船引神社神楽 歳旦祭(元旦祭)夜神楽
Posted morimori / 2024.01.05 Friday / 23:17
年の終わりは 神楽 - 年の初めも 神楽
年の晩(23:30頃)から元旦(3:00頃)にかけ、船引神社(宮崎市清武町鎮座)で、歳旦祭での年越しの元旦夜神楽があり、出かけて来ました。
例年春分の日に開催されている「船引神楽」の春神楽は、過去に何度か見学した事がありましたが(船引神楽 春神楽 WebPage)、歳旦祭での夜神楽は今回が初めてでした。
詳しい内容は、以下リンク先に5ページ構成・約110枚の写真を掲載しましたので詳しくは以下をご覧ください。
➡ 船引神社神楽 令和6年 歳旦祭夜神楽(全5ページ)
宮入り
宮司・神職・舞手などが神庭で神事を行う。神庭が設えられた横にある樹齢900年の大クスの幹はまるで壁のようで、右脇の丸い影が「天岩戸」を想像させる。
宮入り
三人脇入れ
剣舞の脇に一人宛入れて舞うから「脇入れ」と言う。三人脇入れ
神体舞
天鈿女命が天の岩戸にお隠れになった天照皇大神にお出まし願う舞。神体舞
一番舞
神楽舞の始まりで、神々の御降臨を願う。一番舞
注連鬼神
天の安河原に神々を集める鬼神の舞。注連鬼神
めご舞
ユーモラスな半面、五穀の誕生から国造り人造りの由来を神主との問答の中で披露する。意味深長な内容のもの、種の起源、農耕文化の起源を説く舞。めご舞
柴舞
柴を盆に入れて撒く清めの舞。花舞とも言われる。柴舞
剣舞
剣を持って舞う魔除けの舞。剣舞
輪舞
神事の茅の輪くぐりにちなんだ舞で、邪神を和める舞い。輪舞
三笠鬼神
三笠鬼神は暴風を静めて貰うように風の神に頼むが、聞き入れないので鬼神が怒り敢然として、風の神に挑む舞い。三笠鬼神
戸開鬼神
手力男の命が天の岩戸を開く神楽。戸開鬼神
箕取り舞
豊作を感謝する舞で、女装して箕みを持って舞い、穀物を風選する仕草がある。杵を持って舞い、餅つきの仕種をする。箕取り舞・杵舞は関連がある。箕取り舞
杵舞
竪杵で箕に乗せた餅をつく所作がある。杵舞
杵舞 せんぐまき(餅まき)
餅つき が終わるとと餅まきを行う。杵舞 せんぐまき(餅まき)
詳しい内容は、以下リンク先に5ページ構成・約110枚の写真を掲載しましたので詳しくは以下をご覧ください。
➡ 船引神社神楽 令和6年 歳旦祭夜神楽(全5ページ)
船引神社「雲竜巻柱」
今年は「辰年」と言うことで・・今回、歳旦・元旦神楽奉納を見学後、撮影した船引神社本殿前にある「雲竜巻柱」です。
「雲竜巻柱」は 高さ2m35cm、幅20-30cmで、嘉永6年(1853)11月に宮崎本郷北方の大工 川崎伝蔵によって作られたものとか。
本殿および周辺は、保護用の建屋で覆われており、外からはガラス越しにしか見ることが出来ませんが、昼間と違い夜はガラスの反射が目立つことなく幻想的な「雲竜巻柱」を見る事が出来ました。
船引神社「雲竜巻柱」
あとがき・・・
年の晩だけど・・好きな焼酎をガマン!念願の船引き神社歳旦夜神楽見学だし・・・ 年の晩、紅白の途中で、23時前に家を出て、船引神社に23時頃に到着、駐車場が心配でしたが、神社隣の空地に設けられた広い特設駐車場があり、そこにはまだ5台程度しか駐車してなく、余裕で駐車出来ました。ただ、年が明ける頃になると、多くの参拝者、神楽見学者で賑わっておりましたので、駐車場も後に混雑していたのかも知れません。境内に設けられたテントでは「おでん」「酒」などの振る舞いもあり、神楽の見学も最初から最後まで多くの方で賑わっておりました。
写真のこと・・・23時頃 神庭前に設けられた見学者用のイス席にはまだ数名しかおらず。最前列右側を確保した。
ここからなら超広角レンズを使えば大クス全景・神庭全景(楽の方々含む)をおさめることが出来そうだし、見学者・他のカメラマンなどもフレーム内に入ることもないので都合がいい。
ここで撮る分には周りにも迷惑をかけるようなことはなさそうなので、今回は三脚を据えてここで最後まで撮ることにした。
夜神楽では、ストロボ(フラッシュ)の使用は(舞手にも見学者にも)迷惑なので、当方は使わなよう心がけております。
今回は照明もそこそこ明るく、絞りF2.8 / 感度 ISO6400で撮れば、動のきある舞もそれなりに歩留り良く撮る事が出来そうだ。
ただ、数カ所ににある照明光源の色温度の違いからでしょう、カメラのオートWBで撮ったところアングルによっては若干緑がかった色調になってしまったものもある。フラッシュを使えば、この辺りの問題は解決すると思いますが、はたしてその為にだけフラッシュを使う価値があるは?
コロナ禍前は、年10回以上 各地の神楽に出かけておりましたが、昨年は 3回だけ・・ 年末に4回目の神楽を見ることが出来てなによりでした。
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