国文祭芸文祭みやざき2020 宮崎県・宮崎県内各市町村のプログラム一覧
Posted morimori / 2019.06.21 Friday / 23:23
第35回国民文化祭(国文祭)、第20回全国障害者芸術・文化祭(芸文祭)が来年2020年10月、宮崎県で開催されます。
全国規模の文化の祭典で、美術、盲楽や伝統芸能、食など本県の多様な芸術文化の魅力を再発見、県内外への発信が期待されます。
「国文祭芸文祭みやざき2020」概要
大会名:第35 回国民文化祭・みやざき2020 第20 回全国障害者芸術・文化祭みやざき大会
キャッチフレーズ:山の幸 海の幸 いざ神話の源流へ
(宮崎県では神代の昔から豊かな山と海を、そこから育まれるいのちをいただいてまいりました。また、そのことに対する感謝の心が様々な文化として芽吹き、これまで脈々と継承されてきております。
このような素晴らしい宮崎に是非来ていただき、宮崎の魅力を体感してください。)
基本方針(テーマ)
〔1〕「神話の源流みやざき」の探究
はじまりを知り、継承、熟成されたみやざきの宝を堪能する。
〔2〕すべての県民が参画し、若い世代が輝く
すべての県民が大会へ参画するとともに、一体となったもてなしを行い、次代の文化活動を担う若者が躍動し地域の元気を牽引する。
〔3〕新しい出会いから始まる文化の創造
歴史を紡いだ本県の多種多様な民俗芸能や伝統芸能、文化事業を再認識・継承・発展させるとともに、地域や世代、ジャンルを超えた全国的
な文化交流により新たな文化を創造する。
〔4〕共に生きる 共に感じる 文化で紡ぐ共生社会
障がいのある人もない人も互いに人格と個性を尊重し合う共生社会を実現するとともに、新しいボーダレスな芸術文化を創造する。
〔5〕「ひなた」に育まれた食と暮らし そして世界へ
日本のひなた宮崎県の豊かな自然が育んだ農山漁村文化と食文化を全国へ、世界へと羽ばたかせる。
会期:2020年10月17日〜12月6日の51日間。
開幕までの主な動き(予定)
2019年
7月:市町村巡回広報スタート10月:1年前イベント(宮崎市・県庁本館、県庁前楠並木通り)、イメージソング発表
11月:1年前イベント(宮崎市・イオンモール宮崎)、にいがた大会閉会式・引継式(新潟県)
2020年
4月:大会旗市町村巡回スタート、大会ガイドブック・パンフレット発行5、6月:県実行委第5回総会
7月:100日前イベント
8、9月:PRイベント
10〜12月:133プロクラム
企画コンペの結果、12 社31 点の応募があり、選考の結果、下記公式ポスターに決定したとのこと。
期間中、宮崎県や県下市町村で行われる133プロクラム(予定)を紹介。
※このほか、さまざまな団体と連携する
「パートナーシッププログラム」や出張型イベントなどがあります
宮崎県「記紀・神話・神楽」をテーマとした事業
10月23日(金)〜25日(日)、
メディキット県民文化センター(宮崎市)
10月31日(土)〜11月1日(日)
延岡総合文化センター(延岡市)
内容)記紀・神話・神楽に関連する舞台芸術を披露
(宮崎市)青島神話フェスティバル
11月13日〜15日
青島イベントホール、青島能楽殿
神話音楽劇の公演、青島臼太鼓踊りや神楽の披露。併せて、神話の講演会等を
実施。
(延岡市)城山かぐらまつり
11月8日又は15日で調整中
延岡城址
後継者育成、地域文化の向上を図るため、延岡市内外の神楽保存会が集い、神
楽を披露。
(西都市)西都『神楽』まつり
調整中
西都原御陵墓前広場
西都市内の神楽保存会を中心とした神楽の奉納。神楽に馴染みの薄い層を対象
としたPRイベントを実施。
(高原町)高原町伝統芸能祭
10月25日
高原町ほほえみ館神武ホール
毎年開催されている「神武の里たかは秋まつり」の中で、狭野神楽、祓川神
楽、棒踊り等を披露。
(高原町)神武天皇ゆかりの地ウォーキング〜狭野神楽鑑賞ツアー〜
12月5日〜6日
高原町内各地
午前中に、町内に点在する神武天皇ゆかりの地を巡るウォーキングを実施し、
昼食・温泉入浴。休憩等を挟んで、その夜に狭野神楽を鑑賞。
(西米良村)米良山神楽の祭典〜西米良神楽に触れる〜
10月下旬〜11月中旬で調整中
トレーニングセンター
越野尾神楽、小川神楽、村所神楽の公演を実施。併せて神楽の写真を展示。
(椎葉村)椎葉民俗芸能博物館特別展「椎葉神楽の世界」
10月末〜12月中旬で調整中
椎葉民俗芸能博物館
椎葉神楽関連「神楽面・道具等」の展示。
(椎葉村)椎葉民俗芸能の祭典
11月7日
平家まつり会場
民俗芸能の公演(神楽、臼太鼓踊り、民謡等)や子どもによる芸の発表会を実
施。併せて、民俗芸能関連の作品を募集し、優秀作品を展示。
(高千穂町)神話の源流 高千穂夜神楽御祭 〜あつまりたまえよろずよのかみ〜
10月24日〜25日
高千穂町武道館ほか
県内外から神楽団体を招き、高千穂神楽とともにどっぷりと神々の世界を体感
してもらうイベントを実施。併せて、食のブースでは、高千穂地域の山の幸を堪
能してもらうイベントを実施。
現時点での日程詳細は 公式サイト内(実行計画案)PDFを参照
※計画案は、2019年6月時点のものであり、変更になる可能性もあります。
➡ 公式サイト
余談ですが・・
埴輪(ハニワ)と言えば・・この埴輪(踊る女)ってイメージが定着している位、宮崎で良く見かけると思いますが、この埴輪、宮崎県内で出土したものではなく、埼玉県の野原古墳群(熊谷市)から出土したものがモデルになってます。
宮崎県ではこのような埴輪は出土しておりません。
埴輪のイメージといった事なのかも知れませんが、個人的にはこういった県のPRポスターに県外出土の埴輪を(モチーフにしたものでも)使って欲しくないですねー。
詳しくは過去に書いたブログ参照
➡ 宮崎に定着した埴輪(ハニワ)外来種
「西都原古墳群」から出土した「船形埴輪(舟形埴輪)」 (埴輪 船:国重要文化財)をモチーフにしたものはどうでしょう。日向神話「神武東遷」のお船出の舟とも重なるし良いと思うのですがぁ・・(^^)。
➡ 船形埴輪の写真(過去に西都原考古博物館で行われた企画展で撮影したもの)
期間中、宮崎県や県下市町村で行われる133プロクラム(予定)を紹介。
宮崎県実行委のプログラム
総合フィスティバル
- プレフェスティバル
- 開会式
- 閉会式
フォーカスプログラム
- 「記紀・神話・神楽」事業
- 「国際音楽祭」事業
- 「若山牧水」事業
- 「宮崎の食文化」事業
共に生きて共に感じる芸術プログラム
- アートフェスティバル
- 第40回わたぼうし宮崎コンサート2020
- "こころ"のふれあうフェスタ2020
- 演劇公演
- アート展1
- アート展2
※このほか、さまざまな団体と連携する
「パートナーシッププログラム」や出張型イベントなどがあります
市町村実行委のプログラム
宮崎市・34事業
- ハーモニカフェスティバル2020
- 九州シティバンドフェスティバル2020 in 宮崎
- 童謡の祭典(2020年度第31回童謡の日コンサート)
- 大正琴の祭典
- 交撃曲「海道東征」演奏会
- オペラ「赤毛のアン」宮崎公演
- Pure Fellow ship ピアノコンサート2020
- 音で結ぶ友情の祭典「音Lympic」
- ミュージカル「海幸と山幸」
- みやざき洋舞フェスティバル
- ムーブメント・アート・インみやざき2020
- 日本×香港「空想オリンピック」公演
- 生頼範義 創作の軌跡
- 茶の湯フェスティバル「ひなた」の茶 県央地区茶会(表千家同門会)
- 茶の湯フェスティバル「ひなた」の茶 県央地区茶会(裏千家淡交A壱
- 小倉百人一首競技かるた全国大会
- 華道家元池坊宮崎県連合支部花展
- いこう いこう 皆でいこう「お香の祭典」
- 全日本健康マージャン交流大会
- 盆栽展
- みやざき神話のふるさと短歌大会
- 神話のふるさと「宮崎俳句の旅」
- 「川柳の祭典」みやざき2020
- 現代詩の祭典「2020ひむか土地からの声」
- みやざきエッセイフェスティバル−講演とエッセイコンテスト〜古代から未来へ、ことばを紡ぐ〜
- 2020みやざき全国漢詩の祭典
- 能楽の世界
- 日本・台湾国際交流古典芸能公演〜日本民謡民舞と台湾京劇(西遊記)との芸能交流公演〜
- 全国吟剣詩舞道祭
- 太鼓の祭典
- 食と文化のフェスティバル in みやざき〜宮崎の豊かな食文化を愉しむ〜
- ノンバーバルユミュニケーション(非言語)のワークショップ
- 青島神話フェスティバル
- ごちそうアーツ×こうさくてん
都城市・12事業
- 盆地に響く歌声〜少年少女合唱の祭典 in 都城
- オペラ「赤毛のアン」都城公演
- 郷土ゆかりの音楽家によるオペラ名場面ガラコンサート
- SUMI FES!〜墨フェス!〜これは書か、芸術か
- 都城市美術展覧会
- 茶の湯フェスティバル「ひなた」の茶 都城地区「都城島津邸茶会」
- グッド・デザイン展
- 「島津と人形浄瑠璃」公演会
- 都城市3館周年記念特別展
- BBQ師匠KONISHIKIさんの都城cooking&トークショー
- ステージ&アートパフォーマンス
- 2020都城
- 障がいのある人もない人も共に創るステージ
延岡市・15事業
- 国民文化祭「第九」演奏会
- オペラガラコンサート
- 人形劇まつり2020
- のべおか「キルトの世界」展
- 国民文化祭「のべおか秋の茶会」
- 小原流「のべおか秋色のおもてなし」
- のべおか天下一薪能及び伝統芸能発表会
- 城山かぐらまつり
- 国民文化祭神話の源流宮崎「日本舞踊の祭典」
- のべおか2020「太鼓の響き」
- 延岡「食」文化講演会
- 障がい者にやさしいまちづくり事業
- こどもの文化の祭典
- 語りへの招待「のべおかでつむぐ朗読の世界」
- 宮崎県北日向神話「出逢いの聖地のべおか」講演会
日南市・6事業
- 南郷大島ミュージアム
- 日南みんなで作品展
- 茶の湯フェスティバル「ひなた」の茶 県南地区茶会
- 連句の祭典
- 日南たいげん! 舞台公演
- DENKEN2020
小林市・4事業
- 茶の湯フェスティバル「ひなた」の茶 県西小林地区茶会
- 将棋チャレンジフェスティバル
- 小林市郷土芸能フェスティバル
- エヒメアヤメを守る全国シンポジウム
日向市・12事業
- 〜HIMUKAの國〜新お船出ものがたり
- 日向のお国自慢大集合!展
- 刀匠松葉國正刀剣展
- はまぐり碁石祭り〜一碁一会〜
- 全国こども落語チャンピオン大会
- 土器と石器がやってきた! 埋文セレクション
- 美々津で美味通なフェスティバル
- 日向岬グルメウオーク
- 日向市ふれあいフェスタ
- 日向日向(ひなた)散歩
- 九州ウミガメサミット
- 日向の高校学習展
串間市・3事業
- 串闇市美術展
- 龍源寺・南浦文之国際フォーラム
- 串間市民秋祭り文化祭
西都市・3事業
- 西都「神楽」まつり
- 西都市総合文化フェスティバル
- 日本遺産のまち 西都を巡るサイクルフォトラリー
えびの市・4事業
- 茶の湯フェスティバル「ひなた」の茶県西えびの地区茶会
- えびの市郷土芸能の祭典
- 企画展「古墳時代を駆けた島内武人」と講演会「島内武人とヤマト政権」
- 障がい者芸術・文化の祭典
三股町・3事業
- 2020秋の「まちドラ」高校演劇バージョン
- 三股町芸能発表会〜三股町の郷土芸能等の祭典〜
- 三股町ふるさと祭り
高原町・2事業
- 高原町伝統芸能祭
- 神武天皇ゆかりの地ウオーキング〜狭野神楽鑑賞ツアー
国富町・3事業
- 演劇「剣豪 井戸川伊兵衛物語」
- くにとみアートプロジェクト
- まちんなか+古墳体感ウオーク
綾町・6事業
- 綾競馬写真展
- 綾町総合文化祭
- 綾工芸まつり
- 農業祭
- 有機農業推進大会
- 綾の魅力発見ツアー
高鍋町・1事業
- 写真・絵画展
新富町・3事業
- 演劇「三人兄弟」
- 新富町国民文化祭記念事業
- 語り・朗読「宵がたり」
西米良村・1事業
- 米良山神楽の祭典〜西米良神楽に触れる〜
木城町・1事業
- 百済王国物語「千年王国」
川南町・1事業
- 合唱の祭典 in 川南
- 川南町文化芸術展
都農町・1事業
- ミュージカル「神武〜JINMU」
門川町・3事業
- 聴覚障がいがある人もない人も楽しめる人形劇&障がい者アート展
- 九州民謡うたまつり
- ドライフーズサミット
諸塚村・2事業
- エコツアー「諸塚でやま学校しよう」
- 諸塚駄賃つけ唄全国大会
- 諸塚村民文化祭
椎葉村・2事業
- 椎葉民俗芸能博物館特別展「椎葉神楽の世界」
- 椎葉民俗芸能の祭典
美郷町・4事業
- 森林文化サミット
- 葉桜まつり
- ひえちぎり唄全国大会
- 美郷ふるさと産業文化祭
高千穂町・2事業
- 神話の源流 高千穂夜神楽御祭 〜あつまりたまえ よろずよのかみ〜
- きままに高千穂さるこっ!
日之影町・1事業
- 日之影町伝統芸能フェスティバル
五ヶ瀬町・3事業
- 全国民俗芸能「風流」保存・振興連合会合同発表会 to 五ヶ瀬町文化芸能フェスティバル
小林市、えびの市、高原町共同開催・1事業
- こすもす祭
神楽関連ピックアップ
以下は、上記より「神楽」に関連したものを抜粋したもの(いずれも令和2年(2020年))宮崎県「記紀・神話・神楽」をテーマとした事業
10月23日(金)〜25日(日)、
メディキット県民文化センター(宮崎市)
10月31日(土)〜11月1日(日)
延岡総合文化センター(延岡市)
内容)記紀・神話・神楽に関連する舞台芸術を披露
(宮崎市)青島神話フェスティバル
11月13日〜15日
青島イベントホール、青島能楽殿
神話音楽劇の公演、青島臼太鼓踊りや神楽の披露。併せて、神話の講演会等を
実施。
(延岡市)城山かぐらまつり
11月8日又は15日で調整中
延岡城址
後継者育成、地域文化の向上を図るため、延岡市内外の神楽保存会が集い、神
楽を披露。
(西都市)西都『神楽』まつり
調整中
西都原御陵墓前広場
西都市内の神楽保存会を中心とした神楽の奉納。神楽に馴染みの薄い層を対象
としたPRイベントを実施。
(高原町)高原町伝統芸能祭
10月25日
高原町ほほえみ館神武ホール
毎年開催されている「神武の里たかは秋まつり」の中で、狭野神楽、祓川神
楽、棒踊り等を披露。
(高原町)神武天皇ゆかりの地ウォーキング〜狭野神楽鑑賞ツアー〜
12月5日〜6日
高原町内各地
午前中に、町内に点在する神武天皇ゆかりの地を巡るウォーキングを実施し、
昼食・温泉入浴。休憩等を挟んで、その夜に狭野神楽を鑑賞。
(西米良村)米良山神楽の祭典〜西米良神楽に触れる〜
10月下旬〜11月中旬で調整中
トレーニングセンター
越野尾神楽、小川神楽、村所神楽の公演を実施。併せて神楽の写真を展示。
(椎葉村)椎葉民俗芸能博物館特別展「椎葉神楽の世界」
10月末〜12月中旬で調整中
椎葉民俗芸能博物館
椎葉神楽関連「神楽面・道具等」の展示。
(椎葉村)椎葉民俗芸能の祭典
11月7日
平家まつり会場
民俗芸能の公演(神楽、臼太鼓踊り、民謡等)や子どもによる芸の発表会を実
施。併せて、民俗芸能関連の作品を募集し、優秀作品を展示。
(高千穂町)神話の源流 高千穂夜神楽御祭 〜あつまりたまえよろずよのかみ〜
10月24日〜25日
高千穂町武道館ほか
県内外から神楽団体を招き、高千穂神楽とともにどっぷりと神々の世界を体感
してもらうイベントを実施。併せて、食のブースでは、高千穂地域の山の幸を堪
能してもらうイベントを実施。
現時点での日程詳細は 公式サイト内(実行計画案)PDFを参照
※計画案は、2019年6月時点のものであり、変更になる可能性もあります。
➡ 公式サイト
余談ですが・・
ポスターの一部ピックアップ
埴輪(ハニワ)と言えば・・この埴輪(踊る女)ってイメージが定着している位、宮崎で良く見かけると思いますが、この埴輪、宮崎県内で出土したものではなく、埼玉県の野原古墳群(熊谷市)から出土したものがモデルになってます。
宮崎県ではこのような埴輪は出土しておりません。
埴輪のイメージといった事なのかも知れませんが、個人的にはこういった県のPRポスターに県外出土の埴輪を(モチーフにしたものでも)使って欲しくないですねー。
詳しくは過去に書いたブログ参照
➡ 宮崎に定着した埴輪(ハニワ)外来種
「西都原古墳群」から出土した「船形埴輪(舟形埴輪)」 (埴輪 船:国重要文化財)をモチーフにしたものはどうでしょう。日向神話「神武東遷」のお船出の舟とも重なるし良いと思うのですがぁ・・(^^)。
➡ 船形埴輪の写真(過去に西都原考古博物館で行われた企画展で撮影したもの)
− 国文祭芸文祭みやざき2020 宮崎県・宮崎県内各市町村のプログラム一覧 −