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早馬まつり(はやままつり)4年ぶりに開催 4月29日・三股町早馬神社

Posted morimori / 2023.04.18 Tuesday / 23:38


2023年 早馬はやままつり 開催(三股町)

4月29日、三股町では、100年以上の歴史をもつ、「早馬はやままつり」が4年ぶりに「早馬神社」を中心に開催予定です。

早馬神社の御祭神は早馬大神。牛馬を守護する馬頭観音である。
かつてこの神社は、新馬場地区にありましたが、廃仏毀釈によって破棄されたものを再興し、のちに山王原公民館付近に移し、さらに現在の地に遷したものであると『三股町史 改訂版』にあります。

早馬まつりは、母智丘の大祭とともに都城・北諸地方における二大祭りといわれておりました。

早馬神社(三股町)
早馬神社(三股町)秋頃の撮影


早馬神社
早馬神社(三股町)秋頃の撮影


早馬はやままつり

三股町の早馬神社は、かつて耕作の大切な担い手だった牛馬を守護する馬頭観音を祭る神社。その大祭である早馬まつりでは、美しく飾った馬が三味線や太鼓のリズムの合わせて踊るジャンカン馬踊りや棒踊り、俵踊りなどの郷土芸能が奉納される。

関連外部リンク
みやざきの神話と伝承101:早馬神社の作神迎え(宮崎県サイト)

早馬神社での神事(三股町)
早馬神社での神事

4月29日に早馬神社において神事の後、境内で五穀豊穣を祈願するジャンカン馬踊りをはじめ、持ち回りで町内各地の郷土芸能が奉納され、 奉納が終わると各地区に繰り出し踊りを披露する「庭もどし」も行われます。

今年のステージでは、町内グループの踊り、ダンスやご当地ヒーロー「みまたレンジャー」ショーなどが披露予定とか。
その他、弓道・剣道・四半的・柔道の奉納大会も同時開催されます。

開催日時:2023年4月29日(土)9時〜(予定)
開催場所:早馬公園・早馬神社境内(三股町大字樺山3993-9)

【 追記 】 三股町サイトにプログラム等掲載されておりました。



ジャンカン馬踊

馬には小さな米俵を背負わせ、それに稲穂を表す桜の造花の飾りを20数本付ける。くらには山王の使者である猿の人形を乗せ、5色の布を下げる。前掛けに鈴を付け、くつわに締め帯、足首に脚半を着ける。
 踊り手はかさをかぶり、浴衣に赤たすき、赤腰巻き、白足袋にせったという衣装で踊る。三味線はかさをかぶり着流しの浴衣に男帯を締め、白足袋にせったを履く。太鼓と鉦は豆絞りの鉢巻きに法被、紺のズボンにせった、馬ひきは豆絞りの鉢巻きに法被、すそ幅の広いズボンに地下足袋姿。
 伴奏は太鼓が3人、三味線が2人、鉦が1人、唄い手は2人で、唄は軽快でテンポの速い松島節が歌われる。
 踊り手は女性25人、馬のくつわ取りと後追い各1人である。馬は伴奏に合わせて首を上下に振りながら足踏みをするが、動きが悪くなると手綱取りは軽快に踊るよう手綱をさばく。
 旧薩摩領内でみられる芸能で、県内ではほかに例をみない。



早馬祭り(三股町)


早馬祭り(三股町)


早馬祭り(三股町)



「早馬神社」は西諸地域〜鹿児島に多い


西諸地域〜鹿児島に早馬神社が多い


早馬まつりのある三股町鎮座「早馬神社」の地図 Google Map

まつりの駐車場は、以前は沖水川の河原(GoogleMap)でした・・おそらく今年もそうではないかと・・?
現地にてご確認を。

前回書いた早水公園のアヤメ(都城市)もわりと近い(4Km程の距離)ので併せて見学されると良いかと。


5月2日付宮崎日日新聞によると"小雨模様にもかかわらず県内外から多くの人が来場。地域の伝統芸能が五穀豊穣を願い早馬神社に奉納された後、広場で一般客らに披露された。"との事でした。


令和5年(2023年)早馬まつりチラシ1 令和5年(2023年)早馬まつりチラシ2
令和5年(2023年)早馬まつりチラシ


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