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高千穂峡ボート大幅値上げ、最大6000円に|高千穂神楽も700円→1000円に

Posted morimori / 2020.01.15 Wednesday / 23:13


3人乗船の場合・・料金3倍の大幅値上げ

高千穂町観光協会は1月14日、同協会が運営する高千穂峡貸しボートの料金を3月1日より、現行の30分2000円から、最大6000円に値上げすると発表しました。
また、同協会が運営する高千穂神社神楽殿で毎夜披露されている観光客向けの「高千穂神楽」の拝観料も、1人700円がら1000円に300円値上げされます。

新緑の高千穂峡 真名井の滝とボート
新緑の高千穂峡 真名井の滝とボート
(自然景観的には、ボートが少ない方が嬉しいが・・)

完全予約制となるようです。

高千穂峡のボートは、ゴールデンウィークをめどにインターネットによる完全予約制に移行するほか、宿泊者の優先枠を確保して待ち時間の解消につなげたい考えとのことです。

値上げ前 値上げ後のボート料金(30分間の料金)

一艇乗船人数現在の料金3月改定後の料金
一人2000円4000円
二人2000円5000円
三人2000円6000円
未就学児含む場合4人まで2000円未就学児は500円


二人で30分5000円 学生さんなどには辛い出費かも?

高千穂町観光協会は、値上げに踏み切っても貸しボートの利用者数に影響はないとみていて、ボートによる収入はこれまでの倍以上に増えると予想しているようです。

ボートは圧倒的に2人乗船が多いと思いますが、2人乗船の場合 2,000円→5,000円となり2.5倍もの値上げとなります。
この価格設定、学生さんとか辛いのではないでしょうか? 学割とかあっても良さそうな気もします。

オーバーツーリズム対策とは言えど・・・


高千穂峡ライブカメラより
客が詰め掛けて最大9時間半の待ち時間が生じることもあり、周辺の交通混雑を招くなどオーバーツーリズム(観光公害)が問題となっており、秋の連休などでは、ボート乗り場のところの駐車場のを閉鎖して、シャトルバスに代替するなど、混雑緩和に向けた実証実験なども行われていました。
今回もその一環で、予約のシステム構築、安全面の充実費用などにとの事ですが・・・。この価格だと、リピーターは減るのではないでしょうか。
冬場の平日などは、ボート稼働率も低下するのではないでしょうか?
料金は繁忙期に高く設定して、冬場の平日などは値下げするなど、柔軟に価格設定して欲しかったです。

年間を通し、ボートの稼働率を上げるような価格設定した方が、トータル的に潤うのではないかと思うのですが・・。
 



高千穂峡


高千穂峡のボートは高千穂観光協会の大きな収入源

高千穂峡ボートの2018年度の利用料収入は 約1億3718万円(高千穂観光協会の収益の46%)、高千穂神楽の拝観料 約3348万円を併せると約56%。との事・・。
2010年に発生したボートへの落石事故での一時事業休止や、16年に起きた熊本地震の影響による利用者激減で債務超過に陥った時期もあったようで、今回の利用料金値上げで経営の安定強化を図り、安全対策も強化するとのことです。

旭化成水ケ崎発電所の大規模改修工事の影響にり、ボート2年半休止の影響?

地元局TVニュース、新聞記事等ではふれておりませんでしたが、今回の大幅値上げでまず思いついたのは、先日書いた記事、「高千穂峡のボート2年半休止?旭化成発電所改修工事の影響で水位水量増」の件です。
2021年秋より2年半もの間、ボートが営業出来なくなる事態に陥る可能性があるとのことでした。
その後、進展があったかはわかりませんが、この件が今回の大幅値上げの要因となっているのではないでしょうか? 

観光客向けの「高千穂神楽」は700円→1000円に

毎夜、高千穂神社神楽殿で観光客向けに4番公開されている「高千穂神楽」の拝観料は、現在の700円より1000円となるようです。
増収分は、次世代への伝統継承に向けた活動費に充てる予定とのことです。
高千穂神楽
観光客向けに毎晩公開されている「高千穂神楽」


「高千穂神楽」は、見どころの4番をダイジェスト版で

高千穂神社本殿横にある神楽保存館(神楽殿)で毎夜8時より披露されている「高千穂神楽」は、夜通し33番を舞い上げる「高千穂の夜神楽」の中から、見どころの4番をダイジェスト版(一番一番を短時間にまとめています)で披露、高千穂の夜神楽にふれる入門編的存在です。

披露される神楽は、日向神話、天岩戸開きにまつわる 手力雄たぢからおの舞、鈿女うずめの舞、戸取ととりの舞の3番と、イザナギノミコトとイザナミノミコトが酒作りをユーモラスに演じる御神体ごしんたいの舞)以上4番です。

高千穂神楽の1000円への値上げは、十分その価値はあると思いますし、理解できます。しかし・・高千穂峡のボートの大胆とも思える価格設定には、正直言って驚きました。
親子3人で30分6000円です。
ボートからしか見られないあの自然の作った絶景に、その価格・価値は認めますが、おそらく価格面から利用者は減るでしょう。

インターネットでの完全予約制移行などを考えると、利用者の年齢層は変わるかも知れません。

完全予約制にほんとになるのでようか? 情報弱者、ネット環境の無い方の事も考えて頂きたいです。

昨年は、9月頃に増水でボートは一月程休止してたと思います。先々の高千穂峡観光を考えると、増水によるボート休止の対策として、ある程度の水位に対応出来る浮き桟橋、難しいかもしれないけど増水時の対応として高千穂峡をバイパスする流路が必要かも知れませんね。

現実的には・・
高千穂峡は国の名勝・天然記念物、 祖母傾国定公園の一部につき、制約ありそうだし、工事にもお金かかりそうだし、難しいのかも知れないですが・・。

#今回の値上げは、おそらく、高千穂観光協会も苦渋の選択だったのだろうと思います。

当サイト内関連ページ 
 高千穂峡

【 追記 】
フジテレビ(FNN)「とくダネ!」1月23日(木)で放送されたようです。
「観光客多過ぎで・・・ボート料金3倍値上げ 世界から絶景求め・・・年間140万人。」
GWとかのラッシュ映像を流してたんだろうなー
今の時期は観光客も少なく、オススメなんですけどね。


2019年GWの状況

4月28日:ボートは11時に販売終了
4月29日:高千穂峡ボート乗り場近くの御塩井駐車場は朝5時前に満車
ボートは朝6時半時点で50組待ち 9時半時点で3.5〜4時間待ち
5月1日:ボート 8時時点で4時間待ち 11:40には当日分のチケット完売
5月1日:天安河原 35分並んでお参り
5月2日:ボート 7時から並んで6時間待ち
(以上:ツイートより)

5月2日:ボート AM7:56 今ならんでいるお客様で受付終了です。(高千穂観光協会サイトより)
5月2日:ボート キャンセル待ちに並んだ人は結局全員乗れた。(ツイートより)
5月2日:高千穂町観光協会が駐車場から運行しているシャトルバスは常に満席の状態、TR高千穂鉄道の廃線を利用した高千穂あまてらす鉄道のスーパーカートは午前中で乗車券が売り切れ、高千穂町観光協会によりますとホテル、旅館、民宿など宿泊施設は今月5日まで満室。(UMKニュースより)
5月3日:午前3時で既に20人の受付待ちの行列(ツイートより)
5月3日:午前8時時点でボート整理券に並ぶ列は200m玉垂の滝まで。受付開始からおよそ30分で受付終了。最大で9時間半待ち(過去、最も長い待ち時間)。
5月3日:高千穂神社 満車につき11時過ぎ、臨時駐車場からシャトルバス、下の石段途中から参拝に並んで参拝出来たのは12時過ぎ。(ツイートより)
5月2日、3日に観光客が集中、町内の駐車場はどこも満車になった。(5/8付宮日新聞より)

10連休期間、高千穂町には15万6360人の観光客が訪れ、ゴールデンウィークの統計調査を始めた1993年以降では、過去最高となった。(5/8 UMKニュースより)

(追記)以下は、1/17 高千穂観光協会サイトに掲載されたもの
高千穂峡ボート・高千穂神楽 料金値上げのお知らせ
画像は 高千穂観光協会サイトより



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