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【9/5更新】日南市飫肥 JR九州運営「茜さす 飫肥」本年度休業状態

Posted morimori / 2023.09.05 Tuesday / 07:41


あかねさす飫肥」JR九州はパークデザインへ事業承継

9月5付、宮崎日日新聞によると
JR九州は、9月4日、日南市指定文化財の歴史的建造物を借り受ける形で高級宿泊施設として運営し、現在は休業状態となっている飫肥地区の「あかねさす飫肥」について、地区内のデザイン会社・パークデザイン(鬼束準三社長)に事業承継する方針であることを明らかにした。

**中略**

JR九州は「顧客が求めるサービスを提供する体制が整わない」などとして、近くで宿泊施設も営むパークデザインへの事業承継を市に提案。パークデザインは「茜さす 飫肥」開業に伴う施設改修に携わっている。 

詳細は、9/5付 宮崎日日新聞 もしくはプレみや(全文は会員のみ)で。

JR九州 プレスリリース

「茜さす 飫肥」の事業承継について 2023年9月4日
当社は、宮崎県日南市飫肥(おび)で武家屋敷を活用した宿泊施設 茜さす 飫肥」について、建物を所有する日南市との協議の結果、飫肥地区に所在する paak design 株式会社(以下、パークデザイン)へ事業を承継することとなりましたのでお知らせします。

**中略**

2. 事業承継の経緯
  1. 開業以降、目標とする高品質なサービスを提供するための体制が整わなかったため、2023年4月より営業を休止。
  2. 施設を所有する日南市との協議の結果、事業承継候補者に「茜さす 飫肥」の事業運営を引き継ぎ営業再開を目指すことを提案。
  3. 2023 年 8 月 22 日に日南市が開催した審査会にて、パークデザインを承継事業者とすることとして判断。


JR九州の撤退理由

  • 開業以降、目標とする高品質なサービスを提供するための体制が整わなかった(JR九州プレスリリース)
  • 顧客が求めるサービスを提供する体制が体制が整わない(宮崎日日新聞)
  • 目標に掲げた価格帯に見合うサービスを提供する体制が整わなかった(読売新聞)

具体的な内容が記されてないので、読んでいて何とも歯切れの悪い報道でした。

現在、パークデザインは飫肥で「PAAK HOTEL 犀 -sai-」(下段参照)を運営してます。


7/7付 朝日新聞デジタル記事によと・・
3月の稼働率は、一般的なホテルの目標とされる約80%だったという。
JR九州は理由について「まったく宿泊客がいないわけでもないので、撤退を考えているわけではなく休業は運営体制の見直しのため」と説明する。再開の時期は現段階では未定という。


飫肥(おび)城址 「大手門通り」の桜
飫肥(おび)城址「大手門通り」の桜
(「茜さす飫肥」は写真正面の大手門を右に少し歩いた先にある。)

日南市 飫肥(おび)は5万1千80石の城下町。
飫肥城址 大手門から藩校振徳堂へ通じる横馬場通り、伊東藩別邸の予章館から鯉の遊泳地、明治の著名な外交官小村寿太郎生誕地付近には武家屋敷の古い石垣が続く。
商人通りは白壁と格子、瓦屋根に代表される日本建築の美を表現した旧商人町。

飫肥城 大手門から300m程(徒歩3分)ほどのところに、日南市文化財にも登録されている「旧伊東伝左衛門邸」がある。今日はその関連話題。

JR九州 武家屋敷を改修した宿泊施設「茜さす 飫肥」2022年4月開業

JR九州は日南市飫肥の江戸時代後期に建築された武家屋敷、旧伊東伝左衛門家(日南市指定文化財)を改修した宿泊施設「茜さす 飫肥」を昨年4月21日に開業。

JR九州は「茜さす」のブランド名で古民家を使った宿泊施設事業を展開。「茜さす」は「あかね色に照り映える」の意で、「九州が日の出に映えて照り輝き、次代の訪れを感じさせるように……」の思いを込めたものとか。

昨年1月の佐賀県鹿島市の造り酒屋を改装した「茜さす 肥前浜宿」に続いて2件目の開業となったもの。
旅のテーマは「ひっそりと佇(たたず)む武家屋敷で、穏やかなる季(とき)に抱かれる。」とか。

「茜さす 飫肥」の総事業費は約5,000万円 国、市などから計約2,800万円の補助を受けて宿泊施設に改修 建物は市から原則10年間の貸付期間があり、土地と建物の貸付料は5年間実質0円。

定員6人の一棟貸しで、1日1組限定。
広さ146平方メートルの建物で、素泊まりで、一泊 9万9000円からとのこと。夕食は「喜庵 一能(よろころびあんいちの)」、朝食は「ギャラリーこだま」で頂くようです。(いずれも徒歩7分)
インバウンドのお客さんが主たるターゲットでしょうか?

「茜さす 飫肥」本年度に入り宿泊予約を受けず休業状態

今朝(6/17付)宮崎日日新聞によると、その「茜さす 飫肥」が本年度に入り、宿泊予約を受けず休業状態となっているようです。

じゃらん、楽天トラベルなどOTAサイトを見ても確かに予約が出来ない状況のようです。
例えば  楽天トラベルの「茜さす 飫肥」で空きをチェックすると「まことに申し訳ございませんが、ご指定の条件での空室が見つかりませんでした。検索条件を変えて、再度お探しください。」と案内され、日を変えて再検索してみても同様、無駄足となります。

宿のTOPページに 現在一時予約を受けておりません。
などの何らかのメッセージを記載した方が親切だろうと思います。


同新聞によると“JR九州は今後について「市などと協議中」と説明。
同地区の歴史的建造物については昨年、別の4施設の民間利活用が白紙となった経緯もあり、地元観光関係者は「同様の結果になるのでは」と不安視している。
 建造物は江戸時代後期建築の「旧伊東伝左衛門家」で木造平屋建て。以前は市有の観光施設として無料開放していたが、維持管理費などのコスト低減を目的に市が活用する事業者を公募し、2020年9月に同社を選定した。同社は国、市などから計約2800万円の補助を受けて宿泊施設に改修し、1日1組限定、定員6人の高級宿泊施設として昨年4月21日にオープン。今年4月1日以降、インターネットの宿泊予約サイトなどでの予約ができない状態となった。同社は休業の理由を「運営体制の見直しのため」としている。
”との事。

参照元記事 
JR九州運営、日南の宿泊施設「茜さす」休業状態に 本年度から / 宮崎日日新聞記事(プレみや)(2023年6月15日)

6/19 MRTニュースより
(日南市・未来創生課 浜辺貴志 課長)「休業状態というのが非常に残念なので市の貴重な財産なので宿泊施設として早くオープンしていただくことを願っております」



これまでの関連事抜粋

これまでの関連事項を・・リンク記載しておきます。
前 日南市市長 田恭平氏の記載記事
【飫肥(おび)の歴史的建造物が大きく生まれ変わります!】(2020年9月26日 田 恭平)

小村寿太郎生家など以前は指定管理制度で管理運営していました市所有の歴史的建造物(飫肥地区)について、民間で改修込み(民間投資)で利活用してもらう事業者を、今年の春から募集をしておりました。
そしてこの度、選考会の結果、利活用してもらう民間事業者が決定し、9月8日(火)に記者発表しました。
NHKで昨夜、ニュースとして報道されています。


田 前市長(NHK宮崎放送)


〔※NHKのリンクが書かれておりましたがリンク切れの為引用時に削除〕

(他の民放でもニュースとして以前に放送していただきました。)
決定した事業者は、以下の2つです。
● JR九州
● 共同事業体おびむすび隊JV(袁輝譟JAL(日本航空)・蟇眸設計集団)
今年4月から公募を開始し、公開プレゼンテーションで審査した結果、5施設で利活用が決定しました。
(JR九州が1施設、おびむすび隊JVが4施設。)
今後、2年間のうちに施設の改修などが行われ、事業が開始されます。
なお、建物の歴史的価値を損なわないよう、厳しい規制を設け、専門家にも見ていただきながら、改修していただきます。
◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆
そして、ここからが本題です。


以降は  リンク先をご覧ください。


先の(前)田市長の言葉の中に、
歴史資料館や歴史的建造物に入館料を払う観光客が減ったというのが正確な表現です。

という件(くだり)がありました。
多くの方は 飫肥の歴史資料館や歴史的建造物に興味を示さないという実態の中、JR九州が乗りがしたのには、当時、それ相応の目論見があったのでしょう。

その後、飫肥にある歴史的建造物(4施設)の利活用事業者となっていた、共同事業体 おびむすび隊JV(株式会社狼煙・日本航空株式会社・株式会社奄美設計集団)が資金繰りの目処が立たないことなどを理由に、日南市は選定を取り消しました。
契約した当初と状況の変化もあり おびむすび隊JVは「手を引いた」というのが実態なのかも知れません。

飫肥歴史的建造物利活用が白紙に JVの実施法人選定市が取り消し / 宮崎日日新聞記事(プレみや)(2022年12月05日)

日南飫肥の歴史的建造物4施設 市「飫肥城由緒施設」として再び規定 / 宮崎日日新聞記事(プレみや)(2023年03月08日)

※上記「プレみや」の記事全文は宮崎日日新聞読者会員のみ閲覧出来ます。

関連リンク
「茜さす 飫肥」公式HP

佐賀県鹿島市、宮崎県日南市において歴史的建造物を活用した宿泊事業を開始 / 2021年3月24日 九州旅客鉄道株式会社

市指定文化財の武家屋敷を改修した宿泊施設「茜さす 飫肥」2022年4月21日開業 / 日南市 九州旅客鉄道株式会社
※この事業は当社の 2018 年度未来創造プログラム「HIRAMEKI」にて事業化に向けての検討が決定された案件です。「HIRAMEKI」とは、当社の全社員を対象とした新規事業提案制度です。提案が採用された社員は、その新規事業のプロジェクトに配属される制度となっています。社員が経営参画意識を持ち、会社と自分の未来を創り出していくことを目的としています。

細かい事ですが・・上記 プレスリリースにおいて
「浴室」の説明写真が、どういうわけか「寝室」のイメージになってます。写真が正しいのか?説明が正しいのか? 1年以上 誰も気づかず、そのままになっていたとは あまり関心を持たれていなかったという事でしょうか・・❓

【 追記 】9月このブログ記事を更新時、再確認したところ、「浴室」のものに差し替えてありました。


海外からの観光客に日本の宿泊文化を知ってもらい、リピーター化につなげるのがJR九州の戦略だったはず。

宿泊業界もここへ来て新型コロナの影響もだいぶ改善してきているようなニュースを目にします。

マイクロツーリズムターゲットや一棟貸しのメリットが逆に、薄れて来ているのではないでしょうか。

6人まで一律一泊 9万9000円という価格設定が適正なのでしょうか。

年度末で一旦受付を終え「運営体制の見直しのため」休業に入るとは・・当初予想した通りに行ってないという事なのでしょうか。
 
改善を行い、良い方向へ向かうことを願っております。



Youtube(日南TV)


飫肥の同じような系統の古民家を改装した宿泊施設では、
季楽 飫肥 合屋邸
Nazuna 飫肥 城下町温泉」(温泉は北郷から運んでいるとか)
PAAK HOTEL 犀」などもあります。


飫肥藩 伊東氏は十曜じゅうようの紋


飫肥(おび)城址
飫肥(おび)城址


四半的しはんまと


飫肥(おび) 四半的(しはんまと)
飫肥(おび) 四半的(しはんまと)

四半的(しはんまと)の由来
今を去る400年の昔、永禄11年はまさに戦国時代でした。15代「伊東義祐」公は2万余騎をひきいて居城の浮舟城(西都市)をあとに今は「島津忠親」のたてこもる飫肥城攻略に向かいました。
篠ヶ城に本陣を構えた義祐公は寸分のすきまも残さず飫肥城を取り囲み昼夜を分けず攻め立てました。これに対して島津方の加勢援軍が包囲している伊東方を打って出ようとしましたが、伊東方は全軍突撃して島津勢を討取ることに成功した。 この戦いに伊東方は馬引、人足、附近の農民が竹作りの即製の半弓を持って参加し、「ヤーヤーソレソレ当タルワ」と大声で叫び、敵勢を圧迫し伊東方の勝利に大きく貢献した。
その後伊東藩内においては、この合戦の功績により一般、農民に娯楽用として弓矢を持つことを許可するようになったと言い伝えられている。(飫肥城四半的試射場配布資料より一部引用)

農民武道(娯楽)として許可された為か、
的までの距離 四間半(8.2m)
弓・矢の長さ 四尺半(1.37m)
的の大きさ 四寸半(13.6cm)だった。
全て四半でまとまっている為、四半的と言う。
特に矢の長いのが特徴。

飫肥城大手門前駐車場横にある試射場で是非体験してみて下さい。

当サイト内、飫肥(おび)を紹介すページ
飫肥(おび)


飫肥には古民家を改装した以下のような宿泊施設があります。



【追記】
6月19日 MRTニュース

休業の理由についてJR九州は「運営体制の見直しのため」として再開時期などについては未定としています。

(日南市・未来創生課 浜辺貴志 課長)「休業状態というのが非常に残念なので市の貴重な財産なので宿泊施設として早くオープンしていただくことを願っております」

市では飫肥地区の歴史的建造物を利活用する事業を進めていますが、去年は別の歴史的建造物4件で宿泊施設への改修計画が中止となっていて観光への影響が懸念されます。

# MRT 川野アナ 珍しくかんてました。
# キッチン?のシーンではテレビカメラ写ってるし・・ ゆるい


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