宮崎県版GoToキャンペーンは日向市のクラスターで延期?
Posted morimori / 2021.04.11 Sunday / 07:40
【 追記 】 その後書いた記事も併せてご覧ください。
➡ 宮崎県内宿泊最大90%割引き?「ジモミヤタビキャンペーン」
宮崎県は、一昨日(4月9日)、新型コロナウイルスの「第3波」で大きな打撃を受けた観光・宿泊業を支援しようと、
県民対象の県内宿泊旅行の割引キャンペーンを実施すると発表しました。
これは、政府は3月26日政府が発表した。GoToトラベル再開までの一時的なつなぎ「地域観光事業支援」を利用したものと思われます。
「地域観光事業支援」概要
GoToトラベル事業が再開するまでの間、感染状況が落ち着いている「ステージ2相当以下」と判断した都道府県が行う県内旅行の割引事業を財政的に支援する、「地域観光事業支援」を実施する事を発表。事業の総額は約3,000億円で、GoToトラベルの予算を流用。
一人一泊当たり5,000円を上限として、国から当該都道府県に補助金を交付。
また、旅行への割引支援と併せてクーポン等で土産物屋、飲食店、公共交通機関などの地域の幅広い産業に裨益する支援を実施する場合、一人一泊当たり2,000円を上限に追加して補助金を交付する。
4月1日(木)以降、準備が整った都道府県から順次開始、当面5月末まで実施することを基本とし、予算規模は総額で約3,000億円を予定。
旅行代金が1人1泊10,000円の場合 最大70%の支援を受けることが出来るという事でしょう。
詳細は ➡ 地域観光事業支援の実施について(国土交通省観光庁)
感染状況を見るための「ステージ」
- 「ステージ1」医療提供体制に特段の支障がない段階
- 「ステージ2」感染者の漸増や医療提供体制への負荷が蓄積する段階
- 「ステージ3」感染者の急増や医療提供体制における大きな支障の発生を避けるための対応が必要な段階
- 「ステージ4」爆発的な感染拡大や深刻な医療提供体制の機能不全を避けるための対応が必要な段階
ジモミヤタビキャンペーン
宮崎県民対象の観光宿泊支援 いわゆる"宮崎県内版GoToキャンペーン"のようなものかと・・。概要
1泊一人上限5千円で、宿泊代金や日帰り旅行代金を最大50%助成。
助成金のほか飲食店や公共交通機関で利用出来るクーポンを一泊一人最大2千円分付与するほか、平日はこれに最大2千円分を上乗せする。
事業開始の時期や利用期間などは近く公表。
予算額は31億9530万円。 との事。
他県では高知県が既に「高知観光トク割キャンペーン」を発表しているようで、4月29日から5月31日までの期間に県民が行う県内旅行が対象のようです。
九州内では・・
※ いずれも地域観光支援事業 県民のみのプランです。
佐賀県 佐賀支え愛宿泊キャンペーン 期間:4/15〜5/31
長崎県 ふるさとで“心呼吸”の旅・第2弾 期間:4/15〜5/31
大分県 新しいおおいた旅割 期間:3/20〜5/31
鹿児島県 今こそ鹿児島の旅・第2弾 対象期間:4/24〜5/31
私も、先日までは宮崎県内では感染者も少ないし、宿泊業界、観光関連などへ、県独自の救済事業(県内でGoToキャンペーン)を行えば良いのにと思っていたのですが・・
しばし落ち着いていた宮崎県で再び新型コロナウイルスへの感染が・・・
日向市でクラスター(複数の店舗)日向・東臼杵は「感染急増圏域」に
宮崎県内では10日、新たに26人の新型コロナウイルスへの感染が発表されました。新規感染者のうちクラスター関連は日向市の20〜40代の男女21人、都農町の20代男性、宮崎市の30代女性。
8、9日に発表した門川町と宮崎市の20代男性計4人の疫学調査の過程で日向市の繁華街で感染が広がっていることが判明した。この4人を含め今回の日向市のクラスター関連は計27人となっている。
利用した飲食店が少なくとも10店舗以上に渡っており、感染者はまだ増えそうです。(追記:11日の感染者は、宮崎 1人、門川 1人、日向 6人 計8人でした。)
また、新たに2人が変異したウイルスに感染した疑いがあるということで、県内で変異ウイルスに感染した疑いがある人は、合わせて4人になった。
日向・東臼杵圏域 最も深刻な「感染急増圏域」に指定
宮崎県は10日の夕方開いた対策本部会議で、日向・東臼杵圏域について県の感染状況区分で最も深刻な「感染急増圏域」に指定。そのうえで、日向市の飲食店を対象に今月12日今月30まで営業時間を午後8時まで、酒の提供は午後7時までに短縮するよう要請することを決めました。
県は日向市の飲食店を対象に一斉検査を実施しており、2〜6日に同市上町、本町、都町の酒類を提供する飲食店を利用した客らに相談窓口への連絡を呼び掛けている。
宮崎県内版GoToキャンペーンは延期か・・
「感染急増圏域」赤県域(日向、東臼杵)が出てしまった今となっては延期するしかないかも知れない。予約がはじまってから中断となると混乱を招くし、判断も鈍ると思う、そういう意味ではタイミング的には良かったのかも知れない。そう思うしかない。
年末年始の行動自粛や1、2月のプロスポーツキャンプの無観客実施などで宿泊予約数は前年期比約60%減となっているとか・・
僅かの望みをかけていた方もいただろう。
耐えきれなくなるところも出て来るかも知れない。
国内でワクチン接種が浸透するまでは、このような状況が続くのか・・・
2回目のワクチン接種が完了したのは49万人
国内の新型コロナワクチンの接種人数ですが、2回の接種が完了したのはまだ49万人との事。➡ チャートで見る日本の接種状況 コロナワクチン(日本経済新聞サイト内ページ)
たまたま4月7日に、門川町・日向市行ったので気になっていた。
もっとも飲食店は、いつもの如くお昼に「天領うどん」しか利用してないが・・。
日向市・東臼杵方面はしばらく自粛ですね。
日向・東臼杵エリア 施設等の閉館などについてのリンク(4/11時点)
【まとめ】市内公共施設の開館状況等について(4月11日更新)(日向市)(道の駅日向、道の駅とうごう、※道の駅ほそしまは通常どおり営業します。との事)※海の駅ほそしまの誤記ではないかと思います。
町有公共施設の休館について(美郷町)
(観光関連では、南郷温泉 山霧、西の正倉院・百済の館、中小屋天文台、黒木滞在宿泊施設「黒木の郷」、石峠滞在宿泊施設「美郷と、」、水清谷オートキャンプ場、板ヶ原オートキャンプ場など閉鎖)
門川町、諸塚村、椎葉村については4/11現在記載無し。
【 4/11追記 】 NHK宮崎NewsWebより一部引用
今回の日向市のクラスターでは、関係する飲食店は酒を提供する20店以上に上り、感染者数は、従業員と客、それにその家族も含めてこれまでに27人になりました。
市町村別では、日向市が21人、門川町が3人、宮崎市が2人、都農町が1人です。
また、11日、感染が発表された8人のうち7人が、このクラスターの関連とみられています。
さらに、これまでに検査を進めているおよそ400人以外に、およそ900人について11日から検査を始めたということで、関連する感染者はさらに増えていくおそれがあります。
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