日々ブログ MORIMORI @宮崎県

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国富町 大坪の一本桜 3/21 満開見頃

Posted morimori / 2020.03.21 Saturday / 23:50


3月22日(土) 国富町の大坪の一本桜が、満開見頃となっていました。 
よく見ると蕾はまだありましたが、満開と言って良いでしょう。

お昼頃が、光線の具合も良く桜の美しい。
11:00頃現地着、道路を隔てた前に設けてある臨時駐車(畑)は満車のようでしたので、少し離れたところに駐車、いつもの撮影ポイント(南側にある農道)で撮影を始めた。
快晴ですが、少し霞んでいるのが残念なところ。

大坪の一本桜(宮崎県 国富町)

多くの皆さまは、近くでご覧になったり写真撮っておりますが、大坪の一本桜は、少し引いて、この位置あたりから見る姿が一番均整がとれていて、美しいと思います。

地元の人々から神木として崇められ、大切にされているこの山桜は、樹齢150年と言われ、高さは15m、幹周り3.17mの見事なものです。

大坪の一本桜(宮崎県 国富町)

枝分かれした大きな幹(枝?)が切り落とされていて、痛々しいです。
昨年の写真を見たところ、この枝はあるのですが、その枝には全く花が咲いておらず、治療している痕跡がありましたので、おそらく「てんぐ巣病」などの病気にかかってしまい、樹医が治療で切り離したのだろうと思います。

撮影場所を移動、桜の下で撮った。

大坪の一本桜(宮崎県 国富町)


大坪の一本桜(宮崎県 国富町)


大坪の一本桜(宮崎県 国富町)
 



大坪の庚申塔

桜の根元には、寛文13年(1673年)に建てられた石碑「庚申塔こうしんとう」があります。
国富町サイトによると“庚申塔とは、庚申講を行った記念に建てられたものです。中国の道教に由来する60日に一度めぐってくる庚申の日に健康長寿を祈って夜も眠らずに過ごすのが庚申講で、こうした徹夜で酒食をともにする「講」は当時の地域の連帯を深める大事な行事でした。大坪の一本桜の由来ははっきりしていないのですが、そうした「講」との関連があるのかもしれません。”との事。

大坪の一本桜(宮崎県 国富町)

前の道路は宮崎交通バスの路線のようで、一本桜の前でバスが停車しました。おそらくこの辺りの区間の下車は、どこでも出来るのかも?

大坪の一本桜(宮崎県 国富町)

この日を待っていた方々が、入れ代わり立ち代わりやってくる。

大坪の一本桜(宮崎県 国富町)

大坪の一本桜(宮崎県 国富町)

いつもより、見学者は少ない印象でした。
例年報道されていた、新聞・ローカルニュースでも全く見頃の報道してないないようです。(今年はどこも開花報道を自粛しているのかも?)

余談・・
撮影中、横で撮影されていたカメラマンの方と情報交換など話をしていたのですが、昨年見学した椎葉神楽(栂尾神楽)で文化庁の記録保存の為の撮影をされていた方だったのにはビックリ。

この後、西都原古墳群の菜の花と、高取山のヤマザクラ・ミツバツツジを見学、その後、綾町へ移動、綾の照葉樹林のヤマザクラを見学した。
毎年このコースで「一足早い桜三昧」を味わっております。

西都原古墳群の菜の花 〜 花見3 高取山のヤマザクラ・ミツバツツジへと続く。

【 追記 】
宮崎地方気象台は、25日午前、宮崎市でサクラが開花したと発表。
この「大坪の一本桜」は宮崎市の桜開花日が例年満開見頃だったのですが、今年は暖冬で、若干ずれてしまったようです。
 
   


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