宮崎県立総合博物館にある　ヤマザクラの古木　伐採されました。

ヤマザクラ逝く・・

宮崎県立総合博物館にある　ヤマザクラの古木、先週金曜日　開花を確認しました。
今日あたりそろそろ見頃かな？と思い、楽しみに出かけると・・

花が見えない・・
いや・・　
まてよ　木　自体が無くなってるではないか・・。

えーーーー　うそぉーーー

愕然としました。

まさに「青天の霹靂」



伐採したようです。

木が弱っていたらしく、数年前から倒木の恐れがあるとのことで、少なくとも数年前から年立ち入り禁止の表示や、周りにロープで囲って立ち入らないようしておりました。
今日、来ていた方によると、数日前は３分咲き程に咲いていたようでした。
今年は開花が遅れ、開花中に伐採することになってしまったのでしょう。

中央に空洞が出来てますね。
養分や水分を吸い上げ木全体に運ぶ機能は木の表皮のすぐ下の層で行われている為、中心部が腐って無くなっても毎年立派に花を付けきたようです。
ただ、空洞になるった分、強度が無くなり、強風などで木が折れる可能性が高くなるようです。
昨年、日野市で空洞により折れた倒木による死亡事故もありました。樹木の疲労が蓄積され、自然に折っれる事もあるようなので、安全を考えると伐採は已む無しという事だったのでしょう。



このヤマザクラ樹齢何年だったのでしょう。
博物館と同じ位の歴史があったのだろうか？

明日(3月15日)、民家園で恒例の　春まつりイベントで多くの方が訪れるので、安全を考え、その前に伐採したのでしょう。

致し方ない事ですが、毎年、楽しみにしていたただけに残念です。

長い間、楽しませてくれて　ありがとう！