今年も 木城町 石井記念友愛社 石井十次資料館前の水田で「こいのぼり」
Posted morimori / 2023.04.10 Monday / 23:13
鯉のぼり(石井記念友愛社 石井十次資料館前の水田)
木城町の社会福祉法人・石井記念友愛社 石井十次資料館前の水田で、今年も、約150匹のこいのぼりが掲揚され悠々と泳いでいるとの事、こいのぼり約150匹は寄贈されたもので同法人が運営する児童養護施設・石井記念友愛園や保育所の子どもたちが健やかに育って欲しいと毎年掲げられているもの。(写真は昨年撮影したもの)今年は5月13日までとの事です。
鯉のぼり(石井記念友愛社 石井十次資料館前の水田)
宮崎日日新聞によると、各施設の職員や子ども、後援会「石井十次の会」の会員ら約50人が作業。3本のワイヤーに約50匹ずつ結びつけるなどしたようです。
鯉のぼり(石井記念友愛社 石井十次資料館前の水田)
写真的には・・
青空と雲、鯉のぼりが、風に乗り軽やかに泳ぐ姿、そして水田の水面に 鯉のぼり リフレクション、以上が描く理想なのですが、今回のように風が少し強いと水面は波立ち、鏡のようには映ってくれません・・両者は相反するものですから加減が難しいですね。
予報で天候や風をよんで何度も通わないと、難かしそうです。
「こいのぼり」の撮影は、風次第といったところでしょうか。
完全無風で、垂直に垂れ下がった「メザシ状態」だと最悪ですよね(^^;)
GoogleMapの航空写真にこいのぼりが映っていた
下記 Google Map 航空写真を見たところ 鯉のぼり写ってますね。
➡ Google Map(航空写真)
この場所は、木城町と西都市の境に位置。
こいのぼりのある田んぼ自体は西都市側ですが、主動・企画元などを鑑み、このブログ、写真での表記は、木城町 石井記念友愛社 石井十次資料館前の水田としました。
石井記念友愛社「方舟館
中央に見える三階建ての建物は「方舟館(はこぶねかん)」 岡山で孤児救済活動を行っていた石井十次が、理想的農村共同体を築くために開墾した茶臼原台地に建てられた、職員の集会等に利用された建造物である。方舟館では、開墾事業や孤児院の運営が行われた。大正14年に現在の場所に移築され増築も行われている。
2階屋根上には鐘楼が設けられ、募金活動で造られた「アンジェラスの鐘」が地域の人たちに朝夕の時を告げていた。
十次の孤児救済の精神を表す建造物として、周囲の静養館等と一体となった歴史的景観を形成している。
※2017年11月 国の有形文化財に登録
石井記念友愛社 石井十次資料館
社会福祉という言葉もなかった時代に、生涯を通じてのべ3000人の孤児を預かり、育て上げた児童福祉の父、石井十次。
その獅子奮迅の活動と強く温かな精神は、時代を超えてもなお耀きを放っている。
➡ 石井十次|宮崎県郷土先覚者(宮崎県)
➡ 宮崎の先人たち 3000人の孤児の「お父さん」石井十次(宮崎県)
天は父なり 人は同胞なれば
互いに相信じ 相愛すべきこと 大正二年 石井十次
今 この言葉はより一層 私たちの心に響きますね。
上記にはこんな一節もあった。
米沢藩の財政を立て直したことで知られる上杉鷹山の兄、秋月種茂(1744〜1819)は高鍋藩主として間引きを禁止し、三人目の子供が生まれると毎日米二合を支給するなど、日本で初めての児童扶養手当制度を確立した名君だったといわれる。そうした弱い者を見過ごしにしない高鍋藩独特の気風は、母 乃婦子(のぶこ)を通じて十次に深く根ざしていった。まさに現在に通じるものが・・
そんな石井十次 / 高鍋藩主 秋月種茂の功績を想いつつ「鯉のぼり」を見るとまた感慨深いものになろうかと・・。
マンガ 児童福祉の父 石井十次(宮崎県サイトへリンク)
駐車場について
こいのぼりの見学者もおそらく石井十次資料館の駐車場(GoogleMap)(それ程広くない)を利用出来ると思いますが、当方は、車が視界に入らないよう(他の方の写真に写り込まないように)、少し離れたこの辺り(GoogleMap)の路肩に寄せて停めました。都城市庄内川の堤防でも「こいのぼり」150匹
都城市庄内川の堤防でも、10mを越える竹竿30本に、こいのぼり150匹が掲げられているとの事です。こちらも5月13日まで。空気が澄んでいると霧島連山を背景に「こいのぼり」が映えるのですが・・・
駐車場
荘内商工会青年部によると、駐車場は 対岸にある都城酒造M'sガーデン様をご利用くださいとの事です。
平日のみ、徳石石油様の駐車場もご利用可能とのことです。
都城市 庄内川堤防の こいのぼり(過去の撮影)
日之影町でも、日之影川河川敷で「日之影川こいのぼり」が 開催されます。
日之影川への鯉のぼり掲揚は、子ども達の健やかな成長を願って、日之影町商工会青年部が実施。
約400匹の鯉のぼりが、日之影川を泳ぎます。
日之影川と五ヶ瀬川の合流地点、青雲橋のすぐ下です。
日南ダムでも、例年GW前から後にかけ「鯉のぼり」を掲げていますので今年も見られるだろうと思います。
ハナモモの木に着生させている、 デンドロビュームが咲いてました。
紐で木に巻き付けておくと根を伸ばし簡単に着生、毎年この時期に咲きます。
県庁前のクスの木や、高千穂通りの並木などにも デンドロビュームを着生させてますね。
そろそろ咲き始めているかと思います。
機会があったら上を見上げて見てください。
風景写真を撮る方はこの時期、黄砂も気になりますね。
4月12日〜14日の間は注意が必要とか。
➡ 気象庁 黄砂予報
最近はあまり話題になりませんが、視界が気になる方はPM2.5も要チェックです。
➡ PM2.5
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