西都原古墳群のハクモクレン|西都花まつり2021中止・ライトアップ等無し
Posted morimori / 2021.03.05 Friday / 00:35
西都原古墳群の第ニ古墳群では、3月初めから中旬にかけ、「ハクモクレン」が咲きます。
密集しているのは10本位でしょうか?それ程の規模ではありませんが、花の寂しい時期にひっそりと奥まったところで白い可憐な姿を見せてくれてます。
リーフレットにハクモクレンの咲いている所を加筆
➡ 西都原古墳群総合案内リーフレットはこちら(PDF)
今の時期、西都原で見られる花は、ハクモクレン、ユキヤナギ、ところどころに咲いている菜の花位です。
高取山のところに大きなヤマザクラがあるのですがまだ咲いてません。
園芸品種(ソメイヨシノ)も良いですが、古墳という場所柄、日本古来のヤマザクラが多くあると良いのですけどね。
ソメイヨシノを西都原に植樹した当時の、宮崎交通の初代社長、故岩切章太郎翁は"ソメイヨシノが出来たのは江戸時代 かなり後での事、より原種に近いヤマザクラを植えるべきだ。"と著書に記していたのを思い出しつつ書きました。
本格的な菜の花、桜、ミツバツツジが待ち遠しいです。
「西都花まつり2021」中止
桜の開花時期にあわせ 西都原古墳群御陵墓前広場で開催している「西都花まつり」は、新型コロナウィルス感染拡大の影響を鑑み、中止です。夜桜のライトアップや屋台・地場産品等の出店等は行われないようです。
日本の桜百選 都城母智丘の「第70回都城もちお桜まつり」も中止とか、どこも人が集まる、お酒も入る「桜まつり」は昨年同様、中止なのだろうと思います。
当サイト内関連ページ
西都原古墳群西都原古墳群の菜の花と桜
高取山のミツバツツジ
ハクモクレンと似ているコブシの話
コブシ(辛夷)とハクモクレン(白木蓮)ってパッと見た感じではわかり辛いですね。コブシは、手の平を広げた感じで咲きますが、ハクモクレンは、チューリップ状に閉じた感じて上向きに咲くのが一番わかりやすい特徴かも知れません。
ただ、ハクモクレンの花も、散る頃には開いてコブシ状態になりますが・・。
こぶし(辛夷) | はくもくれん(白木蓮) | |
原産地 | 日本 | 中国 |
花の咲き方 | 花弁が全開する | チューリップ状に咲く |
花の大きさ | ハクモクレンより小振り | 大きい |
開花時の葉 | 花の下に1枚の葉 | 開花時に葉は無い |
芽のつき方 | 横向きや下向きにつく | 上向きにつく |
宮崎市の源藤町、ニトリモールあたりから南へ220号沿い両方に約40本程コブシが植栽されており、この時期、毎年車窓から楽しんでおりましたが、車線を増やす工事?でか、コブシの木が一部伐採されてしまいました。慢性渋滞緩和の為とは言え、ちょっと残念。
【別件】
宮崎県は、県内全域に出している「感染拡大緊急警報」について、今月7日の期限をもって終了したうえで、国の緊急事態宣言が出ている首都圏の1都3県を除いて、往来自粛の要請を緩和する方針のようです。
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