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国指定天然記念物 湯之宮座論梅 樹勢復活満開

Posted morimori / 2021.02.14 Sunday / 23:57


情報追記:15日の雨と強風でほとんど散ってしまったようです。


先日(2月10日)延岡市本東寺の慧日梅を見学&撮影(記事参照)後、新富町にある湯之宮座論梅(国天然記念物)を訪れました。
当日、南側、西側は若干つぼみも残っていたものの、ほぼ満開に近い状態でした。

湯之宮座論梅は 新富町大字新田に所在する梅の老樹で、品種名が不祥の野性種。
国指定天然記念物にも登録されている樹齢600年の梅園です。
600年前は一株の梅の木だったようですが、元株は失われ、そこから派生した株が、長い年月をかけ繁殖、現在は80余株の梅林を形成しています。
みやざきの巨樹百選にも選ばれています。

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湯之宮座論梅の、特徴、魅力は、地をはう様な力強い姿ですね。
今にも動きだしそうな独特の雰囲気があります。
放射状に出た枝に多くの花をつけておりました。

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花は、小振りな一重です。

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今回も、お約束のメジロも入れて

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園の中心部から少し東のところ、かつて元木があった場所に、元木碑が建っています。ネコがのんびりしてました。

2102zaronbai_b06.jpg


満開、好天の時に来れたのはラッキーでした。

久々に来た「湯之宮座論梅」の梅の木は、花付も大変良く、樹勢も良さそうに見えました。
 



13年ぶりの湯之宮座論梅訪問

前回、湯之宮座論梅を訪れたのは13年前。平成20年(2008年)の座論梅まつりの時でした。
当時はあまり花を付けてなく、全体的に枯れ木っぽい寂しい姿で、こんなものなの?と・・がっかりした記憶があります。

以下の写真は、その時撮影したものです
2008年撮影 湯之宮座論梅
2008年(平成20年)撮影 湯之宮座論梅


2008年撮影 湯之宮座論梅
2008年(平成20年)撮影 湯之宮座論梅


正直言って、また見に来たいとは思いませんでした。
そんな訳で13年間疎遠に・・

今回、慧日梅撮影の帰りにふらり立ち寄った湯之宮座論梅、木々の成長と花付の良さに驚きました。

ここまでになるには、おそらく樹医さんなども加わり、手入れをしたのだろうなーと思い、インターネットで調べてみると・・

ありました、ありました。
新富町職員の方のブログ記事。

 新富職員ブログ 2013年2月16日 湯之宮座論梅 再生への道のり

老木であることからの樹勢衰退に加え、平成5年には台風被害(台風13号でしょうか?)、平成17年にはコスガシバという蛾の幼虫による被害を受け、座論梅存亡の危機があったようです。

私が前回訪れたのが2008年(平成20年)ですから、まだ回復への道半ばといったところだったのでしょう。

今年も綺麗な花を咲かせ、楽しませてくれてありがとうと、木に、根に、大地に、気候に、お世話をしてくれる方々に、感謝する気持ちを忘れないでいたいですね。

それともう一点、今回、周辺が立派に公園化、整備されていて、駐車場や綺麗なトイレ、芝生の広場などもあり、驚きました。
そのことも書いてありました。

平成22年度からは、周辺環境の改善と公園としての活用のために、周辺整備事業を始め、口蹄疫被害発生のさなか地元湯之宮地区の方々にご理解いただき、集会所の移設を行い、平成23年度にはトイレの整備を、今年度は増殖梅園や多目的広場、道路や駐車場の整備を行いました。


施設のお年寄りの方なども 入れ替わり立ち代わり訪れ、憩いの場となっておりました。

当サイト内 関連 WebPage
湯之宮座論梅
 

フーデリー店頭販売「若鳥のもも焼き」

新田原基地にも近いので時折F15の爆音が・・メジロ撮影用に600mmズームを持参していたので、基地周辺に寄り道したい衝動に駆られるが、時間も遅くなったし断念、帰りにフーデリー佐土原店に寄り、店頭で焼いている「若鳥のもも焼き」を買って帰った。
フーデリーの店頭で焼いている骨付の「若鳥のもも焼き」(2本入りパック500円)旨いです。
毎日出店しているわけでは無く、店舗により曜日が違います。
当方は、霧島店(木曜日)か赤江店(金曜日)で買ってます。
一度食べてみてください。

新田にゅうた神楽

例年、2月17日は、新田神社の春季大祭で「新田神楽」が奉納されるのですが・・今年はコロナで中止か、奉納があっても関係者だけで一般見学は出来ないのだろうなー、折角、昨年9月、県の無形民俗文化財に指定されたというのに・・残念。

長さ7m、太さ20cmほどの藁縄を大蛇に見立て、真剣で一刀両断する勇壮な神楽、通称「蛇切り」は一番人気です。

新富町 新田神楽 神楽(通称蛇切り)
新富町 新田神楽 神楽(通称 蛇切り)



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