「えびのエコミュージアムセンター」ブログの火山性地震情報に思う事
Posted morimori / 2019.06.06 Thursday / 23:01
霧島方面へ出かける際には、えびの高原にある「えびのエコミュージアムセンター」のブログで火山性地震の回数など状況をチェックしている。
以下 一部引用
えびのエコミュージアムセンター 〜天候・火山・交通情報〜
霧島のえびの高原にあるえびのエコミュージアムセンターのブログです。
毎朝更新。えびの高原へ出発前にチェック!
えびのエコミュージアムセンターのブログは、当日の朝までの火山性地震情報(鹿児島気象台提供)も毎日9時頃に掲載されており、大変参考になるのですが、先日、この掲載内容(火山性地震の回数)において、気になったことがありましたので情報として記します。
これまで、えびの高原硫黄山周辺の火山性地震は、レベル1に引き下げられた以降、一日10回未満で推移していたのですが、以下の気象庁のページを参照すると、6/01 突如21回を記録、噴煙の高さも急激に伸びました。
➡ 気象庁 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の火山観測データ(原則として1日1回夕方までに前日分までの値を掲載)
➡ 上記より火山性地震の回数表
以下の図は上記より一部を抜粋したものです。
一方、6月2日の「えびのエコミュージアムセンター」のブログを参照すると。
6月1日の硫黄山周辺の火山性地震回数は1回となっており、気象庁発表数字(21回)と異なり、このブログ記事だけ参考にしても、火山性地震の増加は読み取れないことが分かります。
気象庁の数字(21回)は、精査した結果のものなかも知れませんが、あまりに差がありすぎるような気がします。
気象庁サイトの数字を、過去記載事項に反映、修正すべきではないかでしょうか?
出来ないのであれば、毎回記事にに上記気象庁ページのリンクを記載しておいた方が良いような気がします。
何故、これほど数値に開きがあるのかわかりませんが、来場者、登山者への情報提供ブログとしては問題ありそうな気がしましたので記しました。
えびの高原へ行かれる方は、
気象庁 霧島山(えびの高原(硫黄山)周辺)の火山観測データ
気象庁 新燃岳の火山観測データーも併用確認される事をオススメします。
火山性地震が何回までならいいという判断は誰しも出来ません。
個人的には、20回を境に、要注意という感じでとらえてます。
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