宮崎神宮 古代船「おきよ丸」 超広角レンズ FE12-24mmF4Gにて
Posted morimori / 2017.08.10 Thursday / 23:26
WebPageの写真を、更新すべく、各所、撮り直しを計画しております。
しかし、ここのところずーーと天気に恵まれない宮崎。
夏の青い空にポッカリ浮かぶ雲・・ 宮崎らしい背景を狙っているのですが・・なかな難しい。
そうこうしている内に、秋になりそうな気配。
そんな中、久々、青空が広がった先日の一時、宮崎神宮へ
宮崎神宮
宮崎神宮の御祭神
主祭神 神日本磐余彦尊 カムヤマトイワレヒコノミコト(神武天皇)配祀 父神 鵜葦草葦不合命(ウガヤフキアエズノミコト)
母神 玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)
宮崎神宮の由来
社殿によれば神武天皇の孫にあたる健磐龍命(たていわたつのみこと)が九州の長官に就任した際、祖父のご道徳たたえるために鎮座したのが始まりと伝えられ、第十代崇神天皇、第十二代景行天皇の熊襲征伐の折に社殿の造営があり、ついで応仁天皇の頃に日向の国造が修造鎮祭せられら旨が旧記に伝えられている。自然豊かな広大な緑の森に囲まれ、清らかで、すがすがしく、格式と歴史を感じる社です。
下の扁額の写真、過去にも何度が撮りましたが、超広角レンズ FE 12-24mm F4 Gで撮るとまた世界も違う。
〜 宮崎神宮 御祭神の扁額 〜
古代船「おきよ丸」
「西神苑」で古代の船を再現した全長12mの模造船「おきよ丸」を見ることが出来ます。位置は、➡ この地図を参照願います。
この古代船「おきよ丸」は西都原古墳群から出土した舟形埴輪(はにわ)をモデルに綾町の工芸作家らが宮崎神宮の神木と県産スギを材料に使い製作したもので、重さは約1.3トン、製作費1000万円。
「おきよ丸」は、"引けない"場所にあり、ワイド系レンズでないと全体を撮れない。
〜 古代舟 おきよ丸 〜
〜 古代舟 おきよ丸 〜
この「おきよ丸」は、宮崎神宮大祭の御神幸行列で、神武天皇役や妻の阿比良(あひらつ)姫役をはじめ、従者に扮した約25人が乗り込み、毎年祭りを盛り上げております。
〜 宮崎神宮大祭御神幸行列での「おきよ丸」 〜
平成17年(2005年)に初披露された際の写真
平成17年(2005年)に初披露された際の写真
「おきよ丸」命名の所以
後の神武天皇となるカムヤマトイハレヒコノミコトは、45歳のとき、兄・五瀬命(いつせのみこと)らとともに国家統一を決意、お舟出の地に選ばれたのは、宮崎県日向市美々津と伝わります。出発の時刻が、夜中になって急に早まり、里人(さとびと)がお見送りやお伴のため家々の板戸を「おきよ、おきよ」と叩いて起こしてまわったようです。
美々津では、この様子を再現する「おきよまつり」が行われております。
〜 美々津 〜
「記紀」での、神武天皇 お舟出伝承の地
古事記では・・「何れの処にいまさば、平らけく天の下の政を聞こしめさむ。なお東に行かむと思ふとのりたまひて、即ち日向より発ちて筑紫に」
日本書紀では・・
「冬十月丁巳の朔……日向より諸皇子・舟軍(ふないくさ)を率いて東征」
「記紀」では日向のどこから出航されたかは、明確に記されてはおりませんが、日向の伝承などでは、美々津という事が伝えられております。
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