日々ブログ MORIMORI @宮崎県

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高千穂撮影記 (2) 高千穂峡 真名井の滝を 遊覧貸しボートから撮影

Posted morimori / 2020.08.08 Saturday / 23:54


高千穂撮影記(2)は、高千穂観光、宮崎観光を代表する「高千穂峡」です。

高千穂峡

高千穂峡の遊覧貸しボートからの景色を前々から撮りたいと思っておりました。
以前、ボートに乗り、写真を撮ったことはあるのですが、ワイドレンズで撮り直したいと常々思ってました。

思った以上に観光客が

高千穂峡も新型コロナウイルス感染症の影響で、未だ客足が遠のいているようで、高千穂峡に設置されたライブカメラで確認するに、ボートに乗る方も少ないようなので、落ち着いて撮影するなら、今しかないと思い、8月7日、向かったのですが、10時半頃、ボート乗り場横にある「御塩井駐車場」(有料500円)はほぼ満車に近く、既にボートも10艘近くが出ているようでした。

ボート乗り場での感染防止対策

新型コロナ感染拡大防止の為、マスク着用、受付で、手指の消毒、赤外線非接触体温計で体温測定、来県市と連絡先電話番号を記載。
ボート乗り場へ降りる歩道沿いでは、噴霧消毒、ボートなどは係りの方が都度各部の消毒拭き取りなど、感染防止対策がとられておりました。

「うわー これは凄い」と、思わず声を出してしまうほどに圧倒される


高千穂峡 真名井の滝 御橋(ボートより撮影)1
SEL1224G(12mm)・ILCE-7RM2 ISO1600 F7.1 1/100


神話によると、天村雲命(あめのむらくものみこと)という神が天孫降臨の際に、この地に水がなかったので水種を移した。
これが天真名井として湧水し、滝となって流れ落ちているといわれています。

この時期、流量も多く、あちこちから水が落ちています。
天界を覆う緑と木漏れ日も綺麗。
雄大な自然の織りなす景色との一体感がたまらない。

高千穂峡 真名井の滝 御橋(ボートより撮影)3

レンズに汚れが付着、フレアが・・

今回持参したカメラは、12-24mmズームを付けたデジタル一眼、レンズはフィルターの付かない出目金形状のレンズなので不用意に振れやすい。
高千穂神社で撮影中、手で触れてしまったのか、レンズ表面に汚れが付着していたようで、帰宅後写真を確認すると逆光気味のシーンでは盛大にフレアが出て、コントラストもいまひとつとなっておりました。
「ソフトフィルター」っぽく、またこれも良しとしよう(^^)

延長予定のつもりが・・30分規定時間内のミッションに

写真を撮っていたら、貸出し基本時間の30分では短いだろうと、30分位は延長(10分につき300円)のつもりでいたのですが、車にサイフを置いて来てしまうというポカをやらかしたことに乗船後気付いた。
30分でミッション完結せねばならず、時間を気にしながらの撮影となってしまった。

高千穂峡 真名井の滝 御橋(ボートより撮影)4



高千穂峡 真名井の滝(ボートより撮影)5


高千穂峡 真名井の滝(ボートより撮影)6


高千穂峡は阿蘇噴火の軽石流(火砕流の一種)の浸食谷

高千穂峡は約12万年前と約9万年前の二回の阿蘇火山活動の際、噴出した軽石流(火砕流の一種)(火砕流)を五ヶ瀬川が浸食した侵食谷です。
おそらく柱上節理の部分が約12万年前の軽石流(火砕流の一種)、その上の岩が約9万年前の軽石流(火砕流の一種)ではないかと思います。

ボートには御幣が

神話の街 高千穂らしく、ボート先端には、赤もしくは緑の御幣が飾られておりました。
私のボートは、赤なので陰陽五行だと「朱雀」でしょうか・・

高千穂峡 柱状節理(ボートより撮影)7


手漕ぎボートに自信はあったが・・

手漕ぎボートは、関東に居た時分ワカサギ釣りなどで経験はあり、操舵に自信はあったのですが、ボートを漕ぎつつ、他のボートの進行を気にしつつ、体制を整え写真を撮るのは非常に難しいです。

混雑場所で横に他のボートが来るとオールを漕ぐ空間も無く、しばし待ち状態という事も何度か・・。
コロナで艇数を減らしている現状でもこの状態ですので、フル稼働時は結構頻繁に起きそうな予感もしたり(^^;)


以下は、ありきたり?定番撮影ポイントから

御橋の上から撮影

真名井の滝対面のオーバーハング下には多くのボートが停泊してます。
高千穂峡に設置してあるライブカメラで見ると、この部分は死角になっており、それ程ボートは出ていないように見えますが、実際はこういったところに居るので結構出てたりします。

高千穂峡 真名井の滝(御橋より撮影)8


最近崩れた跡?

10年程前、落石事故があったのは、この辺りと思います。

上記写真を見ていて左側の部分に、最近崩れたような跡があるのに気付きました。下写真はその部分を部分拡大したもの。
最近の定期点検時に意図的に崩し落とした後であれば良いのですが、気になります。
大雨の後など、崖沿いには行かない方が賢明かも知れません。

崩れた後のような気も


遊歩道沿いから撮影

定番撮影ポイント
高千穂峡 真名井の滝(遊歩道沿いより撮影)9


高千穂峡ボート乗り場付近のマップ
高千穂峡ボート乗り場付近のマップ


高千穂峡はボートに乗ってこそ

今回、久々ボート乗ってみて 高千穂峡はボートから見てこそだよなーと再認識した次第。
値上げで高くなりましたが、(一人4000円・二人5,000円・三人6,000円)価格相応の価値は十分あると思いました。
高千穂峡に行ったら、是非、ボートに乗ってみてください。

新型コロナ感染拡大防止で、宮崎県より、8月31日まで県外の方含め、県境をまたぐ不要不急の往来の自粛要請がとられておりますので、現在ボートは比較的空いております。
県民の方は、乗るチャンスと思います。

夏休み期間中は、朝一番に行くか、事前にインターネット予約をして行かれた方が良いかと思います。

詳細は、高千穂町観光協会「高千穂峡遊覧貸しボート情報」をご覧ください。

【 追記 】
三連休の中日、8月9日のボートは、3時間50分待ちの為、12時40分に早々受付終了となったようです。
お盆期間は、インターネット予約がマストでしょう。
インターネット予約をしていても、遠い駐車場しか空いてないかも知れませんので、時間には余裕を持ってお出かけください。

今回、コロナの影響で、客足が遠のき、高千穂も大変だろうと思い、少しでも協力できればと、行きました。
県のみやざき県民「旅して応援!」キャンペーンや国のGoToトラベルなどによる一時的なものかも知れませんが、高千穂峡の観光客は徐々に増えてきているように思えました。

日が沈むころ、ライトアップ&竹灯籠を撮影に再訪予定でしたが、曇り空で、しかも風が出て来たので、今回は断念。

当サイト内関連ページ
 高千穂峡

次は、「高千穂あまてらす鉄道」撮影記です。

2020年夏 高千穂撮影記

1.高千穂神神社
2.高千穂峡
3.高千穂あまてらす鉄道
4.動画編 高千穂あまてらす鉄道 グランドスーパーカート


【 8/13 追記 】
お盆期間を中心に、各駐車場を巡回運行していたシャトルバスの運行は中止となったようです。
毎年、お盆期間は二回公演してた“高千穂神楽”の公演も一回のみ(しかも収容定員1/3で)。
宿泊施設のキャンセルも出ているようですし、混んでいるのは3時間待ちのボートと御塩位駐車場位、まだまだ観光回復の兆しは見えてないようです。
 


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