出張で九州ふっこう割検証?宮崎市議会議員の方のツイート
Posted morimori / 2016.11.04 Friday / 23:54
「九州ふっこう割」をネット検索していたところ、宮崎市議会議員(一期目・30歳)の方が、先日、以下のようなツイートをされておりました。
山口としき(宮崎市議会議員)@toshiki_0701
来週の大分出張で、ふっこう割を使えるかちょっと検証中。JRキップとのセットを発見してテンションあがりましたが、まさかの宮崎駅は対象外。ついに九州からも除外されてしまうというのか・・・・
#九州ふっこう割
(引用元)
「九州ふっこう割」は、熊本地震により、九州全域で旅行客のキャンセルが相次ぎ、大幅減少した観光客の回復に向けた政府の「九州観光支援のための割引付旅行プラン助成制度」。
風評も含め、遠のいた、「不要不急」の観光、その客足を取り戻のが本来の支援金の目的かと私は思います。
普段の「出張」等で、こういった国の支援金(元は国税)を使うのは、趣旨から逸脱しているような気がします。
その分、観光目的で使いたい方の分が減るわけでして・・。
出張での「ふっこう割」使用禁止の社内通達が出ている会社もあるようですが、そもそもビジネス出張に使っちゃダメとか、九州ふっこう割関連の規約には書かれておりませんし、当然、出張等で使う方もいらっしゃるでしょう。
その分、現地で飲み食べ、お土産とか買っていただければ、本来の目的は「一部」果たせるのかも知れません。
ただ、出張の多くは市や町の中心部のビジネスホテル、一番落ち込んでいるのは、観光地のホテルや周辺の飲食・売店等ではないでしょうか・・。
公費削減の為、良かれと思って書いているのだとうと思いますが、ちょっと違うんじゃないかなぁー、一般人とは違い、市会議員さんの「つぶやき」ってことで、今回、あえてここで話題にしました。
「九州ふっこう割」は観光客を対象としており、会社などの出張等には使えない旨、最初から規約に入れた方が良かったのではないでしょうか?
そうすれば、もう少しネットクーポンやコンビニ発行宿泊券が一般観光客に回ったのかも知れません。
〜 阿蘇大観峰にて 2016/08 〜
関連リンク
➡ 成28年第3四半期(7月〜9月)熊本県宿泊客数動向調査
○国内客:対前年同期比 93.0%
※ 観光のハイシーズンとなる夏場に「九州ふっこう割」利用の宿泊客が増加したことにより、地震後に失われた旅行需要は回復傾向にある。しかし、地震後に休業を余儀なくされた施設のうち、7月と8月に全館で営業を再開した施設や一部営業を再開した施設があるものの、特に大規模収容可能施設の収容数が減っているいるため、完全な回復には至っていない。
○海外客:対前年同期比 43.3%
※台湾・高雄から阿蘇くまもと空港への国際定期便が6月3日より運航を再開したため、台湾からは戻りつつあるが、他の地域については、未だに地震の影響が続いている。
特に、これまで来熊外国人観光客の約半数を占めていた韓国が回復していないことが大きく影響し、対前年同期比5割を切る結果となった。
熊本県の復興は、まだまだのようです・・。
一方 大分県はほぼ前年と同様に戻りつつあるようです。
➡ 大分県観光動向調査(速報値)
「九州ふっこう割」は12月28日で終わります。
終わった後が気になるところです。
【 追記 】
大分県は9日、7〜9月の九州ふっこう割の利用実績(速報値)を発表した。
同期間の県内宿泊客は122万8500人で前年同期に比べ7900人(0.6%)減にとどまり、ふっこう割利用客は50万6600人(41.2%)にのぼった。
利用内訳はインターネットを通じて申し込んだ国内客が53.3%、インバウンドが19.7%、旅行会社で申し込んだ国内客が13.4%、コンビニでのクーポン購入が11.5%だった。(日経新聞より一部引用)
《情報》大分・熊本県の「九州ふっこう割」のネットクーポン、10,000円クーポンなどまだ配布中のようです。
今年の紅葉は遅れ気味、これからお泊り計画いかがでしょう。
➡ 第二期「九州ふっこう割」関連情報
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