師走祭り 三日目 お別れ行事 ヘグロ塗り 下りまし オサラバー
Posted morimori / 2025.01.19 Sunday / 23:18
師走祭り二日目は、夜神楽を見学、の後、観光駐車場で車中泊した。
三日目の朝、6時に目が覚めたがあたりはまだ暗い・・
とりあえず「恋人の丘」へ向かった。
雲海の季節は終えただろうし・・せめて 朝日位は望めないかと・・「恋人の丘」に向け車を走らせた・・。
過去の記憶を頼りに、少し走れば 案内標識が出るだろうと思い、走り出したが、暗い道路にで道路上にある左折地点の案内板に気付かなかったようで、しばらく走った後に見逃した事に気付きUターンすることに。
「恋人の丘」に付くと、駐車場に軽自動車が一台駐車していたので静かに駐車。。
辺りに人影は無いので、寝ているのだろう。
トイレはあるけど、こんな人気のないところで車中泊は怖くないのかなぁ・・?
天気は芳しくない・・どんよりした光景。
四阿の前に、赤と白のサザンカがあり、時折メジロが蜜を吸いに来ていた。、
「恋人の丘」にて 朝7時前頃
「恋人の丘」から「神門神社の鳥居」「西の正倉院」「百済の館」「迎え火の行われ田んぼ」なども見えた。
その後、「恋人の丘」から見えた「南郷温泉山霧」に行ってみた。
祭り期間中ということで、早くからオープンしていかなぁ?と期待したが、いつも通り10時オープンのようでしたので、今回はパス、時間があれば「とろとろの温泉」に浸かり、レストランで名物の「石焼ビビンバ」を食べたかったが・・次回の楽しみに。
美郷町南郷の風景「恋人の丘」より
師走祭り 最終日 3日目「下(くだ)りまし」
最終日の3日目「下りまし」は、午前10時30分から神楽のあった伝統芸能伝承館を会場に、比木、神門の宮司を中心に両社全員が集まり、お別れ式から始まった。師走祭り 三日目 お別れ行事
師走祭り 二日目 お別れ行事
師走祭り 二日目 お別れ行事
焼いた鯛と御神酒が用意され、別れの宴が始まる。焼き鯛は回しながらひと箸ずつ配られ、左手で受け、頂くならわしのようだ・・。
師走祭り 二日目 お別れ行事
ヘグロ塗り
宴が進んだころ、ヘグロ塗りが始る。ヘグロを神官をはじめ氏子の方の顔に塗りつけていく。ヘグロを塗るのは別れの悲しみから流れる涙を隠すためと言われていいる。
師走祭り 二日目 お別れ行事(ヘグロ塗り)
師走祭り 二日目 お別れ行事(ヘグロ塗り)
師走祭り 二日目 お別れ行事(ヘグロ塗り)
師走祭り 二日目 お別れ行事(ヘグロ塗り)
関係者のみならず、会場内の一般の方にも塗られます。
警備にいらした、お巡りさんにも・・。
師走祭り 二日目 お別れ行事(ヘグロ塗り)
「くだりまし」
11時30頃 お別れ行事「下りまし」福智(ふくち)王が比木神社へ帰る時。“くだりまし”と呼ばれ、比木神社側が先頭に出発。
師走祭り 3日目 下りまし
婦人達は料理をしている最中に急いで呼ばれたことから、炊事道具を手に持ち、お互い「オサラバー(さようなら)」と声を発し、帰路の無事と来年の再開を願い、福智(ふくち)王(比木神社の一行)を見送る。
美郷町によると、オサラバーとは韓国語の“サラボジャー”から来ていると伝えられており「生きて再び会いましょう」という意味が込められているとか・・。
師走祭り 下りまし「オサラバー」
「オサラバー」は、お互い姿が見えなくなるまで何度も何度も 繰り返され、実に感動的なシーンでした。
師走祭り 下りまし「オサラバー」
師走祭り 下りまし「オサラバー」
師走祭り 下りまし「オサラバー」
下段に掲載したNHK宮崎のニュース動画で、韓国からいたした方のコメントとして
「お互いに叫びあう瞬間の気持ちというか
心が1300年続いてきている
互いを思い合う場としても意味がある」
と感想を述べられておりました。
まさしくその通りでした。
宮崎の地で、こういった祭りが1300年もの長い間、地域の方々に守られ脈々と続いている事を再認識、あらめて続けて行かなければならいと感じました。
【1/24追記】神楽の際、御初穂を少しだけ奉納させていただきましたが、今日、御礼のハガキが届いておりました。感謝。
美郷町などで「師走祭り」 顔に墨塗って「オサラバ」の儀式も/NHK宮崎

動画:2025年1月19日放送 NHK宮崎 NEWSWEBより
後日、WebPageにまとめたものは以下より
➡ 師走祭り 三日目 下りまし「オサラバ」
師走祭りの初日「迎え火」は過去にWebPageを作成しておりますので、以下をご覧ください。
➡ 師走祭り(初日「迎え火」等)

美々津方面から宮崎市内へ下道を走る時は、混雑を避ける為、西都市まで広域農道「※尾鈴サンロード」を使い、西都市から219号で宮崎市へ向かいフェニックス自然動物園付近から海に近い372号を利用します。
この時季、西都市〜宮崎市方面では野焼きの風景があちこちで見られ道路からも炎見もえました。上空は大陸からのPM2.5も加わり 輪をかけて霞んでおりました。
後日(26日)、都井岬でも恒例の野焼きが行われたようです。
都井岬では野生馬が食べる草花に寄生している害虫を駆除し、新芽を促そう為に都井岬を管理する牧組合やボランティアが参加してのもので、この時期の風物詩となっていますが・・
強風に煽られ道路を隔てた林野にも延焼したようで、消防車が出動消火活動を行う事になったようです。
空気が乾燥してるし、風が強い日も多い。
人が巻き込まれたら大変、気を付けてもらいたいですね。
※東九州道が一部区間で建設中の頃、随分昔に作ったページですが・・
➡ 尾鈴サンロード
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