一火口付近で降灰がある程度のものまで、その規模は大小様々です。
そのため、気象庁の火山観測では、ある規模以上のものを「噴火」として記録することとし、この基準を「噴火の記録基準」と呼んでいます。もちろん、この気象庁の基準に満たない小さな「噴火」現象も存在します。
2.新しい噴火の記録基準
旧来の噴火の記録基準は、昭和56 年(1981 年)当時の噴火の検知力を踏まえて定められたもので、火山毎あるいは現象毎に噴火として記録する下限が異なっていました(別表)。今般、近年の遠望監視カメラの監視等による噴火の検知力の向上を踏まえ、噴火の記録基準を統一しました。
新しい噴火の記録基準は以下のとおりです。なお、この基準は、海底火山を除く日本の全ての活火山に適用されます。
この基準は、5月1日以降に公表する情報、資料等について適用します。また、本年3月発行の「日本活火山総覧(第3版)」においては新しい基準を適用しています。
【噴火の記録基準】
噴火の規模については、大規模なものから小規模なものまで様々であるが、固形物が噴出場所から水平若しくは垂直距離概ね100〜300m の範囲を超すものを噴火として記録する。
確認の方法等は以下のとおりとする。
(1)遠望カメラによって基準に合致すると考えられる火山灰の噴出が確認できた場合
(2)後日の現地調査で基準に合致すると考えられる現象が確認できた場合
(3)地震計・空振計等によって基準に合致すると考えられる現象が発生したと推定できた場合
/ 引用おわり
小林市からの県道一号 再開は年単位? いや・・10年?
えびの高原の、噴気孔付近の道路(県道1号)はもう使えないでしょうね。地質調査をして、地下の状態を確認、過去の噴気孔のある部分をさけ、不動池のあたりからあらたなバイパス道を作るしかないのでしょうか。
工事をするにも、国定公園内だから簡単には行かない。
いずれにせよ、火山活動がレベル1まで落ち着いてくれないと、どうしようもない。
かなり長期にわたるものと思われます。
➡ えびの高原硫黄山ライブカメラ集
➡ MRT・UMK・MBCライブカメラ同時閲覧ページ
過去に撮影した、硫黄山の火口などの写真は以下のページに掲載
➡ えびの高原 硫黄山(いおうやま)
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