都城市 早水公園のアヤメがそろそろ見頃に 4/29「早水あやめまつり」も

早水神社

早水公園には、早水神社が鎮座しています。
創建は不明ですが、戦国時代初期に北郷忠相が再興したと記録に残されています。

早水神社と髪長姫

早水神社は、仁徳天皇の妃となった髪長姫の生誕地とされ、仁徳天皇、髪長媛、髪長媛の父である諸県君牛諸井（もろかたのきみうしもろい）を祭っている。

髪長姫　（現地案内板より一部引用）
五世紀頃（古墳時代）国造諸県君牛諸井は諸県地方を治めており、この地方の豪族の娘と結婚、その間に生まれた娘、髪長姫は絶世の美人でしたので朝廷に召されました。
時の皇太子大雀命（第16代の仁徳天皇）は難波の高津宮に上がられた姫を一目御覧になりその美しさに心を打たれ、竹内宿祢大臣に頼んで応神天皇に請願して皇太子妃とされました。/引用終わり

髪長姫の日向から入内の説話は｢古事記｣｢日本書紀｣両書にて同じような記事が記載されており、きわめて真実性が高いとされている。

　日向の国におとめあり
　名を髪長媛、すなわち
　諸県の君牛諸井が女なり
　天皇専使を遣わして
　髪長媛を召し給う。
　　　　　（古事記・仁徳帝紀）

都城市高城町、牧之原古墳群の中の一角には髪長姫のブロンズ像が立っている。
諸県は宮崎県県央部から県南西部の地域、これらの地域に髪長姫の伝承がある。
西都市の西都原古墳群に、御陵墓参考地でもある男狭穂塚、女狭穂塚という巨大古墳がありますが、神話だけではなく、考古学をふまえると、男狭穂塚が髪長姫の父である牛諸君牛諸井、女狭穂塚が髪長姫（かみながひめ）とする説も有力視されている。

関連外部リンク　宮崎県のサイトよりみやざきの神話と伝承（髪長姫を祭る早水神社）

今回掲載した写真は過去に撮影したものです。

第30回記念 令和５年「早水あやめまつり」

開催日：2023年4/29(土)
時間：9:30〜15:00
場所：早水公園内 多目的広場
※ 雨天時：公園内 体育文化センター
郷土芸能などのステージイベントなどが楽しめます、鯉のぼりも先日掲げられたようです。

※都城市・都城観光協会サイトにはまだ掲載されておりませんでしたが、ネット上にチラシはありましたので開催されると思います。

アクセス

住所:〒885-0016 宮崎県都城市早水町3900-1
JR都城駅→バス12分(体育文化センター下車・徒歩1分）
車：宮崎道都城ICから国道10号経由7.5km20分
駐車場 150台 無料

今回の撮影場所
➡ Google Map｜➡ Google Map

早水あやめまつり会場
➡ Google Map

髪長媛の伝説が残る早水公園は広大で、万葉集に登場する植物を集めた万葉植物園、芝生広場、体育館、弓道場、児童プールやあやめ園などさまざまな施設がありますので、ゆっくり散策してみてください。

駐車場　無料
9:00〜22:00
※第5駐車場のみ　7:30〜22:30
※第8駐車場　イベントなどの開催時のみ

早水公園のアヤメは「釜山かまやまショウブ」

早水公園内にある「アヤメ」は、「釜山かまやまショウブ」という韓国から伝わってきた品種のようです。

参考リンク　
➡ vol.14　盗まれたために、今はもうない！？美しい花を咲かす庄内アヤメの巻（きりしまフォーラム）

アヤメ・カキツバタ・ハナショウブの見分け方

一応書きましたが、アヤメ・カキツバタ・ハナショウブは、ほんと似ていてよくわからないすよね(^^;)
しかも、あやめ・しょうぶ共に漢字変換すると「菖蒲」になりますし（^^）
何れ菖蒲か杜若（いずれあやめかかきつばた）
何れ菖蒲か菖蒲（いずれあやめかしょうぶ）　みたいな




次の話題は、➡ 早馬まつり(はまやまつり)４年ぶりに開催　4月29日・三股町早馬神社
早馬まつりの開催される早馬神社は、早水公園から４Ｋｍ程のところです。