西都市「記紀の道」沿いで大賀ハス(古代ハス)が見頃
Posted morimori / 2023.07.13 Thursday / 18:08
【お報せ】「大賀ハス」(古代ハス)WebPage作成しました。
➡ 西都市「記紀の道」沿いの「大賀ハス」(古代ハス)
【 追記 】 2024年(令和6年)「西都原の「ひまわり畑」は「土壌回復作業」のため休止するとの事です。
➡ 詳細はこちらの記事に記載
西都市観光協会サイトに 一週間前(7/5) 「記紀の道」無戸室の前のハス田で「大賀ハス」が見頃との情報が掲載されておりました。
昨日(7/12)、NHK宮崎の夜のローカルニュースでも「大賀ハス」が見頃とのことでしたので、西都原古墳群のヒマワリ見学と併せ、早起きして出かけて来ました。
ハスの花は7時〜9時頃に全開となり、お昼頃には閉じ始めますので出来れば9時頃までに行くことをおすすめします。
この日、ざーと数えて約50本が開花しておりました。
さらにツボミの状態のものが約30本程、ハスは3-4日間程開花を繰り返し散るようようなのでで、もうしばらく楽しめるのではないでしょうか?
西都市 記紀の道沿いの大賀ハス
縄文時代にも咲いていた「大賀ハス」
「大賀ハス」は 千葉県の縄文時代の遺跡で発見されたハスの種を、植物学者の大賀一郎博士が開花に成功させたものの子孫で、古代ハスとも呼ばれています。観賞用や食べ物としての植物は、人の手に依って品種改良が何度もなされていますが、大賀ハスは2000年前の姿で開花しているので「世界最古の花」と言えます。
動画(Youtube) 千葉市公式チャンネル
(以下の動画が枠内で見られない場合、Youtubeリンク先でご覧ください。
PDF(千葉市県公式サイト)(動画とほぼ同内容)
時を越え、情熱が咲かせた軌跡の花 オオガハス 作画:鈴木真澄
「大賀ハス」について詳しくはwikipadiaを参照してください。
wikipediaによると
九州で 大賀ハスが移植された施設としては、
吉野ヶ里歴史公園(佐賀県吉野ヶ里町、神埼市)
聖光寺(佐賀県多久市)
熊本国府高等学校(熊本県熊本市)
記紀の道(宮崎県西都市)が掲載されておりました。
小さいハス田の分、花を間近で見る事が出来ます。
このハス田の面積はさほど広くなく、近くで見る事が出来ます。スマホなどでも手軽に写真を撮れると思います。
丁度この時期、近くの西都原古墳群のヒマワリも見頃ですし、一緒に見学されてみてはいかがでしょう。
西都市 記紀の道沿いの大賀ハス
ひさかたの、雨も降らぬか、蓮葉に、溜まれる水の、玉に似たる見む (万葉集)
意味:雨が降らないでしょうかね。蓮の葉にたまった水が玉のようになるのを見たいものだ。
西都市 記紀の道沿いの大賀ハス
「稚児ヶ池」から移植
元々「大賀ハス」は 西都市の住民グループ「大賀ハスを育てる会」の方々が2010年に千葉県より根4本を譲り受け、近くの「稚児ヶ池」で繁殖させていたのですが、花数が少なく、以前 当方が見学した時も数本しか見る事が出来ませんでした。今年、「妻北地域づくり協議会」の方々によって記紀の道沿いにハス田が作られ、「稚児ヶ池」から大賀ハスを移植したようで、この記紀の道沿いにあるハス田は、条件(土と水温?)が良かったのか、移植して多くの花が見られるようになったようです。
➡ 大賀ハス(古代ハス)の植栽 (妻北地域づくり協議会 6月22日)より引用
"令和5年度から、妻北地域づくり協議会の環境安全部(水本部長)で記紀の道沿いにハス田を作り、大賀ハスを移植しました。
田んぼの土と水温が適合したのか、今年は沢山の花が咲きました。
6月22日に確認したところ、まだ開花していない花芽を18個確認しました。
今年はまだまだ可憐な大賀ハスを鑑賞できるものと思います。"
その後、別の機会で、ハスを育ててらっしゃる方と話す機会があったのですが、株分けして移植すると、活発になるような事を仰ってました。
西都市 記紀の道沿いの大賀ハス
西都市 記紀の道沿いの大賀ハス
西都市 記紀の道沿いの大賀ハス説明版
「大賀ハス」写真だけ見れば、「普通のハスじゃん!」と言われそうなのですが(^^;)
太古の地層から生まれたハスが、古の地 西都原近くの記紀の道で花咲く!
まさにロマンですね。
「記紀の道」について
「記紀の道」は、宮崎県西都市に語り継がれる日向神話の伝承地をつなぐ、歩いて1時間の散歩道です。➡ 記紀の道(公式サイト)
ドキュメンタリー映画「みちのみちのり」
ドキュメンタリー映画「みちのみちのり」フライヤー
以下はドキュメンタリー映画「みちのみちのり」の予告編です。
(以下の動画が枠内で見られない場合、Youtubeリンク先でご覧ください。
今回の撮影場所:➡ GoogleMap
すぐ近くに特設駐車場がありました。(案内板あり)
➡ 西都市観光協会作成マップ
日が照って来たので8時頃退散、次なる目的地 西都原へ向かった。
7/13 西都原へ向かう途中、スイレンもみてみましたが、あまり咲いておりませんでした。
当サイト内 ハスの花の関連WebPage紹介
➡ 「湖水ヶ池」のハス」(新富町 湖水ヶ池公園)
➡ 「ロータス園勝岡」のハス(三股町 勝岡小学校前)
/ ここまで「大賀ハス」の話題でした。
西都原古墳群のヒマワリ ほぼ満開 見頃です。
大賀ハスの場所から 西都原古墳群のある西都原台地まで「石貫階段」を169段登れば歩いても20分程度の距離ですが・・暑い最中ですし・・ゆるく車で移動しました(^^;)西都原古墳群のひまわりは、西都市が2010年から口蹄疫からの復興のシンボルとして、毎年植栽しています。
今年は5月末より約6ヘクタールの畑に種をまき、7月に入って開花を始め、16日ごろに開花のピークを迎える予定とのこと。
西都原古墳群のヒマワリは、満開に近かったです。
(追記:西都市観光協会によると、7月14日現在満開との事でした。)
ひまわりは小振りな品種ですが、これから花はもう少し大きく成長すると思いますので、一番の見頃はもう少し先かも知れません。
朝方1時間程、9時前頃まで滞在、少し青空が広がったので撮影しました。
西都原古墳群のヒマワリ 2023/7/13 撮影
西都原古墳群のヒマワリ 2023/7/13 撮影
ヒマワリの中にコスモス一輪 2023/7/13 撮影
西都原古墳群のヒマワリ 2023/7/13 撮影
西都原古墳群のヒマワリ 2023/7/13 撮影(4Kサイズ拡大画像)
ひまわりの撮影
ひまわりは、太陽を向って咲いているとか言われていますが、概ね東方向を向いてます。なので東方向からの撮影が基本と思っております。
カメラのアングル・位置ですが、ケースバイケース、現地で植栽(種まき)のレイアウトを見て、ひまわりが間延びせず一番見映えする方向、高さで撮る事に心がけてます。
途中、夏っぽい雲も加わり、今週末には梅雨明けとなりそうな空でした。
今回の撮影場所:➡ GoogleMap
(R318沿いにある駐車場のすぐ近く。午前中早い時間が順光)
➡ 西都市の1時間天気予報
連日、日中は暑いです。暑さ対策、水分補給をお忘れなく。
朝の多少気温の低い時間帯がオススメです。
ヒマワリ畑は秋のコスモス植え付け準備のため、7月24日(月)より刈り込みを開始予定との事。緑肥としてすき込むのだろうと思います。
西都市観光協会によると、7/22(土)・23(日)限定で ヒマワリを好きなだけ摘み取りお持ち帰りOKとの事です。
なお、無料で摘み取れるのは7//22(土)・23(日) 2日間のみとなりますのでご注意ください。
また、花畑内での事故等については、一切の責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。との事です。
ひまわり摘み取り(過去に撮影した写真・イメージ)
ヒマワリを持ち帰りたい方は、剪定ばさみ、包む新聞紙、水揚げの為のこぼれないような工夫をした入れ物など用意しておくと良いです。
当サイト内関連WebPage
➡ 西都原古墳群のひまわり
淡麗グリーンラベル GREEN JUKEBOX(居)篇 60秒(西都原ロケ)
同メイキングなど
GoogleMap
ロケ場所(ストリートヴュー)
5月頃の撮影ではないでしょうか?
宮崎・ソウル線(アシアナ航空) 9月27日から(水)(金)(日)週3便で運航再開が決まったようです。
宮崎空港の国際線カウンターは長らく消灯されておりました。
国際定期路線が復活するのは3年半ぶりです。
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