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【中止】宮崎市に、5千〜1万人規模の観客を収容できるアリーナ建設?

Posted morimori / 2017.09.05 Tuesday / 23:40


2022年3月18日、宮崎市の清山市長は、JR宮崎駅周辺でのアリーナ整備構想を正式に中止すると発表した。
妥当と思います。

2019年3月28日、最下段に追記(当初候補に無かった、JR宮崎駅東口に直結する民有地が候補地)記載。
2019年3月29日、当初発表からの収容人数などの変更などもページ末に追記しました。
 

宮崎市も、朝晩はだいぶ涼しくなって来ました。
9月と言えば・・ヒガンバナ、私の好きな花の一つです。
以下のヒガンバナの写真は、昨年、延岡市北側町にある、西郷隆盛宿陣跡資料館の庭で撮影したものです。大河ドラマ「西郷(せご)どん」楽しみですね。
 facebook(PhotoMiyazaki)にもヒガンバナの写真を掲載。

彼岸花とアゲハチョウ

戸敷市長・宮崎市にアリーナ建設構想

9月5日付「宮崎日日新聞」に、4日の宮崎市市議会一般質問での戸敷市長の答弁として、以下のような「アリーナ建設構想」に関する記事が掲載されていた。

5,000人〜1万人規模の観客を収容できるアリーナを、宮崎市内へ建設する構想を示した。
相当規模の集客能力のあるアリーナは、地域経済の活性化に大変魅力のある施設。整備を積極的に検討していく。
2026年開催予定の本県2巡目国体でも利用できるよう整備する考え。
イベントや展示会など多目的に使える県内にない施設にしたい。
庁内での検討はこれから、建設場所や時期、規模などは決まっていない。
詳細は未定で、財源については活用できそうな国の補助や事業を研究するほか、県などに要望もしていく。



アリーナ 建設地はどこでしょうね?

仮にアリーナを建設するとなると、場所はどのあたりなのでしょうね。

まず、最初に思いつくのは、シーガイア オーシャンドーム跡地ではないでしょうか?

シーガイア オーシャンドーム解体現場
〜 シーガイア オーシャンドーム解体現場 〜


広さ的には、福岡のマリンメッセがギリギリ入る位のスペースはありますが・・狭いかな?

2010年に行われた、県のオーシャンドーム跡地利用の検討会で「多目的屋内施設」含め却下されてますし、昨年、オーシャンドームの跡は、「屋外型ナショナルトレーニングセンター(NTC)」の誘致を目指すと発表しておりますし、アリーナ建設は無いかな?

海からすぐですし、標高もそれ程ないので、南海トラフ地震の際の、津波被害の懸念もありますので、結構かさ上げしないと、今から大規模な人が集まる施設建設はちょっと厳しいかもしれないですしね。

あとは・・高速道路のICに近いところを造成・・ 宮崎西インター、清武ICあたりとか・・?

宮崎市の総合体育館の建て替え、跡って事もあるかも知れませんが・・土地が狭いかも知れませんね、 それに駅の近くとは言え、公共交通の便が悪く、車中心の宮崎、大型バス等含め、大きな駐車場が確保出来ないと難しいかも知れない。

宮崎市にアリーナ、作ってほしいけど、ほんとに出来るのかな?

来年、2月の宮崎市長選選挙は、三つどもえの激戦

来年、2月5日の任期満了に伴う宮崎市長選選挙が控えております。

現時点で
現職の戸敷正氏(64)
医師で前市部長の伊東芳郎氏(47)
県議で医師の清山知憲氏(35)が立候補を表明、三つどもえの激戦が予想されております。

ここへきて、突然の戸敷市長のアリーナ建設構想、票集めの目的も一つありそうな(^^;)


【 2018/3/3 追記 】
宮崎市のアリーナ構想ですが、まだ具体的な話はこれからという感じみたいですが、場所は、宮崎駅東口付近という話題もみかけます。
ここへきて、JR九州・宮崎交通共同の宮崎駅西口開発計画もありますし、宮崎駅周辺なのかも知れません。

2018年3月1日 MRTニュースによると
宮崎市のアリーナ建設構想について、宮崎県の河野知事は、1日の県議会の代表質問で、「大規模なコンサートやスポーツイベントの開催拠点が整備されれば、にぎわいの創出や地域活性化などに大きな効果がある。一方で、整備のための財源や、その後の運営コストなどさまざま問題がある」と述べ、建設効果を期待する一方で、課題があるという認識を示。
 


【 2018/6/5 追記 】
アリーナは、駅の東口の方を前提に検討を進めているような感じです。

宮崎市がアリーナ調査費用を盛り込んだ補正予算案を発表
中心部でのアリーナ建設について、基本構想を策定するため、専門家に委託し、建設が想定される場所の交通量や周辺の飲食店やホテルの数など利用者の受け入れ環境を調査する費用として、615万円が計上されているようです。

【 2018/09/14 追記 】
宮崎市の戸敷正市長は、9/13日、市長選で公約に掲げたJR宮崎駅東口周辺でのアリーナ建設について、JR九州や宮崎交通などが計画する同駅西口の開発と連携することで、稼働率を高め採算性を確保していく考えを示した。同日の定例記者会見で明らかにした。(2018/09/14 宮崎日日新聞)

アリーナは収容人数5000人程度を想定しているようです。
アリーナの整備候補地は4ヶ所の公有地
宮崎中央公園用地の国有地
宮崎中央公園用地の市有地
宮崎市総合体育館立体駐車場用地(市有地)
宮崎県体育館用地(県有地)

宮崎市アリーナ候補地4ヶ所(2018年9月5日時点)
宮崎市アリーナ候補地4ヶ所(2018年9月5日時点)
ベースの地図画像 © 2018Google.ZENRIN


宮崎県立県体育館については、2026年本県で開催予定の国体に向けた新体育館を延岡市に整備することが決まっていますが、県は(現時点では)新体育館完成後も現体育館を「当面存続する」との方針を示しており、仮に県体育館がアリーナの最終候補地となった場合は、宮崎市は県と本格的に協議していく考えのようです。

【 追記 2019/3/6】
宮崎市は2019年3月5日、立地すれば、アリーナの経済効果は「年間120日稼働、5,000人」なら26億円に上回ると調査会社の試算を示した。

市議会一般質問での企画財政部長が述べたようですが、MRTニュースによると、試算は去年9月に、宮崎市の生目の杜運動公園で開かれたコブクロの記念ライブを参考に算出されたもらしい

宮崎市で「3日に一回5,000人動員」なんて夢のような数字ですよね。
ありえない・・・「絵に描いた餅」。


【 追記 2019/3/28】
宮崎市は、スポーツやコンサートなどに利用できるアリーナ建設の基本構想を発表、当初候補に無かった、JR宮崎駅東口に直結する民有地(6500平方メートル)が最適だとして、今後、民間が建設し運営も行う「民設民営」を軸に事業者の誘致を進めることにしているとのこと。(情報元:NHK宮崎ニュース)

赤の点線のところが予定地

GoogleMapに今回のアリーナ予定地を追記
(地図データ © 2019 Google)



以下は、3/29付宮崎日日新聞より要点ピックアップ

施設は座席数4千席以上、ライブなどの興行目的に使用する場合、立ち見を含め6千人以上が収容可能な規模を想定。

アリーナ部分の面積はバレーボールコート3面、バスケットボールで2面の利用が出来る約2400平方メートルとし全体の建物面積は5000平方メートル。

観客が市街地へと流れ、消費行動に結びつくことも想定した経済施策とのコンセプトに基づき、駐車場は極力整備せず、既存の民間駐車場を活用する考え。

「民設民営」を最優先、最短で23年度供用開始を描く。
「民設民営」が出来なかった場合には、官民連携による公共施設整備を進め、25年度の供用開始を目指す。

「民設民営」・・ 果たして、名乗りを上げるところがどれくらいあるのでしょうか??
 
  


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