日南市北郷町鎮座 潮嶽(うしおだけ)神社で「福種下ろし」
Posted morimori / 2019.02.11 Monday / 22:24
【 追記 】2/12 NHK九州エリアのニュースで紹介されておりました。
➡ NHK 日南「種もみ」豊作豊漁を祈願
日南市北郷町鎮座 潮嶽神社(佐師正朗宮司)の春大祭では、種もみをまいて豊作と豊漁を祈願する「福種下ろし」や「潮嶽神楽」の奉納が、毎年2月11日の建国記念の日に行われております。
「建国記念の日」の今日、「潮嶽神社」へ出かけて来ました。
田野町から県道28号を使い、山越えルートで北郷へ向かった。
宮崎市方面から日南市方面へ向かう主なルートとしては、一般的な海沿いの国道220号と、この山越えのコース二つがあるのですが、私は、海沿いのコースを「海幸コース」、この県道28号コースを「山幸コース」と勝手に名付けています。
"山幸コース"は、上りはきついが、車も少なく、快速路なのでオススメ。延々続く飫肥杉の杉山の織りなす景観が美しい・・がぁ・・
この時期は、黄色く花粉を蓄えている姿・・花粉症の私にはとても辛い光景。
9:30より執り行われる神事の前には神社到着。
駐車場は、通常の鳥居横にある参拝者駐車場と、道を隔てた"かしのっこ"側にも駐車場が用意してあるようで表示がでていた。
時間が早いので、駐車スペースは十分あったが、初めての方や、後からいらっしゃる方のことも考え、当方はいつもの50m程離れた、道路沿いにある空地(閉塞旧道)に駐車した。
石段を登り、神社に上がると、神楽関係で顔見知りの方もいらしてて、ご挨拶。
昨年、尾八重神楽、嶽之枝尾神楽でお会いした、熊本の御夫婦の方は、このブログをご覧いただいているようで、嬉しかったり(^^)
神楽で何度もお会いしている、宮崎民俗学会の前田会長もいらして、ご挨拶。
受付を済ませ、いつもの見学場所を確保した後、宮崎市内の神楽仲間T氏などと雑談。
供えられた、海の幸である鮪や山の幸であるイノシシの頭
本殿には、海の幸である鮪や山の幸であるイノシシの頭が供えられ、拝殿で神事が執り行われました。供えられたマグロとイノシシ
供えられたマグロとイノシシ
神事が始まった。
神事
献饌献饌
神事
玉串奉納、地元、小学校の児童4人による、日南市無形民俗文化財にも指定されている「みこ舞」の奉納などもあった。
「福種下ろし」
このあと宮司が、種もみをまく「福種下ろし」が行なわれました。拝殿にまかれた種もみは、田畑にまけば豊作、海にまくと豊漁になると伝えられているそうです。
福種下ろし
福種下ろし(上写真の一部拡大)
作占
「今年は作柄は普通、水に気をつけること。」とのことです。この後、境内に設えられた神庭にて「潮嶽神楽」が午後2時過ぎまで奉納された。
神庭で神事
潮嶽神楽の写真は一部次回に掲載
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➡ 潮嶽神社 潮嶽神楽
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